国家の不祥事

2023年11月3日
横浜市の路上で飲食店従業員で53歳のタイ人男性と男性3人がトラブルとなり、タイ人男性が勤務先の飲食店から刃物持ち出して男性ら3人を刺したとして逮捕されました

タイ人男性は2023年11月2日午後7時半頃に横浜市中区の路上で、トラブル相手の男性の右胸などを刃物のようなもので突き刺すなどして、殺害した疑いがもたれています。

この事件で、男性グループの1人が死亡し、2人がケガをしました。

神奈川県警は、タイ人男性と死亡した男性側のグループとの間に、何らかのトラブルがあったとみて捜査しています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
被害の程度から、タイ人男性が容疑者になりますが、被害者側の立場に立ったグループの調査も丁寧に行ってもらいたいです

しかし、日本の司法には、加害者の落ち度を量刑に反映させるような丁寧な法廷は見受けられません

2023年11月4日
千葉県警茂原署地域課に所属する49歳の男性警部補が、人身死亡事故を起こしました

千葉県警茂原署地域課の警部補は2023年11月3日午後9時5分頃に、千葉県千葉市若葉区若松町の飲食店敷地内で、軽乗用車を運転中に歩行中だった60代男性をはねました。

茂原署地域課の警部補にはねられた男性は病院に運ばれましたが、病院で死亡が確認されました。

事件当時は非番だった茂原署地域課の警部補は、千葉市若葉区にある飲食店のドライブスルーで商品を購入し、出口に向かう途中で左折したところで男性をはねたということです。

千葉県警茂原署は、自動車運転処罰法違反（過失致死）の容疑を視野に入れて事件の捜査を進めています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ドライブスルーの敷地内での高速運転は考えられませんので、打ち所等の不運が重なったのでしょうか


全国的に、地域課警察官による事件事故が目立ちます

2023年3月27日
岩手県二戸市役所に副主幹級として勤務する40代の男性職員が、時間外手当を不正受給したとして、停職3カ月の懲戒処分となりました

岩手県二戸市役所の職員は2022年4月から同年12月までの間に、勤怠管理システムに実体がない時間外勤務をしたかのように入力する手口で、約27万円を不正に受け取っていました。

二戸市役所の職員は他にも、所属長のパソコンに不正にログインして、時間外勤務申請の決済を行ったり、他部署のフォルダにアクセスして、データを故意に消去していたということです。

庁舎が施錠されていて職員がいないはずの時間帯に、勤務記録を残していたことから事態が発覚しました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
直接の上司や、チェック機能を構築できなかった連中への懲戒処分も必要です

血税が、公務員による不正な中抜きに消えています

自公政権では、増税すれば増税した分だけ、中抜きに消えていくのでしょう

2023年11月2日
富山県警南砺署の署長が、飲み会で女性職員にセクハラ行為におよんだとして、本部長注意の内部処分となりました

富山県警南砺署の署長は2023年10月中旬に、富山県内にある飲食店で署員男女複数人が参加する酒席で、富山県警の女性職員の手を握ったり頭をなでるなどしたということです。

富山県警に対して南砺署の署長による不適切な行為があったとの情報が寄せられたことで事態が発覚しました。

女性職員にセクハラ行為におよんだ署長は、ビールや日本酒などを飲み酔っていたということです。

南砺署の署長は、2023年11月2日付で依願退職しました。


富山県警南砺署長の署長コメント
「女性職員や組織に迷惑をかけ、大変申し訳ない」


富山県警の石田康久首席監察官コメント
「県民の皆様に深くおわび申し上げる。より一層の綱紀粛正を図り、再発防止に努める」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
北陸地域では富山県警の不祥事が突出しています
不祥事の陰には、幹部の質の問題があるのでしょう


セクハラで依願退職なら腑に落ちますが、警察官犯罪が依願退職で済まされているのは許されません

2023年11月3日
福島県小野町在住で溶接工の47歳ブラジル国籍男性が、10代の少女に暴行して骨折させたとして、傷害の容疑で逮捕されました

ブラジル国籍男性は2023年11月2日に、福島県小野町在住の10代の少女を床にたたきつけるなどして、胸椎を骨折させた疑いがもたれています。

通報を受けて現場に急行した消防士が、警察にも連絡をして事件化しました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
外国人犯罪が激増しています

外国人労働者の受け入れ態勢が整っていなかったということです

2023年3月28日
広島県警福山西警察署に所属する62歳の男性警部補が、署内の銃保管室で拳銃を誤射しました

広島県警福山西警察署の警部補は2023年3月28日午後2時50分頃に、福山西警察署の拳銃を保管する部屋で、1人で拳銃の動作確認をしていたところ誤って実弾一発を発射しました。

拳銃は弾を抜いて保管されますが、今回の誤射事案で使われた銃には実弾一発が残っており、男性警部補も弾が入っていることに気づかなかったということです。

誤射された弾は、拳銃の収納棚に当たりめりこんだ状態で発見されていいます。


福山西警察署のコメント
「原因を詳しく調査し再発防止に努めたい」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
警察官が装備する銃はリボルバー式ですから、銃を手に取った初手で弾倉を目視で確認できます
銃の扱いに不慣れで、知識や見識も乏しいのでしょう

2023年11月2日
福岡県芦屋町福祉課で係長として勤務する30代の男性町職員が、12年間にわたって公用車やマイカーを無免許運転したとして、2023年11月1日付で停職3か月の懲戒処分となりました

福岡県芦屋町の町職員は2023年9月3日に、山口県内で妻名義の乗用車を運転中に、山口県警の検問で免許証の提示を求められ、無免許運転が発覚しました。

福岡県芦屋町の町職員は2011年1月の採用時には、履歴書に免許を「取得見込み」と記載しており、約半年後に「取得した」と虚偽の申告をして公用車を運転するようになりました。

