2013年12月15日
キューティクル、コルテックス、メデュラ
髪の内部のことをご存じですか?
1本の髪は、大きく分けると3つの層からなり、一番外側をキューティクル、
中間部をコルテックス、中心部をメデュラといいます。
キューティクル
一番外側のキューティクルは、かたいタンパク質が主成分。
半透明のうろこ状のものが平たく4〜10枚重なって、
髪の内部組織を守る働きをしています。
各層の表面には、キューティクルを保護する脂質成分
「MEA(18-メチルエイコサン酸)」が存在しています。
MEAは最表面にあるため、摩擦にさらされ損なわれやすいのですが、
髪のツヤや感触を左右しています。
コルテックス
髪の85〜90%を占めるコルテックスは、繊維状のタンパク質が主成分。
この部分のタンパク質・脂質の構造や水分量が、髪の柔軟性や太さに影響します。
また、主にこの部分に含まれているメラニンの種類と量によって、髪の色が決まります。
メデュラ
髪の中心にあるメデュラは、やわらかなタンパク質が主成分。
外的な刺激で空洞ができやすいのが特徴です。
ここに空洞がたくさんあると、透過する光が散乱して、
髪が白っぽく色褪せて見えることがわかってきました。
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