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2017年12月18日

地球上で最も長生きの脊椎動物(512歳?)が発見された!

 先日、著名な科学誌(英サイエンス)から、地球上で最も長生きしている脊椎動物が見つかったという衝撃の情報が伝えられました。

その生き物は、北方(北大西洋と北極付近)の深海に生息する「ニシオンデンザメの一種」です。

ジュリアス・ニールセン氏(デンマークの海洋生物学者)がリーダーの科学者チームは、およそ5.5メートルのメスの「ニシオンデンザメの一種」を見つけました。

このニシオンデンザメは1年間に1pぐらいしか成長しない生物のため、単純に考えると5.5メートルの個体は、500年以上生きてきたことになります。(1年間に1p成長するという前提条件が正しければ、ですが。何とも頼りない前提条件ですね。)

同科学者チームによるニシオンデンザメの年代測定結果


 同科学者チームは、確実性が95%(?)と言われている、放射性炭素年代測定法で、28匹のニシオンデンザメの目の水晶体を分析した結果、その中で最も古い個体は、392歳という結果がでました。

水晶体で分析する理由は、水晶体にはニシオンデンザメが生命として発生した直後からの層が作られるため、放射性炭素年代測定法で測定できるからです。

放射性炭素年代測定法による確実性は95%のため、28匹の年代データから信頼水準95%の場合(標本平均±1.96×標準誤差)で統計的に処理すると、
ニシオンデンザメの年齢の分布は、272歳〜512歳と推定されたというのです。(私の調べ方が足りないのだと思いますが、前提条件の上に前提条件を載せて推定しているように見えてしまうのは残念です。)

これは、28匹の測定年齢データから、もっと大きな集団の年齢分布を95%の確からしさで推定して言っているのだと思いますが(?)、生データがないので、これ以上のことは何も判りません。

但し、ニシオンデンザメが長寿であることは研究者たちには知られていたようです。
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長寿命のニシオンデンザメを研究する理由


 ニシオンデンザメのような長寿命の生き物の研究は、長期間を要する宇宙旅行への反映や、人間の長寿命化への期待から注目されている研究のようです。

従来から長寿と考えられてきた生き物は、クジラです。その中でも、ホッキョククジラの寿命は、150年以上とも言われています。

私は、動物では人間が最も長寿だと思っていたため、自然界の動物で、100年を超える生物がいると聞いただけで驚いてしまいます。

こんなに長寿命の生き物がいるのなら、その寿命を正確に測る手法も待たれます。
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