マンション建設の反対運動中に、工事現場の監督に対する暴行容疑で逮捕され、その後起訴された男性の無罪が確定し、警察庁のデータベースで保管されているDNA型データなどの抹消を国に求めた訴訟の判決で、名古屋地方裁判所の西村修裁判長が無罪男性のDNAデータ抹消を命じる判決を出しました
しかし、違法捜査による損害賠償請求は棄却しました。
代理人弁護士のコメント
「無罪確定後にDBからの抹消を命じる判決は初めてではないか」
逮捕されて留置場に入れられると、指紋は強制的に採集されますが、DNA採集は任意となります
唾液を提出するだけなのですが、キッパリと断ってください
日本国民は、逮捕されて勾留されると指紋を採集されます
日本では起訴されると99.9%有罪となる冤罪大国なので、そのような制度が成立していますが、本来であれば有罪の確定後に採集されるべきです
データベースからの削除が簡便に行われるできであり、そもそも逮捕された時点で指紋情報を奪われるのは昭和の発想です
無罪となった案件で賠償請求が棄却されるのは遺憾です
国が賠償請求に応じないのであれば、「疑わしきは罰する」現状の公判体制を改めるべきでしょう
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