映画
制作スタッフ
監督:大庭秀雄
製作:小倉武志
脚本:新藤兼人、光畑硯郎、橋田壽賀子
撮影:生方敏夫
音楽:古関裕而
美術:森幹男
出演者
永井隆:若原雅夫
みどり:月丘夢路
山田幸子:津島恵子
朝倉教授:滝沢修(民芸)
山下:三井弘次
孫左衛門:薄田研二(新協)
鈴木神父:青山杉作(俳優座)
吉崎医学士:清水一郎
爺や:高堂国典
五島教授:奈良真養
谷村助手:土紀就一
永井誠:村瀬禅
永井隆(若原雅夫)
隆の妻・みどり(月丘夢路)
山下(三井弘次)
朝倉教授(滝沢修)
1950年の作品「長崎の鐘」。
原作は永井隆 「長崎の鐘」「この子を残して」「ロザリオの鐘」「生命の河」「亡ひぬものを」等よりとある。
単純に「長崎の鐘」を映画化したわけではないようだ。
脚本の一人としてクレジットされてるのが橋田壽賀子。
「おしん」や「渡る世間は鬼ばかり」で知られているが、本作が初めての脚本。
1950年というと、まだアメリカの占領下。
GHQの検閲がありました。
そのため、本作は原爆について真正面から取り上げることはできませんでした。
さらっと出てきますが、被害の状況とか詳細に取り上げてないし、割合も少ない。
でも、日本人が原爆を取り上げたというだけでも評価されるべき。
映画は永井隆の伝記映画のような感じで、メロドラマが加わる。
初めて知ったんですが、永井隆は被爆で病気になったわけじゃないんですね。
X線で透視検診続けていたため、被爆し白血病を発症したのでした。
永井博士は映画公開の8ヶ月後の1951年5月に亡くなっている。
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