2013年12月20日
毛髪内部
毛髪内部のコルテックス細胞には、少なくとも2つの種類があります。
この2種類は細胞内部の構造や組成が異なり、硬さも少し違うことが知られています。
断面で見た場合に、直毛ではこの2つの細胞が細かくモザイク状に分布、
または同心円状に分布して偏りがないのに対し、
くせ毛ではこれらの細胞が偏って分布しており、
その偏りが大きいほど、くせが強いことがわかってきました。
このような内部構造の偏りによって、髪の形状が曲がったりねじれたりするのです。
くせ毛内部の構造の偏りは、毛根で髪がつくられるときからすでに生じています。
また、直毛の毛根がまっすぐであるのに対し、
くせ毛の毛根は曲がっていて、髪がつくられるときに
すでに、ねじれたり、湾曲したりしているケースが確認されています。
このようなことから、髪の形状は生えてから決まるのではなく、
実は毛根ですでに決まっていると考えられています。
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