映画
ストーリー
チャブ屋で働きながら女手一つで息子の春雄を育てるお雪。
彼にはチャブ屋で働いていることを隠しており、ホテルで働いていると嘘をついている。
あることがきっかけで、母親のことで春雄は学校でいじめられ、友人たちから避けられるようになる。
母親のため、立ち向かう春雄であったが・・・・
出演者
お雪:桑野通子
恭助:佐野周二
マダム:岡村文子
A子:忍節子
春雄:爆弾小僧
小太郎:突貫小僧
ホテルの女:水戸光子 他
客:大山健二
制作スタッフ
脚本:斎藤良輔
録音:土橋武夫 森武憲
音楽:伊藤宣二
監督:清水宏
1937年の作品「恋も忘れて」。
清水宏監督作品。
チャブ屋は日本在住の外国人や、外国船の船乗りを相手にした「あいまい宿」。
表向きはホテルでしょうが、売春婦などを抱えているようなところもある。
必ずしも売春宿とまでは言えないが、この時代はそういう認識で差別的に見られていたのは間違いないと思います。
そこで働いているお雪ですが、そのために息子がいじめに遭うことに。
この時代の偏見は今以上でしょう。
タイトルの「恋も忘れて」ですか。
お雪はシングルマザーで育てているようなので、恋をしている余裕がないということか。
大切に育ててきた息子がいじめられ、息子は立ち向かい命を落とすと。
なんてやりきれない話であろう。
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