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2024年06月12日

女性の勝利 (1946)












ストーリー

引用元 松竹
自由主義陣営の評論家・山岡敬太(徳大寺伸)は終戦と共に獄舎から釈放されたが、五年間に渡る獄中生活は心身を再起不能にし、彼は獄舎から直ちに病院へという惨めな姿であった。この敬太を温かく迎えたのはかつての彼の愛人女弁護士細川ひろ子(田中絹代)であった。この二人の恋愛再燃を最も恐れたのはひろ子の姉みち子(桑野みゆき)であり、牢固たる封建思想の持ち主であるその良人河野検事(松本克平)であった。司法の民主化が叫ばれその運動が活発化するに従って弁護師団は河野検事を粛正の第一位に擬しその機会を狙っていた。ひろ子は女学校時代の同窓生朝倉もと(三浦光子)が貧窮のドン底にあって良人に死なれ悲嘆のあまり精神錯乱を起こして愛児を死に至らした事件の公判にもとの弁護士として立ち図らずも河野検事と対決、河野検事は被告が母としての責任を回避し女の道をふみした非倫行為なりとし懲役五年を求刑したのに対し、日本の封建的家族生活の欠陥を指摘、日本の全女性があまりにも男性依存の精神に培われた結果一度良人という支柱を失えばたちまち苦境に陥ると説破、この事件は日本社会の罪なりとして無罪を主張、同時に女性の男性従属よりの覚醒を叫んだ。



製作スタッフ

監督:溝口健二
脚本:野田高梧
脚本:新藤兼人
撮影:生方敏夫
音楽:浅井挙曄

出演者

細川ひろ子:田中絹代
姉みち子:桑野通子
朝倉とも:三浦光子
山岡敬太:徳大寺伸
河野の母:若水絹子
石田時枝:風見章子
裁判長:奈良真養
河野周一郎: 松本克平


1946年の「女性の勝利」。監督は溝口健二。
アメリカ占領下での作品となります。

主役は田中絹代演じる女弁護士。
この頃は女性弁護士は数えるほどしかいなかったでしょう。
法廷で姉の夫である検事と対決すると。
同時身分がまだ低く見られていた、女性の地位向上を訴えた作品でしょうね。
1946年というだけに、GHQがそういうような脚本にしろと言った感じもある。

姉の通子を演じてるのは桑野通子。
この映画撮影中に亡くなってます。
これが遺作なんですよねえ。

裁判のシーンで気になるのは、裁判官と検察官が同じ壇にいて、弁護士被告が下にいるというとこ。
今じゃ考えられないが、あんなものだったのか。
弁護士も軽く見られていたのか。







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posted by jimmy8989 at 11:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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