映画
出演者
天沼朝次:大川平八郎
弟・夕次:佐伯秀男
母:清川玉枝
空木:藤原釜足
舞:高尾光子
尾上霞:山懸直代
暮津紀子:堤真佐子
製作スタッフ
演出:成瀬巳喜男
脚本:成瀬巳喜男
原作:三宅由起子
撮影:鈴木博
音楽:伊藤昇
1936年製作、成瀬巳喜男監督の「君と行く路」。
原作は三宅由岐子の「春悠記」。
朝次は尾上霞とい将来を誓い合っていたが、尾上家からは交際を禁じられていた。
尾上家は負債の肩代わりを条件に霞の縁談を進める。
一方弟の夕次は霞の親友である、暮津紀子が鎌倉に来た時に、同じ列車に乗り合わせていた。
夕次は一目ぼれして結婚を考えるようになった。
という話だ。
なんとも切ない話ですか。
結ばれてハッピーエンドという在り来りな展開ではない。
恋愛は自由だという時代ではなかったし、政略結婚も普通にあった時代ですからね。
そういう世の中なんだったと。
しかし母親のことをマザーって言いますか。
正直母親のキャラはおかしいというか、なんかやりすぎ。
後、この映画は結構横文字使いたかったのか、結構必要以上に出てくる印象。
現在でもそんな言い方しねえだろうと思いましたが。
※
冒頭の海は横須賀でしょうか。
17分頃に出てくるのは、横須賀線の鎌倉駅ですか。
当時は国鉄ですか。北鎌倉駅と逗子駅の間にあるのは今も変わってない。
駅前にMeijiとあるのは明治のチョコレートの店らしい。さすがにこれは現存しない。
モダンだ。
参考
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