2015年01月08日
ビデオカメラ自作防水パックテスト
ここんとこ紹介していたタケヤ化学工業のフレッシュロック2.7リットル容器を改造したカメラ用防水パックが完成しました。未だ試作品1号機ですが…。
横からみるとこんな感じで…
写真ではわかりにくいかもしれませんが、液晶ビューファインダーで構図を合わせられるようにしております。
通常のファインダー(後ろにある覘くヤツ)は見れません。
エイリアンの巣にあるネバネバしたイメージでH.R.ギーガー調のデザインを狙いましたが、余計異様になってしまいました。しょうがないので、ズタ袋に突っ込んで持ち運ぶ方式にします。
容器の固定はプラスチック用、自称強力接着剤で固定後、さらに補強として10号ナイロンテグス(φ0.52mm)を前後2か所ぐるぐる巻きにしてピタガンで固めております。容器が外れて滑走すると大変なのでここは万全を期しております。
コース外に設置はしますが、念のため金属部の角は夜光仕様の緩衝材で覆い、とれないように、これもピタガンでべっとりと固定しております(今回、ピタガン30本くらい使った感じ)。カメラ込の総重量は約1,600gですので、ゴリラポッド
SLR-ZOOMの許容荷重3kg以内の要件を満たしております。
早速、防水テストしましたが問題ありません。防水は機能しております(容器の密閉性は弄っていないから当たり前か)。
水かけてるときの映像のうちの1コマ。もちろんちゃんと撮れております。
さあ、それではゲレンデでこいつは通用するのでしょうか?
性格的に準備出来ると我慢出来ない性分なもので、早速、試してきました。
で、 約4時間、吹雪の中、パークのダウンレールを狙って放置撮影したのが、
←こいつ。静止画ですが、動画をアップする必要もありません。約4時間、2GBもメモリー消費して初めから終わりまでこの絵のままでした(T_T)。
予想はしておりましたが、雪が付着して溶け水滴となってしまうようです。上の写真で紹介した様に、水をシャワーにしてかけた後の場合はきれいに流れて、若干の水滴は残りますが使える程度の映像になります。
どうやら、ゲレンデの場合は外側の面に何らかの処理をしなければならないようです。撥水?親水?くもり止め?
それと、ビューファインダーでの構図確認もダメでした。眩しいというよりは吹雪で何が何だかわかんないん感じで、一方向からしか見れないこともあって状況によっては勘でただ置くという従来方式になってしまいます。
また、改良しましょう(なんか新商品開発のPDCAみたくなってきたな)。
ちなみに、ゲレンデでこの撮影しているとき、どっかのTV局が撮影しに来ておりました。業務用のデカいカメラにレインジャケット付けただけでしたけど、彼らの場合はカメラマンがずっとカメラの番してますからネ。
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