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断食

さて断食である。今日で3日目の水だけの完全断食だ。あ、いや今日はコメダ珈琲で嫁とモーニングに行ってコーヒーだけ飲んだんだ。トーストや卵は嫁に食べてもらった。

珈琲の効果は素晴らしく断食3日目でも覚醒感が強烈で午前中感じていた体のだるさや動くのもおっくうな感じが吹き飛びお昼からは母の介護に行き昼食と夕食の用意をする間にHIITとシャドウを3分動き続けることが出来た。ウエイトもやるか、と思ったが止めておいた。

一応3日の断食と決めていたので明日から復食だが、もともと一日1〜2食なので朝は食べないし、昼も食べたり食べなかったりである。断食特有の万能感と自己効力感がすばらしくもう少し続けてもいいかと思う時もある。

昔から時々断食していた。最初は一人暮らしを始めた20代前半で自分の限界に挑戦するつもりと自分を使った人体実験でどんな風になりどんな風に感じるかを試すために最初の頃は行っていた。

しかし何度も断食しては音を上げて、いきなりほか弁3個ドカ食いとか、断食道場の人が見たら卒倒するようなことを平気でやっていた。もともと胃腸が人一倍丈夫で断食してて急にドカ食いしても全く何ともなかった。

結果として体重は落ちるが、主目的はダイエットでは無く、断食をする目的は健康法と精神的なものである。
それから断続的に断食を行い最近は月に一度3日間の断食を行う今のペースに落ち着いてきた。

初日の空腹感と2日目の脱力感はまだあるがそれを過ぎた時の全能感、と言うとオーバーだが、スッキリした感じと普段の暴飲暴食をリセットできる感じが気にいって続けている。

医療従事者でも無いし専門知識も無いのであくまで一個人の見解なのだが、少しでも参考になることがあればうれしいので3日間の詳細を書いておく

1日目 前回の断食は2月22日、ほぼ1か月ぶりの断食を始めた。普段から朝食昼食は摂らないので午前中はいつもと変わらず。ただ午後はピーナッツやお菓子の間食を良くしていたのでお菓子やナッツ、アイスクリームなどが食べたくなる。お湯を飲んで我慢。

食事をしないとコンビニにも寄る必要が無いしスーパーにも用が無い。のっぺらぼうな一日を過ごす気分。普段良く買い食いしてるんだなとおもう。

午後から夕方にかけて眠気、すごく眠くなり運転が危なかった。普通は炭水化物や糖質を摂るとヤバいぐらい眠くなるのに、断食始めてここまで眠くなるのは初めて。こうゆう反応も1か月間の食生活の複雑な結果として出てるんだろうと理解している。初日は帰宅しても眠気が続くので早めに就寝。

2日目 目覚めはスッキリ。体は軽いが力が出ない。昼に母の介護のため実家へ。昼食と夕食の用意をする。
横になるほどでは無いがかなりきつい。

これはまだ体が糖代謝でエネルギーを得ている為と判断して強制的に脂肪代謝に切り替えるためHIIT(高強度インターバルトレーニング)を行う。最初は動くのもおっくうだったがタバタ式でラウンドをこなしていくごとにだんだん体が楽になってきた。

1セット12ラウンド終わると最初よりはるかに調子が良くなったのでもう1セット8ラウンドのシャドウを行う。これで脂肪代謝に切り替えが出来たかどうかは不明だが体調は午前中よりスッキリして力も出てきて動けるようになった。

空腹感はあるが飢餓感は無いので爽快と言ってもいい。ただ酒が飲みたくなる。特に日本酒やワインなどの醸造酒やビールなどが無性に飲みたい。ウイスキーや焼酎などの蒸留酒はそうでもないが醸造酒が飲みたくなるのは体が糖分を欲しがっているからなのだろうか。

断食中に酒を飲むのは絶対止めてください。と医者は言うが、何回か飲んでしまったことがある。いつものように何ともなかったがあまりにうまくて毎回飲みたくなるのを我慢するのが大変である。
夜はシン・エバンゲリオンを見に行く。視覚的にちゃんと終わったのはツボだった。

3日目
体はだるく軽い感じだが特に目立った変化は感じない。一応血圧を測る。すべて平常値で心拍も安静時55と変化無い。心拍が早く鼓動も感じたので計ってみたのだが何ともないようだ。

午前中にコメダでモーニングコーヒーを飲んだら強烈に覚醒してやる気が出てくる。以前1か月間カフェイン断ちをしたら禁断症状がひどかったが1か月後に飲んだコーヒーがあまりにすばらしくて、以来コーヒーは一週間に一回のお楽しみとしている。

断食中でも日曜日のコーヒーは飲む。やはりコーヒーは素晴らしい。
実家の母の介護で食事の支度と洋服の整理もやるほどの気力が湧いてくる。

3日目だがHIITをフルにやって少し汗をかく。体も軽く動ける。珈琲が脂肪代謝を助けてくれてエネルギー効率良くなっている感じがする。耐えられないほどの空腹と疲労を感じずに済んでいる。

断食中に運動をするのは何万年も続いた狩猟採取時代をイメージしているから。狩猟採取時代は空腹のときほど動き回って獲物や食物を探し回らなければなかったはずで、空腹だから動けないでは人類は存続できなかったはずなので断食中も原始の力を取り戻すイメージで運動している。ディスカバリーの全裸サバイバルでも最初の3日〜6日ぐらいはほぼ何も食べてないのに結構動いている。

夕方、嫁とイトーヨーカ堂に行き半額の食品を物色、明日の復食のための食材を買いに来たのだが、何をみてもうまそうでついつい買いすぎてしまう。本当は牛骨でスープを作りたかったのだがスープ用の牛骨を売ってくれる店が未だに見つからない。仕方ないので牛筋を2パック買ってブリのアラも安かったので買って煮つけ用の金目も買った。金目は母用。

