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2022年12月28日

金色夜叉 (1937)

金色夜叉 (新潮文庫 新潮文庫) [ 尾崎 紅葉 ]

価格:880円
(2022/12/28 10:59時点)
感想(5件)











配役

間貫一・・・・・・夏川大二郎
鳴沢宮・・・・・・川崎弘子
鰐淵直行・・・・・上山草人
鰐淵直道・・・・・佐野周二
藤子・・・・・・・大塚君代
荒尾譲介・・・・・佐分利信
富山唯継・・・・・近衛敏明
赤樫満枝・・・・・三宅邦子
お宮の父・・・・・武田秀郎
お宮の母・・・・・吉川満子
箕輪俊子・・・・・高峰三枝子
風早庫之助・・・・笠智衆


製作スタッフ

監督:清水宏
原作:尾崎紅葉「金色夜叉」
脚色:源尊彦 中村能行
撮影:青木勇
録音:土橋武夫 石川桂市
音楽:伊藤宣二


1937年のバージョンの「金色夜叉」。
尾崎紅葉の代表作が原作だが、途中で作者が死去しているため、未完である。
原作は著作権が切れており
でも一部読める。
https://aozora.binb.jp/reader/main.html?cid=522
明治の作品であり、古めかしい書き方である。


「金色夜叉」で有名なシーンは原作では8章にある、貫一がお宮を蹴り飛ばすとこ。
熱海にその像がある。
熱海の砂浜のシーンだが、映画では山道になっており、ちょっとあっさりしてるかな。

よく知られているセリフ「来年の今月今夜のこの月を僕の涙で曇らせてみせる」
原作では
吁、宮(みい)さんかうして二人が一処に居るのも今夜ぎりだ。お前が僕の介抱をしてくれるのも今夜ぎり、僕がお前に物を言ふのも今夜ぎりだよ。一月の十七日、宮さん、善く覚えてお置き。来年の今月今夜は、貫一は何処でこの月を見るのだか! 再来年の今月今夜……十年後(のち)の今月今夜……一生を通して僕は今月今夜を忘れん、忘れるものか、死んでも僕は忘れんよ! 可いか、宮さん、一月の十七日だ。来年の今月今夜になつたならば、僕の涙で必ず月は曇らして見せるから、月が……月が……月が……曇つたらば、宮さん、貫一は何処かでお前を恨んで、今夜のやうに泣いてゐると思つてくれ

前半部分は少し違うが映画でも採用されているが、有名な「この月を僕の涙で曇らせてみせる」の方はない。
清水監督が、こういう作為的シーンを嫌がったためか。


金色夜叉はこの当時からかなり知られた作品で、映像化された作品は30ぐらいある。
同じ原作でも、それぞれの監督によって演出が違うので。
見比べも良いと思う。








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posted by jimmy8989 at 10:36 | TrackBack(0) | 映画

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