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音楽学校生の吉田和夫(森雅之)。出兵することになり、親しい４人の女友達とも別れる。
戦後復員してきた吉田はその4人と会うことになるが・・・



森雅之(吉田和夫)
濱田百合子(藤川佳王子)
・華族の娘だが家が没落　成金古川が結婚を条件に金を出す

三浦光子(町田時代)
・酒場の歌手

月丘夢路(林原芳江)
・公演中に倒れ、危篤に。

木暮実千代(佐川孝子)
・クラブのマダム

笠智衆(古川隆吉)
・銀行の給仕から成金に
坪内美子(千鶴子)
望月美恵子(キャバレーの女ユミ)
殿山泰司(劇場支配人)
山路義人(レコード会社総務)
長尾敏之助(芸能社社長)
清水将夫(弁護士)　


監督：渋谷実
脚本：新藤兼人
音楽：服部良一
撮影：長岡博之

1948年の作品「四人目の淑女」。
渋谷実監督作品。

松竹サイト

↑
松竹のサイトには上原謙が主演と書かれてますが・・
上原謙は本作品には出演していません。
ちょっと調べたら、どうやら元々は上原の予定だったようで。
代わりに出てるのが森雅之です。

復員後、4人の女友達に会いに行くという話。
そのうち月丘夢路はほぼセリフなし。
危篤ですから。
木暮実千代 （佐川孝子）が終盤、林原(夢路)死後に芝居を打つ。
急に改心したのか。
ともかくタイトルの四人目の淑女ってのは林原のことに違いないでしょうね。

成金古川を演じているのが笠智衆。
こういう役は珍しいような。