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2018年11月03日

在宅ヘルパーの禁止行為を考える。






今回は介護のサービスとしてやってはいけないことについて少し書いていきたいと思います。

これはとても難しい問題です。

それ故に、法律や条例でも書き方が曖昧になっています。

私は法律家でも何かの監督官でもないので、基本的なことと、主観で話を進めさせてもらいます。

賛否両論あるかとは思います、先にお詫びしておきます。

介護士が出来ることは意外と少ないのです。

高齢者や、障害者など、著しく生活に支障がある人のお手伝いをするわけですが、ルール上はその人に携わることのみです。

要するに、家族のことはしてはいけません。

当たり前に思うかもしれませんが、介護の仕事をしていると、日常的にそんな場面に出くわします。

例えば、夫婦共に高齢だが、女性の方が体を悪くしてヘルパーを利用していたとすると、「旦那の分も一緒に料理してくれませんか?」と言われる。

こっちとしては一向に構わない。

正直一人分作るより二人分作る方が簡単だったりする。

それに旦那の分を作らなきゃ結局誰が旦那のご飯を用意するんだ。

ってことにもなる。

でも作ってはいけない。

それがルールだからだ。

部屋の掃除にしても、旦那が主に使っている書斎なんかがあれば掃除してはいけない。

買い物を頼まれても、趣味、趣向品は買ってきちゃいけない。

タバコも趣向品だ。

買い物に行くのが不自由だからそれがケアプラン作成時に買い物の代行が介助内容になる。

でも、物によっては買ってきちゃいけない。

基本的に、必要最低限のことしかしてはいけないのだ。

一般的に大掃除と思われる掃除も出来ない。

庭の草引きはできない。

手の込んだ料理もできない。

実にできないづくしなのだ。

だが、そんなこと言ってたら仕事にならない。

多くのヘルパーはグレーゾーンに足を踏み入れている。

家族分の料理は作ってはいけなくても、料理を作り過ぎた分を誰が食べるかはヘルパーの知るところではない。

家族の洗濯物も、洗濯機に入っていたらいちいち出してまで分けない。

買い物だって、野菜は買ってくるけどジュースは買ってきませんなんて言う人はほとんどいないと思う。

ただ、こう言う問題と毛色の違う問題もある。

例えば医療行為。

少し前までは塗り薬も湿布薬もヘルパーは使えなかった。

耳掻きも、爪切りも出来なかった。

今では少し緩和されてできることが増えている。

爪切りも爪に異常が見られなければ切れるようになった。

これも一見すると馬鹿げたルールと思う人もいるかも知れないが、これは明確にルール分けすべきことだと思う。

トラブルが起こった時に誰も得をしないからだ。

例えば極端な例で言うと、糖尿病を患っている人の爪を切るとする、もちろん切ってはいけないのだが、断るのも悪いし、爪くらいいっか、と思って善意で切ってあげる人もいるかも知れない。

だが、万が一爪を切ることによって、傷を作り、細菌感染してしまうと、健康である人とは事態が比較にならないくらい危険なことになり得るからだ。

もちろん、介護職である以上多少の知識を持った上で介護の仕事をしてはいるだろうが、正直医者でもないし看護師でもない我々は専門的に病気について習うことが本当に少ないのだ。

善意で禁止されている爪切りをして、利用者はその指を切断しなければならない様な事態になったらどうだろう。

やってくれと頼んだ利用者から善意でルールを破ったヘルパーが訴えられるなんてこともあり得る。

利用者は指を失い、ヘルパーも職を失う。

会社は訴訟を起こされる。

こう言うことを防ぐためにもルールを遵守することは非常に重要である。

でも、全てをルールですから。

と断ると利用者からなかなか受け入れられない。

この辺のバランスがとても難しいことだとつくづく思う。

介護はチームワークも大切で、誰かが過剰なサービスをすると、利用者からは「誰々はやってくれたのに」と面白いくらい文句が出る。

要するに過剰なサービスが利用者の中で当たり前になってしまうことが多いのだ。

ヘルパーの中でも「それくらいやってあげたらいいじゃないか!」と言う人と、「何のためのルールだ!税金を財源にしているのに不正な利用は許されない!」

など、様々な意見が出てくる。

インターネットで色々調べても、この手の話し合いは平行線だ。

「だから私は、自分で責任が取れないことはしない。」

この様なことが自己防衛のためにも必要なんだと思う。

料理は作り過ぎても謝れば済む。

誤って済まなければ弁償だって出来る。

でも、指なくなっちゃったらちょっと弁償できないかな(笑)

あと、ヘルパーにお茶とか出してくれる人もいます。

これも受け取っちゃダメです。

ルールでは、ね。

でも、いつもいつもお茶出されたら断れないよね(笑)

しかし、実際にお茶を飲んでトラブルになったケースも聞いています。

ほんと、闇が深い仕事ですね(笑)


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