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リンゴを潰す握力の向こう側

リンゴを潰す握力 コインを曲げる握力

握力は強さだと刷り込まれてきた。単純に握力が強ければパンチ力も強いと。握力へのあこがれは強さへのあこがれでもある。

では、具体的にいくつ握力があればリンゴはつぶせるのか、握力70kgを超えればつぶせる。しかし、指先を食い込ませじわじわつぶすのではなく、ぐわっと一気につぶしてリンゴジュースにしてしまうには、もっと高い握力、80キロ以上と力の集中が必要になる。また、手の大きさにも左右されるのでこれは鍛えようがない。

見栄えよくリンゴを潰すのはなかなかハードルが高いのだ。

握力を鍛えるのは難しい。
ハンドグリップ、指たてふせ、懸垂、アームカール リストカール リバースリストカール
どれもいいのだが、鍛える場所が小さな筋肉の集まりなのでなかなか効果が出ない。続けているとジワジワ握力が上がってくる感じなのだ。また、筋肉が小さいので無理をしすぎると怪我をしやすい。特に指たて伏せなど関節を痛めやすいので注意が必要。

やっぱりこの人
大山倍達総裁、握力=強さの刷り込みの原点はこの人にある。コインを曲げる握力があれば牛も叩けば殺せる。親指だけで逆立ちできる間はどんな人間と戦っても負けない。とか数々の握力に関する断言をなさっている。コイン曲げについては良くわからない。単純な握力では曲がらないだろうし、仮に硬貨が曲がる握力の集中があった場合、人間の指先の強度がそこまで持つだろうかという物理的疑問もある。骨とコインの圧力に指の肉が裂けてしまうのではないかという予想である。

しかし、怪力法という本を書かれた、日本ボディビルの開祖とも言える若木竹丸さんという方と一時期一緒にいたことがある、と総裁はご著書で書かれている。若木竹丸さんもコインを曲げることのできる力をお持ちだったようで、一説によるとコイン曲げのやり方を教えたのは若木竹丸さんだといわれている。

ありえなさのイメージを刷り込む
空手バカ一代に登場するコイン曲げのビジュアルイメージが強烈で、あまりに人間離れした超人技に洗脳されていた。親指と人差し指の2本指で相手の面前にコインをかざし、そのまま「うっむぅ!」と力をこめて硬貨を曲げるシーンがある。

大山総裁はこのようなやり方で曲げたとは一回も言っておられないが、このイメージが強烈すぎて一人歩きしてしまった。握力192kgギネス世界記録のサミュエルソンでも不可能な曲げ方だろう。

実際は
手のひらに乗せたコインを指でグーッと押し込んでゆがませてから曲げると書かれている。
それでも、人間業ではないが、真偽のほどは確かめようが無い。

極真の機関紙によると亡くなる前に支部長合宿の席で試しにやってみようか、とコイン曲げを試されたとある。「いやーやっぱりむりだねぇ」とおっしゃって、途中で止めたそうだ。そりゃそうだ、70歳近くになっての話だから。しかし、その後支部長たちが騒ぎ出して、騒然となったと言う。なんと、コインが少し曲がっていたというのだ。

信じるか、信じないかはあなた次第です。というとんでもないパクリで終わるわけにも行かないので、もうちょっと書くが、極真空手にあこがれて武術を始めた人間には夢のある話だ。

握力と○○の関係
メンタリストDaigoさんがニコニコで語っていたが、握手をすると相手の初体験が早かったか遅かったか(男限定だが)がわかるという。

気楽に握手すると相当な情報を相手に与えてしまう。たしかに、握手すると全力で握って無くてもこの人握力有るな、とかはなぜか分かるような気がする。

研究によると握力の強さとテストステロンのレベルは相関があり、握力が強い=レベルが高い=欲求が強く、性体験が早い、多い、となるのだ。

うーん、どうなんだろう。個人的にはそんなに早くも多くも無かったような。小学校4年生の体力測定で握力45kgあったので、けっこう強いほうだと思うのだが。

はい、欲求は人一倍あって助平だけど、ぜんぜんもてなかったからなあ。
なんか、さびしい話になったので終わります。

この記事へのコメント

   
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プロフィール

ハイキック
ほんとは出来ないハイキック。 股関節を痛めてしまって。 でも、まだまだ鍛えることはあきらめていません。 

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