3日目になると体も慣れてこのまま続けたいという思いと明日の複食が楽しみでたまらないという相反する思いで毎回迷う。複食のおいしさがまた素晴らしいのだが食べ方を間違えるとせっかく機能しだした脂肪代謝がすぐに糖質代謝に戻ってしまうので気を付けている。

糖質制限はしていないがなるべく減らしている。どうも糖質を摂りすぎると眠気と疲労を顕著に感じるようになってきたので、ほどほどに食べるように調節して食べている。1日に玄米麦ご飯を1/4合から1/2合にとどめているが、それでもおいしいもののほとんどが糖質なので通常に戻るとやはり食べすぎにはなってしまう。

時間の生まれるところ

時間の生まれるところ  武術の時間感覚

武術は対人で行う身体技術である。その中で速さは絶対ではなく相手に対しての相対になる。
つまり、相手から見えなければゆっくりした動きでも早い動きと言える。

そして生理学の研究で分かってきたのは脳が常に予測し補正をして動く器官ということで、理由は神経の伝達速度が意外に遅いのに、目に入る情報は光の速度で入ってくる。このままでは視覚情報と感覚情報のずれが生じてしまうので、そのずれを脳は常に補正しているそうなのだ。

そして体のすべての動きの制御はほぼオートで行われている。いちいち腕を動かす速さや距離を考えていない。今までの経験で予測を立てて勝手に脳が動かしてくれている。たまに、この予測が外れる時がある。

重いと思って持ち上げようとした時や、止まっているエスカレーターを歩い時など、脳の予測モデルと実際のフィードバッグが違うので、脳が躓いたようになり、うまく動けなくなる時がある。

どうも、武術はその予測モデルを崩して動く術理があるようなのだ。

そして、時間はどこで生まれているのかと言えば、対人間であればお互いの脳で生まれている。
その予測時間を裏切る技術が武術にはある。


雨だれを3回切った男


幕末の剣士、中村半次郎は居合の使い手だった。その居合は雨だれが一滴落ちる間に、3回鞘に戻ったという。どんなに高い軒先と考えても2.5メートル、そこから水が一滴落ちるのに0.7秒ぐらいだろうか。
今の我々が行う西洋的な身体動作ではどうにもできない速さである。仮に鞘に納めず抜き身でも0.7秒で3回振るのは想像できない。

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中村半次郎は維新後、日本初の陸軍少尉になった桐野利秋である。偉人を後世の人間が脚色するために作った大袈裟な話なのか、私はそうは思えない。振武館の黒田鉄山氏の居合演武を見るとそうゆうことを可能にする体の使い方、動きはあったのかもしれない。と思ってしまう。なめらかで、角の無い、起りが見えない、いつ鞘から抜いたのかさえ見落とすほどの居合だった。

破壊力は速さの平方に質量を掛けたものと何度も聞いた。少しでも早ければそれだけ攻撃力が強くなる。
しかし、人間が種として同じ身体構造で筋肉組織も同じならどんなに努力しても速さには限界がある。
つまり、人間が出せるスピードや力は上限が決まっていてそれ以上は構造的に無理と分かっている。
ところが、武術の世界ではそれを超えてるのではないかと思えるような話が多い。
一つには脳の通常の予測を裏切る動きで可能になる技術なのではないだろうか。

無拍子


相手と対面しているのに、突然間合いが詰まり何もできないうちにやられてしまう。
脳の予測モデルから、相手の起りが見えれば反応できるのだが、無拍子になると反応できない。
それはためない、けらない、動きなので、起りからの動きの予測をさせない。
無拍子とは違うが、コイン取りという遊びで、相手の手のひらの上のコインを相手の手の下に自分の手を位置させた状態から、相手の手が閉じるよりも早くつかみ取るという動きを見たことがある。
古武術研究家の甲野善紀さんが行って見せた動きだが、気配を出すとどんな人間でもピクッと反応して、手を閉じようとするが、甲野さんが行うと相手が全く動かないうちにコインを取られてしまっていた。
素早い、がそこまでのスピードとは思えない。しかし、起りを消すと人間は反応が出来ないようだ。

ちなみに、ブルースリーもコイン取りが出来たそうだ。

できるのか、脳のクロックアップ

できるのか、脳のクロックアップ


夢見たことは無いだろうか、自分だけ時間の流れが、ゆっくり見えたらいいのにと、高速で飛んでくるボールや振り下ろされる竹刀、いきなり繰り出されるパンチが高速度カメラで撮ったようにゆっくり見えたらいいのにと。

反射神経が鈍く球技が苦手だった子供の頃の私はいつもそんな夢想に浸っていた。どんな攻撃やパンチや凶器もよけることができ、多人数相手でも相手の攻撃が当たらない方法は、自分の時間軸が伸びればいいと。


加速装置


加速装置は、故、石森章太郎先生の「サイボーグ009」に出てくる島村ジョーに施されたサイボーグ手術だ。
装置をオンにするとあまりに高速で動くので周りからは動作の結果しか見ることが出来ず、映画のコマが飛んだように姿が消えてしまう。

その中でも印象に残っているエピソードがある。009(ジョー)が目を覚ますと、皆が止まってしまっている。すべてが静止した世界で一人取り残されてしまう。

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絶望しかけた頃にギルモア博士の手紙を発見する。そこには加速装置の一部、脳の制御系の故障により加速装置が切れなくなっているとのメッセージで謎が解ける。009が永遠と感じて絶望した時間はほんの数秒でしかなかったが、加速中の彼の脳は永遠の時間に感じていたのだ。

