京都府警伏見署捜査2課に所属する57歳の男性警部補が、捜査で入った民家で金品を盗んだとして、窃盗の容疑で追送検されました
京都府警伏見署捜査2課の警部補は、山科署警務課に所属していた2015年から2019年頃までの間に、同署に相談に来た高齢女性宅に公務として複数回にわたって訪れ、合計約1200万円を盗みだした疑いがもたれています。
京都府警伏見署捜査2課の警部補は他にも、伏見署刑事課に所属していた2022年2月に、変死事案の捜査中に京都市伏見区にある民家から約80万円を盗みだした疑いがもたれています。
京都府警伏見署捜査2課の警部補はこれまでに、窃盗や詐欺、虚偽有印公文書作成及び同行使の罪で起訴されていました。
伏見署刑事課に所属した2019年に、変死事案の捜査中に民家から腕時計と約10万円を盗み出し、2020年には金融機関からの情報を悪用して高齢女性宅から約300万円を盗んだ疑いがもたれています。
2021年から2022年までの間に、捜査協力者への謝礼として虚偽の報告をする手口で、捜査費約7万円をだまし取った疑いがもたれています。
京都府警伏見署捜査2課の警部補は2023年4月に、京都府宇治市にある量販店で商品16点(店頭販売価格1万8千円相当)を万引したとして書類送検されていました。
同年8月に、過去の犯行を上司に告白したことで、府警が捜査を進めていました。
京都府警は、この警部補を2024年2月2日付で免職の懲戒処分としました。
京都府警は監督責任を問い、当時の上司だった幹部12人を内部処分としました。
内部処分の内訳は、50代の警視1人と40代の警部3人を所属長注意の内部処分としました。
50代の警視正1人と40代から50代の警視5人、40代の警部1人を口頭厳重注意の内部処分としました。
60代の警視1人を指導としました。
京都府警伏見署捜査2課の警部補コメント
「借金の返済や飲食代、交遊費に使った」
京都府警の森功治首席監察官コメント
「被害に遭われた方、家族に深くおわび申し上げる」
「警察活動中に犯罪行為に及ぶなど職務への信用を著しく損なう事案であり、厳正に処分した」
京都府の警部補はセコイ犯罪を繰り返していましたが、発覚時には数え役満になりました
日本の警察組織は、江戸時代では獄卒、戦後は兵隊崩れ、現在では国家ヤクザでしかありません
法務省関係者が刑訴法を適切に運用することなく、私物化しているのではないでしょうか
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