2016年04月07日
介護士が苦手なパソコンに強くなるためにやること
突然ですが、介護士のあなたは、パソコンは得意でしょうか?
そう聞かれて、大半の方は自信を持って「はい、得意です」とは言えないと思います。なぜなら、介護はもともとパソコンと向き合ってする仕事ではなく、人間と向き合ってする仕事だからです。
実際に高齢者と向き合い、その表情や状態の違いを観察しながら、食事や入浴などの身体ケアや心のケアを毎日行っています。
ですが介護の仕事でも、業務の一環としてパソコンを使った作業をすることが、年々増えてきています。
以前から介護の仕事のされている方は、すでに感じていらっしゃることだと思うのですが、介護業務の中でパソコンを使うことは確実に増えてきていますね。
そんな中で、パソコンの「パ」の字もわからない、ほとんど使ったことがない、つまり、「自信がない」という方は、まだまだたくさんいらっしゃいます。
今後、介護をしていく上でますます必要になってくるパソコンの知識と技術ですが、今回は「介護士が知っておいたほうがいいパソコンの知識と技術」を、なるべく苦労せずに、自然と身につけていくためには、どのような方法があるのかをご紹介していきます。
パソコンのソフトには様々なものがあります。ソフトとは、簡単に言うと、絵を書いたり、音楽を聴いたり、動画や画像を編集することのできるもののことをソフトと言います。基本的にはパソコンを買って、最初からパソコンに入っているものばかりです。
そのようなソフトの中でも、介護士が特によく使うことになるソフトが、エクセル(Excel)とワード(Word)というソフトです。
エクセルとは、表を作成したり、表計算を行うことのできるソフトです。文字を入力することもできます。
たとえば、施設でよく目にする排泄表や食事の摂取量を記入する表などは、そのほとんどがエクセルで作成されていることが多いです。枠がある表などは、基本的にはエクセルで作成されているといっていいでしょう。
使い方をマスターすれば、大変便利なものなのですが、パソコンの素人にはやや操作が難しく、慣れるまでにはけっこう時間がかかります。
ですが、どこにどんなボタンがあるのか、線を引くときにはどうすればいいのかなど、基本的なことさえ覚えてしまえば、誰でも簡単な表などはすぐに作れるようになります。
ある程度パソコンを扱える介護士さんは、このエクセルの基本をマスターしている場合が多いです。
ワードとは、文章を入力できるソフトです。年配の方は、昔のワープロをイメージするとわかりやすいかもしれません。縦書き、横書きなどのほかに、表を作成することもできます。
たとえば会議などで、とある事例を発表する際に事例を長文で紹介する場合などは、このワードが使われていることが多いです。
使い方はエクセルに比べるとシンプルで使いやすく、パソコンの素人でも簡単に文章が打てます。
文章の位置(右寄り、左寄り、真ん中寄りなど)を変更したり、文字の種類を変えたりするのも簡単で、慣れればほとんどの機能がマウスのボタンひとつでできるようになります。
パソコンが得意な介護士さんはこのワードの基本をしっかりと押さえています。
介護サービス専用の、「介護ソフト」というものがあります。今やほとんどの施設で、この介護ソフトは導入されています。
ですがこの介護ソフトにはデメリットがあります。
様々な種類があり、さらにソフトによって操作方法も違うため、そのソフト専用の操作方法を覚える必要があるためです。そのため、ある程度パソコンを扱い慣れていないと、何をどうしていいかさっぱりわからないという場面が多々あります。
会社によって、導入している介護ソフトが違う場合も多いため、転職した際にはもう一度最初から操作方法を覚えなおさなくてはならないということもあり得ます。
みなさんの施設でもこの介護ソフトを使ったケアの記録のデータ化が進んでいるところも多いのではないでしょうか?
