2018年06月09日
失ってから気付く価値。亡くなった後に急増する西城秀樹ファン
何かを失った後に「その大切さに気付く」というのはよくあるもの。
それは家族や恋人、友人、時には物にも。
あるきっかけが、何かを見つめ直すいい機会になっているのは昔からありますよね。
これはまさに、それ。
亡くなられたニュースから彼の事を知り、その「よさ」を知った人たちが起こした現象です。
亡くなっても影響力がある人は一握り
いい歌手だと知るきっかけが死亡報道だっただけ
いい歌手だと知るきっかけが死亡報道だっただけ
5月16日に急性心不全のため死去した西城秀樹さん(享年63)の「GOLDEN☆BEST deluxe 西城秀樹」(2010年4月28日発売)が7000枚を売り上げ、11日付最新オリコン週間アルバムランキング(集計期間5月28日〜6月3日)で前週12位から10位に上昇した。
「わが青春の北壁」(1977年8月15日付LPランキング)以来、40年10か月ぶり13作目のトップ10入り。KISSの34年9か月を上回り、アルバムトップ10入りインターバル最長記録を更新した
2018年5月16日に急性心不全で亡くなられた歌手の西城秀樹さん。
その「曲の良さ」や、「実は声が凄くいい」と再注目されているそうで、それまで彼の事を知らなかった若い世代の人たちも、その魅力を知り、ファンが急増しているんです。
こういった人たちの事を「にわかファン」という声もありますが、そうではないですよね。
今まで知らなかった存在を知るきっかけが、今回はたまたま訃報だっただけ。
また現在、YouTubeなどの動画投稿サイトでも関連動画の視聴数がぐんぐん伸びています。
本当に、あのハスキーボイスは魅力的ですもんね。
最後の最後までアイドルでいつづけましたし。
因みにこのアルバムトップ10入りの裏では転売目的の買い占めではないかと一部囁かれていますが、こういった「亡くなった後の再評価」はアーティストには多々あるもの。
古くは尾崎豊や、クイーンのフレディーマーキュリー。
最近ではデビッドボウイやジョージマイケル。
特にマイケルジャクソンが亡くなった時は社会現象とも言えるような手のひら返しも。
それまで「整形」や「幼児趣味」などでバッシングされていたのに、それらの人たちにも神格化されましたよね。
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見直されているのは曲だけではない?
CMの歌にもあった健康法
CMの歌にもあった健康法
この現象はCDや書籍の売り上げだけではありません。
今、バーモント健康法も密かな話題に。
バーモントカレーのCMで流れている歌には、こんな一節があります。
ハウスバーモントカレー ♪とろ〜りとけてるりんごとはちみつ♪
このりんごと蜂蜜を使った健康法が、バーモント健康法と言われるもの。
長寿の人が多く住んでいたアメリカ・バーモント州。
そこでその秘訣を探った際、行き着いた先が「現地の人々はリンゴ酢と蜂蜜をブレンドしたものをよく飲んでいる」といった情報。
ハウス バーモントカレーも、ここが起源になっているんです。
そんなブレンドドリンクの秘密はこれ。
リンゴ酢に豊富に含まれるカリウムが、体内の余分な塩分を排泄し、血圧を安定させる。
はちみつは、砂糖の置き換え食品としても注目されていますね。
食べるとすぐに効率よくエネルギーになる単糖類のブドウ糖と果糖が主要糖分で、
疲労回復にも役立ち、ビタミンやミネラルも豊富。
特にこれからの季節に消耗しがちな体力回復にも「もってこいな食品」ですね!
ゴールデン☆ベスト収録曲
最後に今回オリコンチャートにランクインしたアルバムの収録曲を挙げておきます。
聞いた事や見た事がある曲もあれば、そうでない曲もありますが、これもひとつの時代の節目と痛感せざるを得ませんね。
1:情熱の嵐 (2:24)
2:ちぎれた愛 (2:49)
3:薔薇の鎖 (2:26)
4:激しい恋 (2:50)
5:傷だらけのローラ (3:06)
6:この愛のときめき (3:26)
7:君よ抱かれて熱くなれ (3:56)
8:ジャガー (3:25)
9:ブーメランストリート (3:42)
10:ブーツをぬいで朝食を (3:42)
11:ブルースカイブルー (5:13)
12:YOUNG MAN (Y.M.C.A.) (4:43)
13:ホップ・ステップ・ジャンプ (3:34)
14:俺たちの時代 (3:48)
15:勇気があれば (4:05)
16:サンタマリアの祈り (5:27)
17:眠れぬ夜 (3:24)
18:南十字星 (4:12)
19:ギャランドゥ (3:07)
20:若き獅子たち (4:48)
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