鳥の祖先は恐竜という可能性が高いということは知っていましたが…: ひと時のブログ

2016年09月02日

鳥の祖先は恐竜という可能性が高いということは知っていましたが…

　もう随分前になりますが、東京の国立科学博物館で恐竜展をやっていました。その時は、既に恐竜には羽毛が生えていたらしいという話は聞いていましたので、そのような想像図が展示されていても、そうですかぐらいの反応でした。

ところが、先日いった図書館で見つけた本によると、今の小学生、中学生、それに高校生には学校で、鳥の先祖は恐竜らしいということが教えられているということを知りました。

その本には、今の中年世代以上の人は恐竜に羽毛のあることも知らない人が大勢いるらしいことも書かれていました。

鳥の先祖と恐竜の関係については、まさに世代間ギャップを実感して愕然（がくぜん）としたものです。
私は子供の頃から恐竜などには興味がある方で、恐竜のことならお任せくださいと言える程でした。ところが、世間では、既に鳥の祖先は恐竜だったというような認識をしていたのです。

1996年に中国で発見された羽毛をもった恐竜の発見を契機にして飛躍的に研究が進み、鳥の祖先は恐竜であるという説が主流になったそうです。

尚、鳥の祖先は恐竜だとする説は、アメリカの恐竜研究者が、1970年代に発表した論文で注目されていますが、実はダーウィンが「種の起源」を発表した当時からあったそうです。

但し、この当時は、鳥と恐竜との関係を示す具体的な証拠が乏しくて、ほとんど注目されなかったということです。

私は、恐竜の背中に羽毛が描かれた想像図をみてもピンとこない古い人間ですが、確かに鳥と恐竜は似ていると思います。

映画のジュラシックパークに出てきた「ラプトル」は頭が良さそうな顔をしていて、仲間と共同作業はするし、素早い動きでびっくりしました。もし、この「ラプトル」に羽毛があったら、現在の「だちょう」よりもはるかに鳥らしく見えると思います。

「ラプトル」がいない時代でよかったと思いますが、本物の「ラプトル」が動物園の強固な檻の中にいたら、ぜひ見に行きたいと思います。

尚、図書館であの記事を読んで以来、鳥をみると恐竜に見えるようになってしまいました。

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