この町職員は、記録が残る過去3年間で計27回にわたって公用車を運転しており、マイカーで通勤したこともあったということです。

福岡県芦屋町では、今後は上司が年1回、各職員の免許証を確認する方針です。


福岡県芦屋町の町職員コメント
「ずるずると無免許のまま運転してしまった」


福岡県芦屋町の波多野茂丸町長コメント
「心よりおわび申し上げる。再発防止の取り組みを徹底する」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
福岡県芦屋町では、公用車に乗る職員の運転免許証をチェックしていないのがそもそもの問題です
このケースでは、上司等への懲戒も必要だと思います

免許証の確認を実施する方針の様ですが、年1回というのは正気を疑います
仕事で公用車に乗る職員には、毎日の免許証と飲酒チェックはマストです


12年間の無免許運転で停職3か月の懲戒処分では、処分があまりにも軽いと思われます
虚偽の申告だけでも停職3か月相当でしょう

福岡県芦屋町には、地方自治を実行する資格がないのではないでしょうか

2023年11月1日
自由民主党所属で麻生派の武見敬三厚生労働大臣が代表を務める政治団体「敬人会」が、政治資金パーティを開催していたにも関わらず、1000万円以上の収入を4回も報告書に不記載だったとして、政治資金規正法の不記載罪で上脇博之神戸学院大学教授により東京地検に刑事告発されました

「敬人会」は2021年に4回の政治資金パーティを開催しました。
規正法では、1000万円以上の収入があるものを「特定パーティ」と定められており、「敬人会」が開催したパーティはいずれも1000万円を超えているので「特定パーティ」にあたります。

「特定パーティ」ならば、その名称、開催年月日、開催場所、及び対価に係る収入の金額並びに対価の支払をした者の数を収支報告書に記載することが義務付けられていますが、「敬人会」の収支報告書にはそうした記載は一切ありません。

規正法で定められている政治資金パーティの場合は、20万円を超える対価を支払った法人、団体及び個人は、収支報告書に名称や金額など明細を記載する義務がありますが、「敬人会」はその明細も記載していません。

武見敬三厚生労働大臣側が4回開催されたパーティのうち一つで、2021年12月13日に都市センターホテルで開催された「武見セミナー」は、収入が17,605,000円だったのに対して、支出は1,880,225円でした。
粗利で約1572万円が手元に残り、その収益率は89.3％となります。
残りのパーティ3回でも、すべての収益率は82％以上となっています。


自民党麻生派の武見敬三厚生労働大臣による政治資金パーティ参加した「東京都医師政治連盟」「日本医師連盟」など複数の団体が、「パーティ券購入」などの名目で「敬仁会」に支出していることが、それら団体の収支報告書から確認でき、その額は少なくとも1184万円にものぼります。


武見敬三厚生労働大臣の政治団体敬人会コメント
「ご指摘を受けた事業は、開催間近の感染拡大状況に鑑み、WEB配信事業型とすることに決し、4回の事業については、いずれも『その他事業』として収支報告書に記載しているところです」


上脇博之神戸学院大学教授のコメント
「政治資金パーティは本来、大勢の人を集めて、高額な会費なので飲食の提供もあります。一方、動画配信事業とその録画DVD配布だけの事業は、大勢の人を集めることもしないので、政治資金パーティのように高額な会費を徴収できるはずがありません。それなのに、敬人会が2021年に開催した事業は、動画配信事業・録画DVD配布だけの事業と言いながら、政治資金パーティのように2万円の会費を徴収していたのです。『動画配信事業・録画DVD配布だけだから政治資金パーティではない』と言い張って一切記載していない。あまりにも悪質です。」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
政権与党の仕事は選挙と金集めだけなのでしょうか

2021年はコロナ禍の影響で、政治資金集めのパーティは開けない状態でしたが、動画配信事業を行い、それを録画したDVDを配布する業態にしたようです。
しかし、「オンラインのイベントだから政治資金パーティではない」という主張は通用しません

2023年3月29日
福島県伊達市財務部に勤務する37歳の男性職員が、仕事上の不手際により、減給1か月の懲戒処分となりました

福島県伊達市財務部の職員は、2021年2月に発生した福島県沖地震でにより、伊達市所有の56施設が被害を受けましたが、市が加入する保険団体に地震災害見舞金の申請を怠っていました。

2022年6月になってから市財務部職員の職務怠慢が発覚しましたが、時すでに遅く申請期限を過ぎており、市は本来受け取れる見舞金約940万円を受け取れませんでした。


福島県伊達市の職員コメント
「引継ぎ内容を十分に理解せず、この制度に気付かなかった」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
このような事案では、仕事上の指導をする立場にある上司や人事担当にも懲戒処分が必要でしょう

1000万円近くの公金を失ったことになりますから、職員一人の減給1か月では取り戻せません

2023年11月1日
千葉県木更津市役所財務部資産税課で主任主事として勤務する31歳の女性職員が、風俗店でアルバイトしたとして、2023年10月31日付で地方公務員法違反（営利企業等従事制限違反）による停職1カ月の懲戒処分となりました

千葉県木更津市役所財務部資産税課の主任主事は、2023年10月上旬から無許可で性風俗店のアルバイトをしていました。

市宛てに匿名のメールで情報提供があったことで、事態が発覚しました。

この主任主事は、懲戒処分の前から退職を申し入れており、2023年10月31日付で退職しました。


千葉県木更津市の職員コメント
「別の仕事に就きたい」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
公務員の公平性を担保するために副業が禁止されており、その補填として厚遇が与えられている訳です

公務員の副業は、家族を利用した抜け道が等が存在しており、公務員の根幹にかかわる問題です