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前作で事故死した工藤一平の子供を身ごもった朱実。
一平の弟良太から求婚される展開。
一方、従姉歌子は青木との結婚を求められ・・・


朱実：田中絹代
歌子：川崎弘子
良太：上原謙
野上：佐分利信
宗方子爵：斎藤達雄
夫人：吉川満子
京子：高峰秀子
工藤未亡人：岡村文子
青木：山内光


監督 - 五所平之助
脚色 - 五所平之助、野田高梧
原作 - 菊池寛
撮影 - 小原譲治、茂原英朗
美術 - 五所福之助
音楽 - 福田幸彦
録音 - 土橋武夫


前作「新道前篇朱実の巻」の続編。
というか本作と「新道前篇朱実の巻」で一つの作品である。

田中絹代、川崎弘子、上原謙、佐分利信らが引き続き出演。
佐野周二は遺影での登場。佐分利信は最後の方のみ登場。

朱美は弟良太と結婚し、朱美に振られた青木は歌子に求婚する展開。

田中絹代、川崎弘子2人の恋愛が語られる。
どちらが幸せになるかはわからない。
特に歌子の方。野上(佐分利信)を捨て、青木に行ったのは良かったのか。
あの青木ってそこまで魅力的ではないと思いますけどね。
外交官なので、お金には困らないでしょうが。
野上と一緒になっても、長くなかったかもしれない。


田中絹代が27歳、川崎弘子が24歳、上原謙、佐分利信が27歳ですか。
みんな若いですね。
工藤の嫌な感じの母演じたのは岡村文子は38歳だそうで。
50、60代に見えましたね。
よく演じてます。