動物の本能が結愛ちゃん事件を招いた？動物界に見る”子供殺し”の習性: 40代不妊治療と日々の暮らし

2018年06月16日

動物の本能が結愛ちゃん事件を招いた？動物界に見る”子供殺し”の習性

東京・目黒区の船戸結愛ちゃん当時(時５歳)が「しつけが必要な人間」から「しつけ」というくだらない理由で虐待を受け、天国に旅立った事は忘れる事が出来ません。

結愛ちゃんが亡くなった後の家宅捜索では

いきがきれるまでうんどうする

ふろをあらう

などの、親が書いたとされる命令文も見付かっています。

まともな人間なら・・・理性のある、愛情のある人間なら、人に向かって(特に小さな子供に向かって)そんな事が出来るはずがないとも思います。
これが「普通」な感情ではないでしょうか？

でも、一方ではこんな見解もあるようです。

動物は連れ子を殺してしまう

結愛ちゃんは母親・優里容疑者(25)の前の夫との子供。
雄大容疑者(33)にとっては他人の子供です。

雄大容疑者は自分と優里容疑者の間に出来た子供は大切にし、連れ後の結愛ちゃんには虐待をしていた。
この「他のオスの子供を殺す、攻撃する」というのは、動物界では珍しくない、一部の動物の習性だと言われています。

雄大容疑者の場合も、DNAに眠るこれらの意識・習性が今回の事件を引き起こしたのではないかといった説も出てきています。
人間のDNAには恐竜時代のものもあるとされているので、あながち軽視は出来ないかも・・・というのは分からなくもないのですが、これは「逃げている」「こじつけ」ではないかと思ってしまいます。

そんな動物の考えられない習性には、こういったものがあります。

ライオン

オス１頭に対し、メスは数頭～数十頭の群れで暮らすライオン。
ボスであるオスが交代すると、新たなボスライオンは前のボスとの間の子供を殺すという習性があります。

これは「子育て期間中のメスは新たに子孫を作ろうとしない」といった理由から。
子供を失ったメスライオンは、次の子供を作ろうとする習性があるため、オスにとっては他人の子供は「子孫を残すために邪魔な存在」なんでしょうね。

カバ

のんびりしたイメージとは裏腹に、人間キラーの異名を持つカバ。
アフリカ大陸では、人間を殺す動物ランキングのトップに居座るという、実は危険な動物と言われています。

そんなカバもライオンと同じく、ボス争いに敗れた「前ボスの子供」を殺し、自分の子孫を残していく事が確認されています。

ホッキョクグマ

クマと言えば危ないイメージしかありませんが、他人の子供を食べてしまうといった、更に危ない習性がオスにあるというのは有名な話。

「動物だから」という一言では片づけられない(考えられない？)習性ではないかと思います。

結愛ちゃんの遺言

こんな動物達にある習性。

動物と、一応でも人間である容疑者を重ねて考えるのもおかしいとは思いますが、「何か本能めいたもの」があると言われると、どう思いますか？

単なるこじつけだと思いますか？それとも本能だから仕方ない？

本能だから仕方ない部分がある、と思う人を私は軽蔑してしまいます。
何故なら「たとえ好きになれなくても虐待する」といった行動は、どこかに欠陥がある人間ではないかと思うからです。

だって、わずか５歳の子供にこんな事を思わせる、書かせるなんて考えられませんもの。

目の前に結愛ちゃんがいたら、こう言ってあげたい。こうさせてあげたい。

ゆあちゃん、てんごくですきなだけ　あほみたいにあそんでね
のーとにも　たのしいことだけ　たくさんかいていってね
これだけ　これだけやくそくしてね

最後に結愛ちゃんの遺言とも言われる、ノートにあった反省文を載せておきます。
本当にあり得ないです・・・

もうパパとママにいわれなくてもしっかりとじぶんからきょうよりもっともっとあしたはできるようにするから　
もうおねがい　ゆるして　ゆるしてください　おねがいします

　ほんとうにもうおなじことはしません　ゆるして　きのうぜんぜんできてなかったこと　これまでまいにちやってきたことをなおします

　これまでどれだけあほみたいにあそんでいたか　あそぶってあほみたいなことやめるので　もうぜったいぜったいやらないからね　ぜったいぜったいやくそくします