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企画：松山英夫
脚本：八尋不二
撮影：武田千吉郎
音楽：西吾郎
監督：森一生


野上キヨ：轟夕起子
妹たか子：月丘夢路
岸真知子：小夜福子
坂口敬太：戸上城太郎
弟次郎：久原亥之典
他

1947年の作品「婦人警察官」。

リンク先のコメント欄にもあるように、GHQのプロパガンダなんでしょうね。
そもそも女性の警察官が日本で初めて採用されたのは1946年で、映画公開の前年にすぎない。
女性採用が行われたのもGHQの指示によるものであり、本作もその宣伝かのような作品。

セリフに女性は内勤だけだから　というのがありましたが、当時は広報、職場の花のような立場で、逮捕権も持たないものだった。
まだ採用されたとは言え、低く見られてたんですよね。
そういうのはいかん、けしからん改めよというのが本作の趣旨だろう。


でもクライマックスのカーチェイスはなかなか良い感じ。
女性の活躍を見せたかった映画かな。