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2016年01月11日

おすすめレクそのA

おすすめレクの第2弾となります。


第1弾はコチラからどうぞ。

おすすめレクその@


今回は、風船バレーにバリエーションをつけたレクをご紹介します。ただの風船バレーも、やり方次第では介護士さん自身も楽しめるレクになります。




おすすめレクそのA「シャカシャカ風船バレー」

身体を動かすのが好きな入居者はもちろん、たとえ認知症やマヒがあってもやり方次第で様々な楽しみ方のできるレクです。


例)
・1個の風船でラリーの目標数を決めて行う

・風船を2〜3個つなげてラリーをする

・一気に2〜3個の風船を同時に投げてラリーをする

・大きなビニール袋(シャカシャカと音のするごみ袋など)にたくさんの風船をいれてラリーをする



ただの風船バレーは昔からあるレクですが、これにアレンジを加えることで幅広く楽しめるレクになります。


1個の風船を「ラリーで落とさずに50回叩く」などの目標を設定することで、集中力を高めながら行える風船バレーとなります。


また2〜3個の風船をつなげたものを叩くのはなかなか難しいです。


叩いても叩いても、その場でくるくる回って動かないこともあり、それが逆に入居者の闘志に火をつけたりします。


2〜3個の風船を同時に投げられると入居者は全部叩き返そうとして、結局上手く叩けなったりするのが自然な盛り上がりをみせたり笑いを引き出したりもします。



中でもおすすめなのは、「袋にたくさんの風船を入れた風船バレー」です。


シャカシャカと音のするタイプのビニール袋ならなんでもいいです。袋が大きくなればなるほど風船もたくさん入るので、叩いたときにふんわりと浮くようになります。


袋が大きいことと、叩いたときにシャカシャカと音がすることで、普通の風船バレーとは違い刺激的な風船バレーを楽しめます。


シャカシャカ風船バレーは、普段から活動量が不足しがちな目の不自由な入居者なども風船を叩きやすく、叩いたときの音も刺激になるので、他の入居者と一緒に参加できるという利点もあります。


より遠くに飛ばそうと一生懸命になる入居者もいるため、介護士さんが付き添いながら上手くコントロールしましょう。


ちなみに、私は風船を投げるときにはよくフェイントを使います。


いつ飛んで来るかわからない風船を、じっとかまえて待っている入居者と目が合うと、それだけでおかしくなって笑い合ったりすることも多いです。



ただの風船バレーも、アイデア次第ではバージョンアップできることがお分かりいただけたかと思います。


やり方はひとつではないので、今後も様々なバリエーションを作ってレクを盛り上げていきましょう。



また風船バレーは運動としての効果も高いので、ぜひ毎日のレクに取り入れていただきたいと思います。


風船を上手に叩くための距離感の調整、飛んでくる風船を目で追う動作、それを手で叩いたり足で蹴ったりする動作など一連の動きの中に様々なリハビリの効果があることも、この風船バレーをおすすめする理由のひとつです。


本気でやれば介護士さんの運動不足解消にもなりますので、ぜひ一緒にやってみてください。



関連:おすすめレクその@



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介護福祉士、社会福祉士、ケアマネージャー、看護師の資格を持っています。現在はとある施設で職員教育の役職に就き、それを主な職務にしつつ、大好きな現場にもちょくちょく足を運んで、業務も手伝っています。日々、介護に対してのカンが鈍らないよう勉強中です。
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