時間延長現象


まあ、そこまでは無理としても、反射神経や身体動作の速さは脳の処理速度の速さ次第なのではないだろうか。ならば、それを鍛える方法がみつかれば加速した世界も夢じゃないのか。実は、脳の処理速度が上がって時間延長現象が起きることがある。経験のある方もいるかもしれないが、事故が起きてる最中や死にかけてる時だ。いきなりすべてはスローモーションになり落下したり、激突したり、していくのを鮮明に認識する現象だ。もし、これを人為的に起こすことが出来れば加速装置も夢じゃなくなる。

見えなければ何も出来ない


自分の反応時間より早く物事が起こるとたいていは反応できない。気付いたら打たれてたり、終わってたり。

脳が認識して処理できないと何もできない。なので、もし、事故など危機的状況で脳が加速するなら処理能力も上がるはず、との仮説で時間延長現象の実験を行った科学者がいる。

ベイラー医科大学のDavid Eagleman氏は、すごく夢のある面白い実験を行った。手首に時計型の装置を付けて地上45メートルから紐なしで落とされる。(運が悪くなければ)大きなネットの上に着地する。

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イーグルマン先生の期待通り被験者達は大変な恐怖を感じて時間延長現象が起きたと報告した。だが、結果は期待したようなものではなかった。

具体的には被験者は腕時計を付けて通常読み取れないほどの速度で数字を表示する。そしてバンジージャンプを行い落ちながら腕時計の数字を読み取れるか実験したのだ。

時間延長現象が起きていれば加速した脳は高速で動く数字を見ることが出来たはずだが、何度やっても一人も見ることは出来なかった。だが、時間延長現象は起きていたという。これはどう考えればいいのか。


科学者の出した仮説的結論は時間延長現象は脳の錯覚であり、実際に脳が加速して時間が伸びているわけではなく、記憶のされ方が通常とは異なるのだ、とのこと。危機的状況の時に脳がターボモードには入るようだが時間間隔を伸ばすのではなく記憶領域をギュンと引き延ばして通常より詳細に記憶に焼き付けていく、なので後から思い返したときに時間がスローモーションで過ぎたように感じるようなのだ。

残念ながら、危険なトレーニングで自らを追い込み時間延長現象で脳を加速させて、相手のパンチが見えるようになると言うのは科学的にありえない話だった。

しかし、武術、武道の世界は奥深い。そんなありえない話も生理学も脳科学も無い時代に経験知として時間を操作して武術に活かしていた痕跡がある。それが、無拍子。

次回、無拍子

私が有機農法の農産物を食べないわけ

私が有機農法の農産物を食べないわけ


有機農法すばらしいか


有機農法は素晴らしい、そう思っていた。科学合成された肥料や農薬を使わず、なるべく自然な肥料、限定された農薬を使い、作っている。いわゆるオーガニック野菜だ。スーパーで見かける高いやつだ。
無農薬農法・有機農法・減農薬農法・自然農法などなど入り込めばたちまち迷う迷路のようになってしまった、自然で健康にいいとされる農法の数々。そんな迷路に素人が付け焼刃の知識で正しい選択なんて出来るわけもなく途中で投げ出してしまった。

これこそ理想だと思ってたアイガモ農法


アイガモ農法という水田でアイガモを放し飼いにして草や虫を食べさせ、さらに、アイガモが食べるときに水田の泥をかき回すので酸素が稲に多く供給されるという。que-14164224609.jpg


この農法を聞いた時は完璧なエコシステムだと思ったし、農薬を使わず除草もできなおかつ稲も丈夫になるという素晴らしい知恵だと感心していた。農業として成り立っているのも素晴らしい。農作業をほとんどやったことの無い私は、なぜもっと普及しないのかと不思議に思っていた。

見た目もかわいく、水田で働くアイガモだが、なかなか取り扱いが大変だ。ひなで買ってきて水田に放し稲穂が垂れてくる前に捕獲して食肉にしなければならない。野生に放すことは禁じられているのと、垂れた稲穂をアイガモが食べてしまうからという理由で、1シーズンしか使えない。

江戸時代には農業の知識、技術とも最高レベルにまで完成していた。しかし、江戸の農家はアイガモ農法は使わなかった。アイガモ(当時はアヒル)農法の技術や知識は平安時代に中国から伝わり複合農法として安土桃山までは行われたようだが、江戸時代の農民はやらなかった。彼らは危険性を知っていたのである。

他藩持ち出し厳禁秘伝火薬製法

持ち出し厳禁どころか、江戸幕府に内緒で火薬を製造して潤っていた藩がある。加賀100万石の加賀藩である。現在の富山県の五箇山の小さな集落で極秘に火薬の原料となる硝石が作られていた。日本では採掘できない硝酸カリウムをどうやって自給するか。これを知ったときは心底驚いた。
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肥料と火薬
尿や糞に雑草を混ぜ合わせて、さらに尿をかけ混ぜ合わせる。分解されて硝酸塩になり土中のカルシュウムと結合して硝酸カルシュウムとなる。これを灰汁で煮詰めて、結晶化させると硝石が取れる。
つまり、堆肥から火薬を作っていたのだ。一体どんな天才がこの工程を考え出したのか。
しかも、変人の天才が少量作っていたのでは無く、この硝石を作れる村は加賀藩から特別待遇の年貢免除を受けていたという、軍事物資供給レベルで生産していた。

完熟か未完熟か

つまり、アイガモ農法の危険性は水田にそのままアイガモの糞尿をまくことになるので、未完熟たい肥になってしまう。肥料は何年もかけて肥溜めで完熟させれば肥料として使っても大丈夫だが、1、2年の未熟な堆肥を使うと火薬の原料をまくようなことになるという危険性を江戸の農民は知っていたのである。
だから、アイガモに限らず鳥や動物が水田に糞をしないようにしていた。稲穂を食べられるのを防ぐためだけのカカシではなかったのである。

