Clark Gable (1901-1960)
クラーク・ゲーブルはアメリカ・オハイオ州出身の俳優。
俳優になろうと決心したのは17歳の時。The Bird of Paradiseという舞台を見てからでした。
1924年にエキストラとしてサイレント映画に出演し、映画デビュー。
その後、舞台俳優に戻りますが、舞台出演がメトロゴールドウィン・メイヤーの幹部の目にとまり、1931年にトーキーで映画デビューします。1931年には12本の映画に出演しました。
1934年に「或る夜の出来事」に出演し、アカデミー主演男優賞を獲得しました。
この映画も確かに有名なんですが、ゲーブル出演作の中で一番有名なのにやはり1939年の「風と共に去りぬ」でしょう。レット・バトラー役が非常に知られています。
レット・バトラーの役があまりにも有名なので、他の役が陰に隠れてしまうほど。
ちなみに「風と共に去りぬ」でゲーブルはアカデミー主演男優賞にノミネートされましたが、受賞は逃しています。最も有名な役で受賞を逃すというのは、よくある話です。
第二次世界大戦中は戦争に参加し、終戦後に退役。
その後俳優として、再び活動をし始めます。
ただ、戦前のような輝きはなく、小規模な作品、B級映画などの出演になりました。
1960年に、59歳の若さで冠動脈血栓症のため亡くなりました。
Filmography
1931年 "A Free Soul" 「自由の魂」
1932年 "Red Dust" 「紅塵」
1934年 "It Happened One Night" 「或る夜の出来事」
1935年 "Mutiny on the Bounty" 「戦艦バウンティ号の叛乱」
1938年 "Test Pilot" 「テストパイロット」
1939年 "Gone with the Wind" 「風と共に去りぬ」
1940年 "Boom Town" 「ブーム・タウン」
1945年 "Adventure" 「冒険」
1953年 "Mogambo" 「モガンボ」
1958年 "Run Silent Run Deep" 「深く静かに潜航せよ」
1961年 "The Misfits" 「荒馬と女」 (死後公開)
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