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Lionel Barrymore (1878-1954)

ライオネル・バリモアはペンシルベニア州フィラデルフィア出身の俳優です。
父親のモーリス、母親のジョージアナ・ドリュー、弟のジョン、妹のエセルいずれも俳優です。

1893年15歳で初舞台を踏みましたが、本人は俳優になるのを渋っていました。
本人は絵を描きたかったようです。
しかし舞台俳優として成功したので俳優を続けました。
1911年にはD.W.グリフィスに誘われ映画界に入り60以上のサイレント映画に出演しました。
またMGMと契約したあと、映画監督業をして1929年にアカデミー監督賞にノミネートされていますが、長続きせず、1931年からは俳優業に専念します。そしてこの1931年の映画「自由の魂」でアカデミー主演男優賞を受賞しました。
映画には1954年に亡くなるまで出演を続けていますが、1938年に関節炎と二度の転倒によって車椅子生活を強いられました。1938年以降の映画を見ると車椅子をつかって出演しているのがわかります。

さまざまな役を演じましたが最も著名なのは1946年の「素晴らしき哉、人生！」のヘンリー・ポッター役でしょう。くそったれな悪徳銀行家のポッターを演じています。

ー主な出演作ー
1923年　女性の敵 "Enemies of Women "
1931年　自由の魂 "A Free Soul"
1932年　グランド・ホテル "Grand Hotel"
1937年　我は海の子 "Captains Courageous"
1938年　テスト・パイロット "Test Pilot"
1938年　我が家の楽園 "You Can't Take It with You"
1944年　君去りし後 "Since You Went Away"
1946年　素晴らしき哉、人生！ ”It's a Wonderful Life”
1946年　白昼の決闘 "Duel in the Sun"
1948年　キー・ラーゴ "Key Largo"
1952年 栄光の星の下に "Lone Star"

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