価格:902円
(2021/12/28 11:06時点)
感想(3件)
映画
ストーリー
本田家の次男として生まれた次郎は、幼い時から尋常小学校に務めるお浜のところに里子として出され、そこで育てられる。次郎はお浜に懐いていくが、あるとき実家に戻ることになるが・・。
制作スタッフ
原作:下村湖人
脚色:館岡謙之助
音楽:服部正
監督:島耕二
配役
次郎(幼年時代):杉幸彦
次郎(少年時代):杉裕之
その父:井染四郎
その母:村田知英子
青木春子:轟夕起子
お浜:杉村春子
青木医師:北龍二
直吉:杉狂児
その他のキャスト
より参照
1941年の島耕二監督作品「次郎物語」。
原作は下村湖人の同名の小説。
この小説は5部作で作者死去のため未完で終わってるが、この映画はそのうちの第一部に当たる映画化。
杉兄弟が主演。 前半の次郎を弟の幸彦、後半を兄の裕之が演じている。
また直吉を演じた杉狂児は彼らの父親。
日活のサイトによると、上映時間は121分。だが現存するのは79分。40分が欠落している。
そのせいか、まとまりがなく見えなくもない。
40分も欠落していると、もともとのシーン繋げ方も見えないですから。
さて、本作は里子にされ成長していく次郎の話。
里子は一時的にあずけているということであり、返せと言われれば止めることはできないのが現状。
親が居るにしろ、親とは疎遠になってしまいますし、帰りたくないって言う次郎の気持ちわかりますよね。
次郎の母親。最初冷たい人だなって思えました。次郎をきちんとした人にしたいというのはわかりますが、ちょっと愛情にかけてる感じだし、教育というより支配しているようだ。
その母も最後、病気になってそれらが間違いだったってわかるんですけどね。
次郎は2人で演じてるんですけど、実の兄弟なので、違和感がほとんどない。
兄弟で幼年期、少年期を演じるというのも珍しいと思います。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image