そして有機農法で使われているのが、まさに未完熟の肥料であるという。しかし、その野菜たちはどれも体によさそうで、値段も高い。輸入野菜よりはまだ体にいいんじゃないかと迷うが、素人に判断できない。


本当の野菜はくさらない
では、何を基準に決めればいいのだろう。

私は買ってきた野菜の腐りやすさ、というか、腐り方、溶け方で判断している。奇跡のリンゴの木村秋則さんの名言に「本当の野菜は腐らない、ただ、枯れていくだけ」というのがある。

無農薬無肥料で作った野菜は腐らず、放置していてもだんだん枯れてくるだけだという。コメは水につけておくとそのまま発酵して甘い香りがし、リンゴはドライフルーツになる、そうゆうのが本当の食物なのだと。

わたしが、安売りスーパーで買ってきた野菜、すべて国産だが、腐るどころか、溶ける、ぐちゃぐちゃに溶けて形が無くなるようなものばかりだった。放置実験したのではなく、買いすぎたのだけれど。

完璧主義はゴミ箱へ

ここでも、加工肉と同じで完璧に無農薬無肥料の米と野菜を食べて生きるのは不可能なので、マイナスを減らす方法を工夫して、お金に余裕があれば無農薬無肥料、お金に余裕があっても有機JASは買わないとか、出来る範囲でやっていくしかない。この国に頼ることも信用することもできない状況になりつつあるのだから。

選択する権利を

有機野菜を食べない、と言ってられたのが、幸せだった、とならないように、すべての情報は公開、公表、参照できるようにするべきだ。そのうえで何を選ぶのかは個人の権利であり自由だ。

遺伝子組み換え食品の表記を止めようとしているが、それこそ、外国企業や政治組織の利益の下に国民の健康を置いている証拠以外の何物でもない。

加工肉を食べないわけ

加工肉を食べないわけ


加工肉、つまりハム、ベーコン、ソーセージ、などの加工された肉、魚肉を私は食べない。

添加物や発癌性などで他の食品よりも危険度が高いと判断している。
スーパーで売られているハムやソーセージの成分表を見れば分かるが読むのも嫌になるぐらいの科学物質が使われている。

製品になっているのでこちらでは一切コントロールすることが出来ない。その中でも確認してほしいのが「たんぱく加水分解物」この聞きなれない成分名はぜひ覚えて欲しい。

とにかくありとあらゆるところに入っている。スナック菓子、インスタントラーメン、レトルト、かまぼこ、ちくわ、明太子、冷凍食品、瓶詰め、缶詰、ふりかけ、お茶漬けの素、焼き肉のタレ、もう入ってないもの無いんじゃないかというぐらいに入っている。「たんぱく加水分解物」と言うサングラスをかけたとたん安全だと思っていた周りの人間が実は全員ゾンビだった、という気分になる。

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加工肉は食べない。と言っていても、「たんぱく加水分解物」の摂取を0にすることは出来ない。知らないうちに食べてしまっているし、完全に食べないようにするには、畑と牧場を持ちすべて手作りして自給自足するぐらいやらないと不可能だ。

それぐらい絶望的に支配されてしまっているが、完璧主義は捨てて、意識して減らせるものは減らそうというのが時間、コスト、健康のバランスを考えた時、現実的に取れる対応なのだ。

何が危険なの


「たんぱく加水分解物」はたんぱく質を分解したアミノ酸のこと。アミノ酸は旨味成分。大豆の搾りかすや魚や肉のゼラチンを塩酸や酵素で分解して作る。塩酸の水の中で大豆かすを溶かして中和させてアミノ酸を抽出してパウダーにしたもの。もちろん塩酸は劇薬で残留する塩素化合物は発癌性を問われている。

実は、「たんぱく加水分解物」はおいしい、中毒性があるんじゃないかというぐらい、その味を覚えてしまうと入ってないと物足りなくなる。

それだけでは旨味は無いが、食品に混ぜられたとたん何とも言えないコクと旨味が生まれる。しかし味覚が壊れて自然なもの体に良いもの悪いものが分からなくなり、逆に健康的な食品の味を物足りなくて不味いと感じてしまうようになる。舌の洗脳とも言うべき作用がある。良いものを悪く、悪いものを良く感じてしまう怖い調味料なのだ。

何より廃棄物レベルの食品から搾り取って作り出した旨味をあらゆる加工食品にぶち込まれて、ありがたがって食べているというのがあまりに腹立たしので、極力摂らないようにしている。

安いものには裏がある


ハムやベーコンは自分で作ってみれば、または、作ろうとして手順を確認してみれば分かるが、すごく手間と時間がかかる。ところが、スーパーに行くとスライスハムが3個パックで198円とかウインナー3袋で298円とかありえない値段で売られている。

実はそれハムじゃないです。


豚肉に増量剤で水増して固めたものをハムとして売っているだけなので、ハムと思って食べていたのは大豆や卵白から作られた肉ゼリーだったのです。もちろん、味を調えるためにあらゆる添加物を使って塩漬け熟成乾燥燻製の風味を科学的に添加している。

不可視化食品
このように加工肉は製造工程も原料も見えない食品なので、売り場に並んでいる健康的で明るいパッケージやCMで、危険であやしいものを食べさせられているとは全く思いません。

唯一見れるのは値段と裏の成分表です。厚生省・消費者庁・農林水産省やメーカーは消費者の健康のことを全く考えてない、とは、言いませんが、既得権益や利益の次にしていると断言できます。

