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2021年09月24日

エノケンのワンワン大将 (1940)









映画



概要

三太を演じるのは榎本健一。
放浪者で、土管を住処にしており、土管三太と名乗る。どうやら本名はわからないらしい。
演劇の雑用に駆り出されたりするが、そうしたうちに、シェパード犬と出会う。

スタッフ

制作主任:市川崑
音楽:栗原重一
脚本:山本嘉次郎
演出:中川信夫


配役

三太・・・・・・榎本健一
デコチャン・・・宏川光子
チャアチャン・・北村季佐江
メイ子・・・・・中村メイコ
テル子・・・・・御舟京子



1940年の作品。
榎本健一主演。

榎本健一はエノケンの愛称で知られており、「日本の喜劇王」とも呼ばれておりました。
喜劇王といえばチャップリンですから、日本のチャップリンみたいな存在だったのでしょう。
榎本健一は名前こそ今でもそこそこ知られていると思いますが、出ている作品はあまり知られてないのではないか。
実際私もエノケンを見たのがこれが初めて。

映画は長編映画としてはかなり短めの50分。
テンポがいいが、やはりちょっと短すぎるか。
犬との関係をもっと描いても良さそう。
急ぎ足だ。
まああくまで喜劇であり、犬との絆を描きたかったわけではないのだろうが。

途中(20分ごろ)で犬を見て、あまりにもこいつがうまそうと言っているが犬を食べる文化など日本にあったのだろうが。

30分すぎに見える車には「精養軒」と書かれている。
精養軒は今でも上野公園にある、フランス料理店だ。
創業は1872年というこの映画撮影時でも老舗と言える店。
日本におけるフランス料理の草分け的存在である。










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posted by jimmy8989 at 10:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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