そのような方は、きっと最初は(今もかもしれませんが)使い方がよく分からないまま、教えられるままにやるしかなかったと思います。それぐらい、介護ソフトの扱いには慣れが必要ということです。
ですがこの介護ソフト、使い慣れればかなり便利で、機能的なソフトです。それはなぜかというと、
@記録用の紙を準備する必要がないこと。すべてデータ入力になるため、記録用の紙が必要なくなります。たとえば、食事の摂取量や入浴などのケア記録、看護師のバイタルチェック表なども、すべて介護ソフトでできるようになっています。結果、ペーパーレス化が進み、コスト削減とケアファイルなどの保管場所を必要としなくなるというメリットがあります。
A記録の二度手間といった作業が無くなること。たとえば、これまでは紙ベースの介護日誌と介護記録の両方に、同じ内容であってもわざわざ二度書きしなければならなかったことが、1回のデータ入力でできるようになります。結果、記録を書く時間の効率化が図れるようになるというメリットがあります。
Bいつでもどこでも手軽に記録ができるようになること。たとえば、ケアをしていて記録に残そうと思ったことがあっても、時間が経つと忘れてしまっている場合などはよくあることと思います。介護ソフトには、タブレット型の端末も用意されている場合も多く、持ち運びにも便利なため、思い立ったときにすぐに記録に残せるといったことが可能になるというメリットがあります。
Cその他にも、データ化された記録を参照してケアプランとの連動を可能にしたり、国保連(国民健康保険団体連合会)への請求業務(レセプト)を行うことができます。
以上の様々なメリットもあることから、介護ソフトの導入は施設運営において必須と言えます。
紙の介護日誌、紙の介護記録、紙の排泄表と、まだまだ紙をベースにした書類を使っている施設も多い中で、最新のタブレット端末を導入している施設や、ほぼ全ての記録管理をパソコンで管理している施設なども年々増えつつあります。
前述したように、パソコンを使う機会が増えてきている以上、これからの時代はパソコンを多少扱えるぐらいの知識と技術は持っておかないと、今後の仕事に支障が出てくることもあるかもしれません。
そのため、今のうちからある程度はパソコンを扱えるようになっておいて損はないと思います。
まずは軽い気持ちで「エクセル」と「ワード」を、とりあえず使ってみましょう。使うというよりも、「遊ぶ」と言ったほうがいいかもしれません。
よく分からないからといって、実際に使ってみようともしない人は、そこから先への成長はありません。
たとえば始めは、ある程度エクセルやワードを使える介護士さんに使い方を教わったり、実際に使い方を見せてもらったりするとイメージしやすくなると思います。
不安な方は、手ほどきを受けながらでもいいですし、どちらにしても実際に「自分でやってみる」ということを意識してやることが大切です。
「習うより慣れよ」です。
その後は、ご自宅にパソコンがある方はそれでもいいですし、職場のパソコンが自由に使える方ならそれで練習を重ねましょう。
あくまでも、「遊んでみる」という軽い気持ちでやるようにしましょう。最初からすごく立派な表などを作ろうとしなくていいんです。
どんな機能のボタンがどこにあるのかを探すゲームみたいなものだと思ってやってみてください。
パソコンが苦手な方は、自分で色々扱うと壊れてしまうんじゃないかと思うかもしれませんが、そんなことにはなりませんので安心して練習してみてください。
パソコンに強くなるコツはとにかくやってみることです。
苦手だからこそ、実際に自分の手でやってみて、体験してみることが大切なのです。
そのようにして少しずつ練習をしてエクセルやワードのことを知っていくことが、上達の近道です。
ご自宅にパソコンが無い方や古いパソコンしかないという方は、これを機に新しいパソコンの購入を考えてみるのもいいでしょう。
自分の好きな時間に、リラックスしながらやるほうが効果的ですし、少しずつ慣れていくものですから、練習したいと思ったときにすぐに使えるように自宅用のパソコンがあるととても便利です。
以下、当サイトがオススメするパソコンサイトです。参考にしてみてください。
↑デルのパソコンは機能性、価格ともに文句なしです。多くの企業がデルのパソコンを導入しています。
↑自宅にインターネット回線がなくても、届いたその日にインターネットが使えます。パソコン本体も品質の良いものがついてきます。
↑価格も良心的で、ハイスペックなパソコンも扱っています。ある程度パソコンが扱える方はスペックの良いものを選ぶといいでしょう。個人的にオススメです。