だから、健康は自分で学んでサバイバルするしかない。

過激なビーガンや原理主義者のようにヒステリックに攻撃して大騒ぎして加工肉を食べないパフォーマンスをするつもりも、したこともありませんが、避けれるものは避けます。

自分からは食べませんが、付き合いや、家庭内の平和のために、奥さんと喧嘩にならないように、食べる場合もあり、ここでも完璧主義は捨ててなるべく減らすという方向で抵抗している。

見えなければ安全


見ちゃったら食べれないけど、知らなければ平気とは、飲食関係で働くとよく聞く話だが、私がこうゆう話をすると、「そんなこと言ってたら食べるもの無いよ」と言われる。そう確かに加工食品はほとんどアウトだ。

でも食品工場で働く人たちは漬物でもハムでも自分たちの工場で作ったものは食べないし、知り合いにも食べないように言う。何やら自分たちで食べる米と農協に出す米を分けてる農家と同じような。

大量の白い粉を溶かした調味液に漬けて作る干物や注射器で膨れ上がる豚肉を、知識が無くても見ちゃったら
自分たちでは食べたくないと思うのだろう。

値段と添加物は反比例する


どうしても加工肉を食べたければ、成分表をみるといい。本来ハムに必要なのはこの4つ
豚肉
粗塩
三温糖
香辛料
これ以上は必要ない、あとは手間と時間をかければハムは出来る。

ここに大豆たんぱくや卵白、カゼインナトリウムなどが増えていくたびに値段は安くなる。
Bon appétit

メガビタミンショック

ポーリング博士のメガビタミン健康法


ライナスポーリング博士という科学者がいる。アメリカの科学者で量子、結晶、分子生物学、生化学などなどの多岐にわたる研究と業績を残された天才である。

なにしろノーベル賞を2回受賞している。一度目は科学結合の記述でノーベル化学賞、2度目は地上核実験の中止を訴えノーベル平和賞。ノーベル賞を2回受賞した人は歴史上4名いる。しかし、別分野でノーベル賞を受賞したのは、ライナス・ポーリング博士だけである。

ワトソンとクリックの遺伝子の2重螺旋構造の発見もポーリング博士の着想をもとにしていると言われている。ポーリング博士は3重と言っていたみたいだが。

そんな科学界、生物化学界の天才、ノーベル賞受賞権威が後年、ビタミンCを大量に摂ることにより、ガンを治療したり、健康を管理したりする方法を提唱していた。なにより自身もビタミンCを大量に服用して実践していたのがメガビタミン健康法である。

博士の書かれた本『ポーリング博士のビタミンC健康法』を読みビタミンCの大量摂取によってなぜ細胞レベルで健康になるのかが論理的に説明されている。正直分子レベルでの細胞へのビタミンCの働くメカニズムは私にはよく理解できなかった。



気になっていたところに、私の敬愛する作家、平井和正先生がメガビタミン布教本とも言うべき「メガビタミン・ショック」と言う本を出されて、読んだところ、これはもう、自分の体で確かめてみるしかないということで、ビタミンCを一日に10gぐらい摂ることを始めてみた。





さすがのハルマゲドン作家、平井先生の筆にかかると製薬業界と医学会が悪の秘密結社化して正義と真実の人、ライナスポーリング博士の研究をいかに妨害、してきたかという感じで描かれている。また、摂取するビタミンについても天然や自然のうたい文句で高額なビタミン剤を買わせる悪質な業者への注意があったり、体に対する効果は純粋なアスコルビン酸つまりビタミンCであれば天然とか関係ないという話を説明されていて親切である。

霊長類はビタミンCを作れない
人間はビタミンCを体内で合成できない。だから食品かサプリで摂る必要がある。食品で摂った場合、とんでもない量を摂らないとメガビタミンを摂取することが出来ない。なので、ビタミンCの原末をとる。という話から、人間は本当はビタミンCを体内で作る力を持っていたんだけどある時点で失ったのではないか、という話が平井先生らしくて面白かった。

病気産業、そういわれても仕方のないほど製薬、医療の世界は健康と幸せの追求とは、真逆の方向へ進んできたように見える。患者に必要が無くても余計な薬を処方し、教育された患者も喜んで受け取る。たまに良心的な医者が必要の無い薬を処方しないと不満を言ったりする。

まず、ビタミンCだが、純粋な原末を手に入れるのが結構大変だった。ドラッグストアにはメガビタミンに使うほど大量の原末は置いていないので、ネットで日本皇漢堂の500g原末を購入していた。

通常、一日の摂取量は100mgと言われているが、メガビタミン健康法ではその50倍以上を摂る。
ただ、ビタミンCは過剰摂取による弊害の症例は無いため、その上限は定められていない。つまりいくら飲んでも害はないよということなのだが、それはそれで疑問がわいてくる。

どんなにいい薬、どんなにいい食品でも摂りすぎれば毒になる。つまり毒にも薬にもならぬものとおのずから言っているようなものなのではないのか。

医者にこの話をしたところ、「それは結構ですね、余分なCは全部尿で排出されますよ」と笑われたが、私はノーベル賞科学者とコトタマ作家の言葉を信じてメガビタミンを続けてみることにした。

2年続けてみたが、自覚できるような変化は無い。では、と今度は突然止めてみた。ビタミンCなどと一緒に摂っていた一切のサプリメントを止めてみた。

何かしらの不調や変化があるかと思っていたが、まったく何ともなかった。風邪をひくわけでも無く、口内炎ができやすくなるわけでも無い、スタミナや肌の調子も特に変わらない。

結果と現在
結局これは、普段の食事での栄養のバランスがいいので大量のビタミンCやサプリメントは必要無いということなのだろう、と判断して、メガビタミン健康法は2年で終了した。

