2016年09月13日
超巨大地震は大潮前後に発生する確率が高めと判明
超巨大地震の発生確率は潮の満ち引きと関係がありそうだという研究結果が東大のグループから発表されました。この発表は井出哲教授(地震物理学)のグループが、過去の巨大地震が発生した時の潮の状況を分析した結果わかったものです。
近年に世界で起きたマグニチュード8.2以上の巨大地震は、12件ありますが、その中で10件は大潮または、その前後の干満差が大きい日に発生していることがわかりました。
2004年発生の、マグニチュード9.1のスマトラ島沖地震は大潮の日に発生しています。そして、2011年に発生したマグニチュード9.0の東日本大震災も潮の干満差が大きな時期に発生していました。
潮位が1メートル変わると、海底の地盤を押す力は10キロパスカル程度変化します。
このことから潮位が大きく変わって圧力が大きく変わる程、地底の断層に影響を与えます。そのため、この潮位の変化が地震を起こす断層の動きに影響していると考えられるそうです。(井出教授談)
この潮位の変化を考慮して地震の発生頻度の予測を算出すると、マグニチュード8.2以上の地震では、干満差が小さい場合に比較して6倍から40倍も高い数値になるそうです。
ところが、マグニチュード5.5から8.1までの地震では干満差による違いはなかったそうです。
地震の規模が大きくなるほど地殻には応力が溜め込まれていて、少しの刺激で影響を受けてしまうほど敏感な状態になっているのかもしれませんね。
尚、このような情報がでると、直ぐに過敏に反応して満月の日は危ないという情報が出回ることを、井出教授は心配しているそうです。「大地震の発生要因は様々な要因が絡んで起きる。潮の影響もその一つとわかった。(井出教授談)」
近年に世界で起きたマグニチュード8.2以上の巨大地震は、12件ありますが、その中で10件は大潮または、その前後の干満差が大きい日に発生していることがわかりました。
2004年発生の、マグニチュード9.1のスマトラ島沖地震は大潮の日に発生しています。そして、2011年に発生したマグニチュード9.0の東日本大震災も潮の干満差が大きな時期に発生していました。
潮位が1メートル変わると、海底の地盤を押す力は10キロパスカル程度変化します。
このことから潮位が大きく変わって圧力が大きく変わる程、地底の断層に影響を与えます。そのため、この潮位の変化が地震を起こす断層の動きに影響していると考えられるそうです。(井出教授談)
この潮位の変化を考慮して地震の発生頻度の予測を算出すると、マグニチュード8.2以上の地震では、干満差が小さい場合に比較して6倍から40倍も高い数値になるそうです。
ところが、マグニチュード5.5から8.1までの地震では干満差による違いはなかったそうです。
地震の規模が大きくなるほど地殻には応力が溜め込まれていて、少しの刺激で影響を受けてしまうほど敏感な状態になっているのかもしれませんね。
尚、このような情報がでると、直ぐに過敏に反応して満月の日は危ないという情報が出回ることを、井出教授は心配しているそうです。「大地震の発生要因は様々な要因が絡んで起きる。潮の影響もその一つとわかった。(井出教授談)」
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