価格:572円 |
ストーリー
恩地喜多八は能のシテ方宗家の甥であったが、謡の師匠宗山と腕比べを行い自殺に追い込んだために勘当される。宗山には娘お三重がいたが、親の死によって芸者となっていた。肺を病み流浪する喜多八は偶々お三重と会い、二度と能をしないとの禁令を破ってお袖に舞と謡を教える。
より
出演者
恩地喜多八: 花柳章太郎
お袖: 山田五十鈴
次郎蔵: 柳永二郎
恩地源三郎: 大矢市次郎
辺見雪叟: 伊志井寛
源市: 瀬戸英一
宗山: 村田正雄
制作スタッフ
監督:成瀬巳喜男
脚本:久保田万太郎
原作:泉鏡花『歌行燈』
音楽:深井史郎
撮影:中井朝一
編集:長沢嘉樹
1943年の「歌行燈」。
成瀬巳喜男監督作品。
原作は泉鏡花。
東京と言っているので、時代は明治時代以降が舞台。
芸道物です。
按摩と対決し、自殺に追い込む喜多八。
これもなかなかのシーンだが、自殺とは大げさだなと今の感覚では思わなくもない。
今と昔の考え方の違いか。
自殺に追い込まれた按摩の娘が山田五十鈴。
劇中では三味線もできない、歌もできないという娘だったが、実際は逆でどっちもできる。
三味線は仕事人でも、弾いてました。
喜多八がお袖に教えるシーンですか。
木漏れ日の中。
カラー映画だったらもっと綺麗だっただろうなと。
モノクロなので、暗くなってる。
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