以後特にサプリメントは摂っていないが特に不調は感じない。もう20年以上玄米食で最近は3分づきの玄米、ゴマ、麦、キビなどの雑穀を一緒に食べている。肉も魚も普通に食べるが、有機農法の野菜と加工肉は食べない。(理由はまた書きます。)輸入肉でもアメリカ、カナダ以外の肉、EUやオーストラリアは食べることがある。理由は使われている薬剤による。EUの方が日本より厳しいので国産より安全かも。

しいて言えば、目が良くなる食品や老眼に効く食品があれば、積極的に摂りたいと思うぐらいだ。

数年前中国へ仕事で行った時に蛇の生き胆を食べた(飲んだ)ことがある。中国の人に言わすと目に良い、とのことなので強い酒(白酒)に混ぜて一気にのんだ。その日は一気飲み攻撃を受けてベロベロに酔っぱらって覚えてないが、翌日も特に目は良くなったとも感じなかった。

中国、香港、台湾、などの中華圏は医食同源でやたらこれを食べると○○に良い、と言うのが多い。
あと精力剤関係も多いし見た目もすごいが今まで私が試した中でビンビンでギンギンなどというものは残念ながら無かった。



薬に頼らず体の不調を治す

薬に頼らず体の不調を治す 風邪かなと思ったらやること。



運動の習慣があって、食事に気をつけていても、風邪を引くときは引く。
風邪はウイルス性の疾患であり、即効性のある薬は無い。昔から、風邪薬を発明できたらノーベル賞が取れる、と言われた。 しかし、薬屋に行けば風邪薬を謳った薬は山ほどある。

みんな、風邪の症状を緩和する薬ばかりで風邪を治す薬では無い。風邪薬と称するのは、頭痛、発熱、鼻水、などを抑えておくので、その間に自己治癒力で風邪を治してね、という薬ばかりである。そんなことが、分かってから風邪薬を一切飲まなくなった。

風邪には卵酒か


昭和の昔は風邪をひいたら卵酒というフレーズがあって、子供の頃飲んでみたくて仕方が無かった。
風邪をひいたら卵酒を飲ませてねと頼んでおいた甲斐あって、玉子酒にありついた。お燗をした酒に生卵を混ぜたものである、母親が、子供が飲むのだからときつめにお燗をしてしまい、日本酒のアルコールにむせながら飲んだが、うまくもなんともないし、風邪も治らなかった記憶がある。 今だったらもっとおいしく飲めるのだろうが、子供がおおっぴらに酒が飲める口実だったので玉子酒は魅力的なキーワードだった。

鼻うがい


高校の時にサーフィンをやる友達に聞いた記憶があるのだが、風邪気味でも海に入ると翌日にはよくなってることが良くある、と。鼻から海水を飲んでしまって結果的に塩水で鼻うがいをしたのと同じ状態になるのでこれが良いみたいだというので、早速、塩水で鼻うがいをしてみた。
最初は、不安だが、塩水でやると鼻に水が入ったときのツーンと言う痛みが無い。

なかなか、最初は鼻から水を吸い込むのが難しいので、洗面器に水を張り顔をつけて口を開ける、すると、自然に鼻腔に水が入ってくるので、顔を上げて出す、これを繰り返すと、だんだん慣れてくるので、塩水で鼻から、水を吸い込んで鼻から出すを繰り返す。そのうち口から出せるようになってくる。2、3回繰り返すと実に爽快で頭や目の奥までスッキリした感じになる。時々、鼻から吸って飲んでしまうが、塩水なので、無害。
この、鼻うがいを習得してからは初期の風邪なら朝夕の鼻うがいですぐに治ってしまうほど効果がある。

グラクソ・スミスクライン株式会社.ビジネスパーソンの風邪に関する2007年の意識調査結果によると風邪の経済損失は1回44270円という計算もあるので、無料でできる鼻うがいの習得は費用効果の抜群に高い風邪対策なのだ。

ところが、どーしても出来ない、という人もいる。特に、花粉症で鼻うがいできればどんなにいいかと思うけど、何度やろうとしてもやっぱり出来ないという人とかには、インド式の鼻うがいのやり方がお勧め。

こちらは器具を使うが、ぬるま湯をいれたテイーポットのようなもので顔を斜め下に向けて片方の鼻からぬるま湯を注ぐともう片方の鼻から出てくる。これを左右行う。口は開けておく。
吸い込む必要もないし、むせたり飲んだりすることも無い、怖がらず静かに行えば、勝手に鼻腔内をお湯が洗浄して流れてくれる。





このやり方もすごく良かったので、私はシリコンチューブとペットボトルで鼻洗浄器を自作して使っている。

アスコルビン酸と亜鉛


柘植久慶さんの著書の影響で以前はアスコルビン酸(ビタミンC)と亜鉛を風邪薬代わりにしていた時期もあった。食べれるだけ食べてこれらを飲んで、時間が許す限り寝ていればかなり短期間で風邪が治った。
ビタミンCに関しては、ライナスポーリング博士と平井和正先生の薫陶を受け熱心にメガビタミン信者としてビタミンC摂取に取り組んだことがある。メガビタミンについては次回書きます。

そして風邪がひどくてなかなか治らないときは
最後の手段断食を行う。

断食


身体的にもかなりきついがどっちみち風邪で体がつらいのであまり違いは無い。
思い切って水分以外は取らない完全断食を行う。食欲もあまり無いので1日、2日はすぐに出来ると思う。

食べて治すとか、栄養をつけて風邪に打ち勝つとか言うが、体の免疫を強化してウイルス疾患と戦うコンディションを作ってやるには食べないほうがいいという研究結果が出ている。事実野生動物は体調が悪いと食事をしない。

断食3日後ぐらいに免疫力が一番強くなるという。そのせいか、今まで3日内の断食で全ての風邪や体調不良は治っている。誰にでもお勧めしないが私は一番効果がある風邪対処法だと実感している。

消費税増税への妄想的罵倒

米俵でスクワットだ!



