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映画の都と言えばやっぱりハリウッドでしょう。ハリウッドはアメリカのカリフォルニア州にあります。
映画産業の中心であることは疑いようもありません。映画を製作するにあたって今は検閲を受けるというのはありませんが1930年かｒ1968年には存在していました。その制度をヘイズコード(Motion Picture Production Code)といいます。ヘイズというのはアメリカ映画製作配給業者協会会長を1922年から1945年まで努めたウィル・H・ヘイズからとっています。具体的な内容についてはWikipediaに乗っているのでここでは省略します。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89
このコードは合衆国政府や州政府から強制された制度ではなく自主的にハリウッドが行ったものです。
始めの頃はある程度機能していた(1939年の風と共に去りぬではdamnという言葉が使われていているので完全に機能していたわけではない)のですが1950年代に入るとそうはいかなくなりました。
1950年代になると「或る殺人」「去年の夏 突然に」など露骨な描写をする映画が公開されるようになっていきコードの威力は弱まってきたのです。1960年代には完全にコードの実施が不可能となりヘイズコードは廃止されることになるのです。そしてヘイズコードより緩いレイティングシステムにとって代わられます。日本でもこのレイティングシステムは有ります、R-18とか書いてあるのはこのシステムからです。