キャスト
時代:桑野通子
路子:川崎弘子
雪子:水戸光子
久江:大塚君代
清子:森川まさみ
千鶴:原清子
美恵:小橋昌子
浩介:岩田祐吉
吉川:大山健二
給仕:葉山正雄
裁判長:笠智衆
スタッフ
原作・脚本:斎藤良輔
音楽:万城目正
監督:佐々木康
1937年の作品「新女性問答」。
佐々木康監督作品。
ほのぼのした女学生の物語かと思いきや、終盤裁判に発展するというもの。
時代(桑野通子)の姉は芸者をして、妹に学校に行かせている。
他の6人の友人たちは、姉が芸者であると知ると、離れていく。
今だと芸者ですといっても引かれることないでしょうけど、この当時だと芸者なんてとんでもないという扱い。
調べると、かつては人身売買だとか売春の温床にもなっていたのこと。
今でいう風俗みたいな感じだったんでしょうかね。
とにかく芸者に対する差別意識がすごい。
ただそれに対しての、芸者仲間の反論がすごくすっきりして気持ちいい。
クライマックスの裁判。
自分の姉を、殺意はなかったとはいえ誤って殺害してしまった友人の裁判なんてするんですかね。
ちょっと現実的ではないような気がします。
まあそれが映画というものか。
ここで少し出てくる裁判長はまだ30歳代の笠智衆。
時代の姉の元恋人が村松ですか。
姉を捨てたばかりじゃなく、時代の友人と結婚も、それもダメに。
正直言って結構なクズ野郎だと思うんですが、最後改心したとか言ってますね。
本当かよと。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image