ダメ消費税、絶対!と反対していたが、とうとう明日から消費税10%のスタートだ。

味噌は1Kg、米は10キロ ミネラルウォーター1ケースは12キロだ。
こうなったら、トレーニング器具のウエィトの代わりに、軽減税率適用の食品をウエイトにしてやる。

なにが、軽減税率だ、持ち帰りの食品は8%だぁ。そんな子供だましで納得できるかい。

日本の借金が、とか、医療や福祉や社会保障の財源がというが、では、消費増税で財源は増えたのかというと、今までやった2回の増税で2回とも減っている。消費増税で税収増やしても景気悪化で税収減れば意味がない。社会保障だって、削られている。年金なんて「足りないから、自己責任で2000万ためとけよな」だ。

毎回、増税前は美辞麗句が並び、おこぼれにあずかれるマスコミ(新聞は軽減税率の対象)必要性と効果を宣伝、実行されてみれば富裕層と大企業への減税の為の財源が消費税というからくり。ここまで、分かっていても書かない新聞、本当にいらないよ。

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私は消費税そのものに反対だ。ちょっとでも許してはいけなかった。一度許してしまうといずれ、ジワジワ上げられてしまう。

何がだめって、最初から最後まで消費税をめぐる議論が全部だめだろう。なぜ、消費に税金をかけるのか。消費は罪なのか、なぜ10%の罰金がかかるんだ。もう、罰金としか言いようがないだろう。消費が促進されて景気が回り経済が成長して企業収益から税収が増えるのが健全な社会だろう。

景気を必ず抑制する罰則的税金をさらに上げるなんて、国家の政策とは思えない。
もしかしたら、国家のふりをした、偽政府が国家経済破壊のためにこの政策を強行しているのではないのか。
まともな国家ならこんな自滅的政策をとるだろうか、外国勢力に支配された偽政府じゃないのか。

貧富の差無く購買にかかる税金なんだから。私は、酒もタバコもやらないが、酒税もタバコ税も高すぎると思う。それがさらに上がるなんて。

庶民の楽しみに高い税金をかけるなよ、マナーの悪い酔っ払いや喫煙者は嫌だが、嫌煙でギスギスした世の中はもっと嫌だ。
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消費税導入、時価会計制度、派遣法改正、規制緩和、水道自由化、種子法廃止、入管法改正、外国人技能実習制度、日本人の誰一人望んでいない、というか止めて欲しいと思っている政策を次々を行ってきたこの30年、いったいこの国は独立国家なのか。それとも70年以上占領下なのか。

生まれた時から消費税があって当たり前、という人たちが大人になるだけの時間がたっている。消費税はあって当たり前だと思っているだろうが、決してそんなことない。消費税を無くすことだって出来るし、消費税がある社会こそが異常なのだ。NHKをぶっ壊すよりははるかに難しいだろうが。


怒りは使えるか

怒りは使えるか 怒りと脱力


怒ると力が出るだろうか、怒ると物事の処理がうまくできるだろうか。多分ほとんどの場合怒りからの行動はすべてを破壊してしまい、物事を前に進めることはできず、失敗と後悔の原因になる感情だろう。しかし、生物に怒りは備わっていて、必要な感情だからこそ、みんな程度の差はあれ持っているので、私たちに怒りの感情が備わっている理由と効果、また格闘技や武術で怒りをどう使うか考えてみたい。

怒りはダメージ覚悟の非常ボタン


怒ると疲れる、誰もが経験があるだろうが、肉体的にもダメージを受けていることが研究で解明されている。
交換神経が興奮状態になって胃や腸など、内臓の動きが止まり、長期的には病気の原因にもなる。

また、血圧の上昇や心拍の増加などで心臓や脳血管の障害が起こりやすくなる。

逆に言えばここまでのリスクを取っても怒るということは生命の危機を回避できる突破力を与えてくれるから少々のダメージを覚悟で怒りの回路が備わった、とも言える。

痛みを感じなくなる、力が出る、恐怖心を感じなくなる、などどれも原始の時代に我々を生き延びさせてくれるための非常ボタンだったわけだ。

だだ、原始時代からアップデートされていないので、現代ではほぼ破壊しかもたらさないし、マイナス面のみが残ることになってしまっている機能なのだ。

怒って物にあたると効果がある場合と逆効果な場合


怒りは直接的行動の出るための準備回路なので、身体活動、格闘、競技など体を物理的に動かす場合は、怒りを行動で表現した方がその後のパフォーマンスに効果が出るという研究がある。

八つ当たり的に控室のロッカーを殴ってボコボコにしたり、手じかにあるものを壊したり、叩きつけたり、引き裂いたりだ。

でも、怒りを行動で表現してはいけない場合、話し合いやオフィスワーク、接客など、たとえ別の場所で隠れてやっても、物に当たるのは逆効果だ。物を壊してスッキリすると言うが八つ当たりすると、かえって行動で刺激されて理性的な行動が出来なくなり衝動的に攻撃してしまう恐れがある。

制御方法


法治国家の文明社会で日常生活を送っているなら、怒りの行動は人間関係や人生の破壊しかもたらさないので、自分にも相手にもダメージを与えず制御する方法が一番重要になる。

1、呼吸 怒りのピークは最初の6秒と言われているので、まず、呼吸に集中して、この6秒をやり過ごす。

2、紙に書く、書くことにより怒りの可視化が行われて、客観視しやすくなる。

3、俯瞰してみる、怒ると視覚的にも精神的にも視野が狭くなるので、呼吸の後は自分を上から見下ろしているイメージを思い描く、だんだん高度を上げて自分と世界を俯瞰できるようにする。

打撃が効かない?


