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2016年05月06日

睡眠不足はメタボを招く

 最近は夜、思うように眠れないため深夜まで起きていて、睡眠時間は極端に少なくなりました。気のせいか、それとともにじわじわと太ってきたように感じています。

気になって睡眠関係の本を読むと、睡眠不足になると太りやすくなるということが書かれていて、少し驚きました。今日は、このことについて調べた結果を、簡単にまとめて紹介します。

人の食欲を制御するホルモンには「レプチン」と「オレキシン」、それに「グレリン」というものがあります。

《レプチン》
「レプチン」には人の食欲と、食べたエネルギーをどのように消費するのかをコントロールする機能があります。
「レプチン」は脂肪細胞の中にあって、必要に応じて分泌され、脳にある視床下部(ししょうかぶ)に伝えます。

視床下部は、自律機能の調節をする最も重要な総合中枢(ちゅうすう)で、「レプチン」を受けとると、食欲を抑制(よくせい)するように体のスイッチを切り替えます。

そして、それと同時に交感神経を通じて肝臓や筋肉などに体内のエネルギーを消費するように指示をだします。

つまり「レプチン」は、体への過剰なエネルギーの流入を抑えるのと同時に、余分なエネルギーを体外に放出させる働きをしています。

《オレキシン》
「オレキシン」は、オレキシンニューロンと呼ばれている神経細胞から生み出されるもので、視床下部から分泌されます。

これは、「レプチン」が食欲を抑える方向に働くのとは逆に食欲を増す働きと、交感神経を活発にしてエネルギー消費を促進させるなどの働きもしています。

「オレキシン」が視床下部から分泌されると筋肉でのエネルギー消費は急激に増大します。

このように「オレキシン」と「レプチン」は、視床下部から出される食欲抑制と増進や、消費エネルギーの活動をコントロールする役割をもっています。

《グレリン》
 これは、胃から分泌されるホルモンで、このホルモンの分泌量が増えると食欲が増進するように働きます。

 書籍に書かれていた実験では、20代の健康な男性で調査を行い
睡眠時間の違いによって、「レプチン」、「グレリン」の血液中に含まれるホルモンの濃度を測定していました。(オレキシンについては、記載ありませんでした)

それによると、10時間睡眠の人に比べて、4時間睡眠の場合は

レプチン:18%(血中濃度低下)
グレリン:28%(血中濃度上昇)

このように、食欲を抑制する働きの、「レプチン」の量が減って、食欲を増進させる「グレリン」の量が増えていることが確認されています。

この結果から睡眠時間が不足すると、太りやすくなると言われるようになりました。但し、睡眠時間を増やし過ぎても太りやすくなるというデータもあるようです。

適正睡眠時間は、人によって違うと思いますが、睡眠不足は体に負担になるだけでなく、太るように作用するようです。

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