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Windows8.1 のリカバリーをDVDディスクから行えるようにする

2015年01月22日

pic0039.jpg

Windows8.1回復用DVD


こんにちは、ハニービーンです。
Windows8.1の標準機能では、ブート可能な外部メディアとして「回復ドライブ」をUSBに作成することができます。


回復ドライブをUSBに作成しておけば、万が一PCが起動しなくなった時や、新しいHDDに交換した時に、このUSBからブートして、回復作業を行うことができます。

Windows8.1では、この回復ドライブはUSBにしか作成できず、DVDディスクに作成することはできません。

しかし、リカバリー用のメディアがディスクでないと、なんとなく違和感を感じる人もいるかもしれません。

どうしてもDVDディスクからリカバリーしたい! という人のための方法を紹介します。

Windows8.1インストールDVD


DVDディスクだけを使って、Windows8.1の回復作業を行うには、ブート可能なDVDが必要です。

Windows8.1インストールDVDがあれば、ブート可能なので、それを作ることにします。

[参考] 回復ドライブをディスクに作る方法をこちらに追記しました。
Windows8.1 回復ドライブをCD/DVDディスクに作る (UEFI対応)

インストールDVDの作成機能は、マイクロソフトから公式に提供されています。作成するときはプロダクトキーも必要ありません。

http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows-8/create-reset-refresh-mediaにアクセスします。
img39_01.jpg

中ほどにある「メディアの作成」をクリックすると、「mediacreationtool.exe」というファイルがダウンロードされるので、ダウンロードして実行します。

あとは、画面の案内に従って進めていきます。
img39_02.jpg

USBに作ることもできますが、今回はDVDに作成するので「ISOファイル」にします。
img39_03.jpg

保存先はデフォルトで問題ありません。
img39_04.jpg

しばらく待ちます。ネット環境によりますが、我が家では1時間くらいかかりました。
img39_05.jpg

この画面になったら、「DVD書き込み用ドライブを開く」をクリックします。
img39_06.jpg

DVDブランクメディアをドライブに入れて「書き込み」。DVD1枚に収まります。
img39_07.jpg

これでWindows8.1インストールDVDができました。
img39_08.jpg

システムイメージバックアップDVD


回復作業に使うデータ用のDVDは、システムイメージバックアップ機能を使って作ります。

コントロールパネル>システムとセキュリティ>ファイル履歴、を開きます。
img29_01.jpg

左下の「システムイメージバックアップ」をクリック。
img29_02.jpg

保存先に「1つ以上のDVD上」を選択して、次へ。
img39_09.jpg

D:ドライブをバックアップに含めるかどうかを選択して次へ。
img29_04.jpg

「バックアップの開始」をクリックして実行します。
img39_10.jpg

DVD-Rを数枚、入れ替えながら作成します。
img39_11.jpg

このあと、いくつか注意点があります。
・新しいDVD-Rを入れる度にフォーマットをする必要がある [図1]
・バグでエラーが出るが、気にせずOKをクリックする [図2]
・途中でPCがスリープしないように、スリープ設定を解除しておく

[図1]
img39_12.jpg

[図2]
img39_13.jpg

これで、その時点のPCをバックアップしたDVDを作成できます。

ただし、システムイメージバックアップDVDだけだと、そこからブートすることはできません。

DVDを使った回復手順


インストールDVDからブートして、システムイメージバックアップDVDのデータを使って復元を行うことで、DVDディスクからのリカバリーを実現できます。

作成したインストールDVDをドライブに入れてPCを起動します。機種によって、DVDからブートできるようにBIOS設定を変更する必要があるかもしれません。

ちなみに Lenovo G500 の場合、電源オフの状態からNovoボタンを押し、「Novo Button Menu」から「Boot Menu」で、DVDブートを選択できます。

しばらく待つと、Windows8のインストール画面になります。
img39_14.jpg
ここで、左下の「コンピューターを修復する」を選択します。

「トラブルシューティング」を選択します。
img39_15.jpg

「詳細オプション」を選択します。
img39_16.jpg

「イメージでシステムを回復」を選択します。
img39_17.jpg

このあと「システムイメージバックアップの選択」からDVDドライブを選択し
img39_18.jpg

「コンピューターイメージの再適用」と進めて
img39_19.jpg

バックアップした時点のPC環境を復元します。
img39_20.jpg

まとめ


リカバリーメディアをディスクに作成したい理由としては
・何となく安心
・ラベルを作って管理・保管がしやすい
・ブランクDVD-Rなら何十枚もあるのに、USBメモリを買いたくない
など、理由はいろいろあると思います。

また、システムイメージバックアップをDVDに作成すると、上書きされないというメリットがあります。

システムイメージバックアップを外付けHDDに作成する場合、新たに作成すると古いものが上書きされます。なので、調子が悪い時に作成すると、調子が良い時のものを消して作成してしまいます。

調子がいい時に、一度DVDにシステムイメージバックアップを作成するのも一理あるかもしれません。

また、この方法は、Windows8からWindows8.1にアップグレードした状態を復元する場合も使うことができます。

ただし、かなり時間がかかる、というデメリットがネックです。

興味のある方は、時間と相談のうえ、実施してみてください。

こちらの記事もいかがでしょうか
Windows8.1 回復ドライブをCD/DVDディスクに作る (UEFI対応)
Windows8.1ユーザー必見!バックアップには回復ドライブが必須
Windows8.1 システムイメージバックアップから復元されないもの

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posted by ハニービーン at 14:47 | 備忘録
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