誰でも最初からパソコンが扱えたわけではありません。今、パソコンが苦手と思っている方たちと同じように、始めはみんな苦手だったのです。私も正直、苦手でした。そんなアナログ人間だった私でも、ある程度は扱えるようになったパソコンですから、きっとみなさんも上達できるはずです。
「よし、覚えてみよう」という最初の一歩を踏み出してみると、その後は案外簡単に上達していくものです。少しずつの積み重ねがあってこそなので、ぜひ今パソコンが苦手な方はチャレンジしてみましょう。
こちらの記事も面白いと思います。参考までにお読みください。
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そう聞かれて、大半の方は自信を持って「はい、得意です」とは言えないと思います。なぜなら、介護はもともとパソコンと向き合ってする仕事ではなく、人間と向き合ってする仕事だからです。
実際に高齢者と向き合い、その表情や状態の違いを観察しながら、食事や入浴などの身体ケアや心のケアを毎日行っています。
ですが介護の仕事でも、業務の一環としてパソコンを使った作業をすることが、年々増えてきています。
以前から介護の仕事のされている方は、すでに感じていらっしゃることだと思うのですが、介護業務の中でパソコンを使うことは確実に増えてきていますね。
そんな中で、パソコンの「パ」の字もわからない、ほとんど使ったことがない、つまり、「自信がない」という方は、まだまだたくさんいらっしゃいます。
今後、介護をしていく上でますます必要になってくるパソコンの知識と技術ですが、今回は「介護士が知っておいたほうがいいパソコンの知識と技術」を、なるべく苦労せずに、自然と身につけていくためには、どのような方法があるのかをご紹介していきます。
介護士がパソコンで使う基本的なソフトとは
パソコンのソフトには様々なものがあります。ソフトとは、簡単に言うと、絵を書いたり、音楽を聴いたり、動画や画像を編集することのできるもののことをソフトと言います。基本的にはパソコンを買って、最初からパソコンに入っているものばかりです。
そのようなソフトの中でも、介護士が特によく使うことになるソフトが、エクセル(Excel)とワード(Word)というソフトです。
エクセル(Excel)とは
エクセルとは、表を作成したり、表計算を行うことのできるソフトです。文字を入力することもできます。
たとえば、施設でよく目にする排泄表や食事の摂取量を記入する表などは、そのほとんどがエクセルで作成されていることが多いです。枠がある表などは、基本的にはエクセルで作成されているといっていいでしょう。
使い方をマスターすれば、大変便利なものなのですが、パソコンの素人にはやや操作が難しく、慣れるまでにはけっこう時間がかかります。
ですが、どこにどんなボタンがあるのか、線を引くときにはどうすればいいのかなど、基本的なことさえ覚えてしまえば、誰でも簡単な表などはすぐに作れるようになります。
ある程度パソコンを扱える介護士さんは、このエクセルの基本をマスターしている場合が多いです。
ワードとは
ワードとは、文章を入力できるソフトです。年配の方は、昔のワープロをイメージするとわかりやすいかもしれません。縦書き、横書きなどのほかに、表を作成することもできます。
たとえば会議などで、とある事例を発表する際に事例を長文で紹介する場合などは、このワードが使われていることが多いです。
使い方はエクセルに比べるとシンプルで使いやすく、パソコンの素人でも簡単に文章が打てます。
文章の位置(右寄り、左寄り、真ん中寄りなど)を変更したり、文字の種類を変えたりするのも簡単で、慣れればほとんどの機能がマウスのボタンひとつでできるようになります。
パソコンが得意な介護士さんはこのワードの基本をしっかりと押さえています。
その他のソフト
介護サービス専用の、「介護ソフト」というものがあります。今やほとんどの施設で、この介護ソフトは導入されています。
ですがこの介護ソフトにはデメリットがあります。
様々な種類があり、さらにソフトによって操作方法も違うため、そのソフト専用の操作方法を覚える必要があるためです。そのため、ある程度パソコンを扱い慣れていないと、何をどうしていいかさっぱりわからないという場面が多々あります。
会社によって、導入している介護ソフトが違う場合も多いため、転職した際にはもう一度最初から操作方法を覚えなおさなくてはならないということもあり得ます。
みなさんの施設でもこの介護ソフトを使ったケアの記録のデータ化が進んでいるところも多いのではないでしょうか?
