2013年11月30日
大人にきびに効果がある十味敗毒湯とは
大人にきびの発生の原因のひとつとして、毛穴にある皮脂腺の活性化が挙げられます。
「アンドロゲン」と呼ばれる男性ホルモンが
皮脂腺を活性化することが、にきびを発生しやすくするのです。
また、もうひとつの男性ホルモンであるテストステロンが、
毛穴が詰まりやすくなる原因となると言われています。
つまり、アンドロゲンによりあぶらが増加し、
テストステロンにより毛穴が詰まり、そのためアクネ菌が増加します。
結果として炎症を起こし、にきびができるということになります。
それに対し、女性ホルモンである「エストロゲン」には
男性ホルモンをブロックする働きがあり、
大人にきびを治す方法としても注目されています。
以前より、にきびを治す方法として使われてきた
十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)という漢方薬があります。
この中に含まれているケイガイやカンゾウが抗菌作用を持つため、
それがアクネ菌の繁殖を防ぐとされ、使われてきたのですが、最近の研究結果で
新たにエストロゲンを産生する作用もあると報告されました。
ケイガイやカンゾウがアクネ菌をブロックし、
エストロゲンが男性ホルモンをブロックすることになるので、
大人にきびを防ぐのに高い効果があるということがわかります。
十味敗毒湯は江戸時代に考案され、発疹、じんましん、水虫など、
さまざまな皮膚の病気に使われてきました。
顆粒のものと錠剤のものがあるので、自分が飲みやすい方を選ぶことができます。
大人にきびについてのさらなる情報
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
投稿者:EPHEBE|08:29|大人にきびの治す方法
この記事へのコメント