普段、格闘技の鍛錬をしていたのに、怒って頭に血が上って打撃を入れても、意外と効かないことがある。道場では相手の戦意が無くなるぐらいの打撃なのに、効いてない、これは、アドレナリンが出ていて痛みを感じなくなっているからなのか、それもあるのかもしれないが、道場で出せたような打撃を出せてない可能性が高い。

非常時に鍛錬した武術を発揮できない。


武術は生きるか死ぬかを前提にした格闘術をもとにしている。だから当然、稽古を実際にどう使うかというのも体系化されているはずだ。

人間の筋肉は伸ばす筋肉と縮める筋肉で構成されているが、筋肉自体は収縮と弛緩しかできない。伸ばす動作も縮める動作とは逆側の筋肉が収縮することで伸ばしてるように見えている。
つまり、体中の筋肉に力を入れると曲げも伸ばしもできない状態で固まってしまう。

そこで、脱力の重要性を言われるようになってくる。打撃の場合も腕打撃を出す筋肉を効果的に収縮させ反対の筋肉はなるべく緩ませておかないと、打ち消し合ってスピードもパワーも出なくなってしまう。

これが、思いっきり力を込めて撃っているのにあまり効かない原因になっているのではとおもう。

自分で力を打ち消し合ってしまっている状態が、怒りや緊張で脱力できず頭に血が上ってガチガチになった打撃だろう。

闘争や格闘において怒りは有用だが、呼吸を使って下に下に下ろしていかないと武術で使えるようにならない。それを日本語では頭にくる、ムカつく、腹が立つ。という言い方で表しているのではと思う。
有名なのは宮本武蔵の自画像だが、肩に力みなく緩く脱力している。

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鍛錬した武術を生かすには、頭に来ては使えず、腹を立てなければならない。
そして、それを体系化した鍛錬法が各武術に伝わる呼吸法なのではないかと思うのだ。


2日後の筋肉痛

2日後の筋肉痛


歳を取ると筋肉痛は2日後に出る?は間違い。
30越えたあたりから、私も実感として筋肉痛の出るのが遅くなったなあ、と思っていた。

年を取ったからだと思っていたが、調べてみるとどうも違うみたいだ。筋肉痛が遅れて出るのは加齢のせいでは無く、運動強度によるらしい。

負荷の高い激しい運動を行えば年をとってもすぐ筋肉痛になる。しかし、年を取ると若い時のように激しい運動を日常的に行わないので筋肉痛が遅れて出たりすることが多くなるということのようだ。

なので、筋肉痛が遅れて出たら加齢を嘆かずに強度が軽かったということだし、すぐに筋肉痛になったら効果的なトレーニングができたことを喜ぼう。


早く治すには


とは、言え、やっぱり筋肉痛はつらい、特に大きな筋肉群、大腿筋や大殿筋などの筋肉痛は歩くのもつらくなる。なので、早く治したい。

効果があるのはトレーニング後のマッサージとストレッチ、あとアイシングだ。

マッサージはいつも一緒にトレーニングしているパートナーがいて、しかもマッサージが出来るなら素晴らしいが、ほとんど無いだろう。

タイのキックボクサー、ブアカーオ選手は練習後、必ずおばちゃんがやってきてジムで出張マッサージをしていた。さすがタイ。これは、体のメンテナンスとして理想的だ。

筋肉痛を軽く早く治したくても、マッサージを受けることが出来ないなら、運動後のゆっくりとしたストレッチをやろう。

アイシングは運動後に筋肉痛になりそうな場所を冷やしておくと効果がある。全身筋肉痛になりそうと思うときは浴槽に氷を入れたアイスバスにつかるのも良いが、筋肉痛が起きてからでは効果が無いらしい。



運動強度と運動頻度で筋肉痛は起きる


普段良く運動していると筋肉痛になりにくい、ところが、別の運動をすると、途端に筋肉痛になる。
ランニングとウェイトをやっていても、たまに山登りをやると筋肉痛になったりする。


筋肉痛でもトレーニングはする?


筋肉繊維の微細な傷を修復しているので、痛みが取れるまで高強度の運動はしない方がいいが、軽いトレーニングやゆっくりと筋肉を伸ばしてやる対処が筋肉痛を軽減させる。

矛盾しているが、筋肉痛を軽減するため、パワーヨガを真剣に90分やったらお尻が筋肉痛になって驚いたことがある。減らそうとしたら増やしてしまったのだ。
ヨガは筋肉痛になるイメージはなかったのだが、真剣にスタテックトレーニングとして取り組むと結構効いて、筋肉痛になることもあると知った。


私がやったのはロドニーイーのパワーヨガでナレーションと音楽が集中を邪魔しないので気に入っている。中国系アメリカ人ヨガインストラクターのイーさんのインタビューもよかった。

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筋肉痛の原因は医学的にははっきり解明されていない。

運動によって傷づいた筋繊維を修復するときに起きる痛みと言われている。
筋肉痛を通して筋肉は成長していく、出来れば、痛みを通して成長したなら元に戻らずそのままでいて欲しいのだが、トレーニングをしないと元の細い筋繊維戻ってしまう。

だから、いつまでも筋肉痛はついて回るが、こんなに身近で付き合いが長い現象がまだよくわからないと言うのも不思議だ。
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ハイキック
ほんとは出来ないハイキック。 股関節を痛めてしまって。 でも、まだまだ鍛えることはあきらめていません。 

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