そのような方は、きっと最初は(今もかもしれませんが)使い方がよく分からないまま、教えられるままにやるしかなかったと思います。それぐらい、介護ソフトの扱いには慣れが必要ということです。
ですがこの介護ソフト、使い慣れればかなり便利で、機能的なソフトです。それはなぜかというと、
@記録用の紙を準備する必要がないこと。すべてデータ入力になるため、記録用の紙が必要なくなります。たとえば、食事の摂取量や入浴などのケア記録、看護師のバイタルチェック表なども、すべて介護ソフトでできるようになっています。結果、ペーパーレス化が進み、コスト削減とケアファイルなどの保管場所を必要としなくなるというメリットがあります。
A記録の二度手間といった作業が無くなること。たとえば、これまでは紙ベースの介護日誌と介護記録の両方に、同じ内容であってもわざわざ二度書きしなければならなかったことが、1回のデータ入力でできるようになります。結果、記録を書く時間の効率化が図れるようになるというメリットがあります。
Bいつでもどこでも手軽に記録ができるようになること。たとえば、ケアをしていて記録に残そうと思ったことがあっても、時間が経つと忘れてしまっている場合などはよくあることと思います。介護ソフトには、タブレット型の端末も用意されている場合も多く、持ち運びにも便利なため、思い立ったときにすぐに記録に残せるといったことが可能になるというメリットがあります。
Cその他にも、データ化された記録を参照してケアプランとの連動を可能にしたり、国保連(国民健康保険団体連合会)への請求業務(レセプト)を行うことができます。
以上の様々なメリットもあることから、介護ソフトの導入は施設運営において必須と言えます。
介護士がパソコンに強くなるためには
紙の介護日誌、紙の介護記録、紙の排泄表と、まだまだ紙をベースにした書類を使っている施設も多い中で、最新のタブレット端末を導入している施設や、ほぼ全ての記録管理をパソコンで管理している施設なども年々増えつつあります。
前述したように、パソコンを使う機会が増えてきている以上、これからの時代はパソコンを多少扱えるぐらいの知識と技術は持っておかないと、今後の仕事に支障が出てくることもあるかもしれません。
そのため、今のうちからある程度はパソコンを扱えるようになっておいて損はないと思います。
まずは軽い気持ちでやってみよう
まずは軽い気持ちで「エクセル」と「ワード」を、とりあえず使ってみましょう。使うというよりも、「遊ぶ」と言ったほうがいいかもしれません。
よく分からないからといって、実際に使ってみようともしない人は、そこから先への成長はありません。
たとえば始めは、ある程度エクセルやワードを使える介護士さんに使い方を教わったり、実際に使い方を見せてもらったりするとイメージしやすくなると思います。
不安な方は、手ほどきを受けながらでもいいですし、どちらにしても実際に「自分でやってみる」ということを意識してやることが大切です。
「習うより慣れよ」です。
その後は、ご自宅にパソコンがある方はそれでもいいですし、職場のパソコンが自由に使える方ならそれで練習を重ねましょう。
あくまでも、「遊んでみる」という軽い気持ちでやるようにしましょう。最初からすごく立派な表などを作ろうとしなくていいんです。
どんな機能のボタンがどこにあるのかを探すゲームみたいなものだと思ってやってみてください。
パソコンが苦手な方は、自分で色々扱うと壊れてしまうんじゃないかと思うかもしれませんが、そんなことにはなりませんので安心して練習してみてください。
パソコンに強くなるコツはとにかくやってみることです。
苦手だからこそ、実際に自分の手でやってみて、体験してみることが大切なのです。
そのようにして少しずつ練習をしてエクセルやワードのことを知っていくことが、上達の近道です。
ご自宅にパソコンが無い方や古いパソコンしかないという方は、これを機に新しいパソコンの購入を考えてみるのもいいでしょう。
自分の好きな時間に、リラックスしながらやるほうが効果的ですし、少しずつ慣れていくものですから、練習したいと思ったときにすぐに使えるように自宅用のパソコンがあるととても便利です。
以下、当サイトがオススメするパソコンサイトです。参考にしてみてください。
↑デルのパソコンは機能性、価格ともに文句なしです。多くの企業がデルのパソコンを導入しています。
↑自宅にインターネット回線がなくても、届いたその日にインターネットが使えます。パソコン本体も品質の良いものがついてきます。
↑価格も良心的で、ハイスペックなパソコンも扱っています。ある程度パソコンが扱える方はスペックの良いものを選ぶといいでしょう。個人的にオススメです。
誰でも最初からパソコンが扱えたわけではありません。今、パソコンが苦手と思っている方たちと同じように、始めはみんな苦手だったのです。私も正直、苦手でした。そんなアナログ人間だった私でも、ある程度は扱えるようになったパソコンですから、きっとみなさんも上達できるはずです。
「よし、覚えてみよう」という最初の一歩を踏み出してみると、その後は案外簡単に上達していくものです。少しずつの積み重ねがあってこそなので、ぜひ今パソコンが苦手な方はチャレンジしてみましょう。
こちらの記事も面白いと思います。参考までにお読みください。
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