ホビーショップ経営の手引き

玩具屋経営アドバイザーの店長（みせ・のばす）です、こんばんは。

石原明さんの営業マンは断ることを覚えなさいを何度も読み直しています。

この本では、売れる営業マンは買わない客は早いうちに切って、どんどん次の買ってくれる客のところに行け！と教えてくれます。

玩具屋もそう。

買う気のない
買わない
ただ暇つぶしや時間つぶし
自分の寂しさを埋めたいためだけに店にきて店員に世間話をつきあわせる

迷惑な困ったちゃんを早めに見極め、帰っていただきましょう。

わたしなら会話の最初のほうにこう伝えます。

・売りつけません。うちは定価販売ですし、定価を高いと思うのでしたらネット通販などで買ってください

・・と。

ここで

・高いから買えないという言い訳をさせない
・ネットのほうが安いからと言い訳をさせない

と予防線を張ります。

わたしの場合、さらに過去の困ったちゃんのお話を付けくわえます。

・いやー、以前一時間くらい接客して買う段になったら「ネットのほうが安いからやめる」って困ったひとがいたんです。それなら最初から店に来ないでネットで買えよってね。そのうえ、こっちは一時間も接客して・・時間を返せっていいたいですよ。

と。

これで残るようなら本気の客です。通常の冷やかしや困ったちゃんなら帰ります。まあ、まったく通じないホンモノの迷惑客なら残るかもしれませんけれど。

まとめます。

早い段階で「買う気がないなら帰れ」と遠回しに伝えよう。

⇒営業マンは断ることを覚えなさい

玩具屋経営アドバイザーの店長（みせ・のばす）です、こんばんは。

とつぜん店のノートパソコンがブルーバックという現象で使い物にならなくなりました。二週間ほどメーカーさんに入院です。保証修理期間内でよかった〜。

さて・・平成の玩具屋にパソコンは必要不可欠です。これがないと店をオープンしてはいけないくらい。

そこで、いつ故障してもいいようにサブマシン（予備機）を用意しておきましょう。

できれば、自宅とお店のどちらにも使えるよう、持ち運びできるノートパソコンがおススメ。

玩具屋経営アドバイザーの店長（みせ・のばす）です、こんばんは。

・経費はできるかぎり抑えましょう

たとえば事務用品。商品をお客様にお渡しするときに入れるビニール袋（レジ袋）。ふつうの店舗で買うとけっこうします。

でも、オークションを覗くとけっこう安く買えるんですよ。

あ、美少女フィギュアのような趣味性の強い商品を入れる袋はかならず色のついたものにしましょう。透明なんてもってのほかです。

⇒オークションの出品状況はこちら

玩具屋経営アドバイザーの店長（みせ・のばす）です、こんにちは。

間違って覚えられているコトワザの使い方があります。

・お客様は神様です
・子供のしたことですから

この正しい使い方は

・販売するお店側がお客様に言う
・子供に迷惑をかけられた側が親に言う

ことです。

何も買ってない客でもない人間がお店側に「俺はお客だぞ！」と言ってはいけませんし、店側も言わせてはいけません。

小さな子供をつれてきて好き勝手に店を走り回らせたあげく、商品を落としたり、他人にぶつかって怪我を負わせたり、商品を勝手に開けてしまった子供の親が「子供のしたことですから」と言い訳につかってはいけません。お店も言わせてはいけません。許してもいけません。

わたしのアパートの上階に住んでいたDQNが、夜中まで子供を飛び回らせていました。眠れずにうるさいと文句をいったら殴りこんできて

・あんたが神経質なんじゃないか
・子供がしたことだから
・あんたが天井をリフォームすればいい

とケンカ腰だったこともあります。

マナーの悪い人間は自分勝手です。なにより商品を買いません。店にも他のお客様にも迷惑をかける人間は最初から店に入れてはいけないのです。

玩具屋経営アドバイザーの店長（みせ・のばす）です、こんにちは。

とあるトレカショップの店長さんの記事を読みました。こちら→お店に愛はありますか？

ですね。

そのお店独自の個性や愛情がなければ、あなたのお店に行く意味がありません。

品物なんてどこで買っても同じだし、値段で大手にはかないません。

価格、商品で差別化できないのであれば

・あなただけの接客
・あなたが考えるお客さんへの愛情
・あなたの個性

で差をつけるしかないでしょう。

玩具屋経営アドバイザーの店長（みせ・のばす）です、こんにちは。

店にはいったら注文しなくては5分もいることのできない飲食店とちがい、ホビーショップは何時間でも買わないのに長居できます。普通は買わないのにいませんけれど。

そして店内に誰かがいるというだけで店員にはストレスがかかります。ましてや買う気もないのに世間話やアニメの話相手をさせられたり、答えても買ってもらえない質問を繰り返されたり・・。

そして、もっと困るのは

・店に来て自分からまったく話さない

ひと。

会話というのはキャッチボールです。投げて投げ返して。暴投してしまったら球を拾ってまた投げ返さなければ続きません。

過去にそんな人が2人ほどいました。本当にまいりましたね。それで売れなかったら目も当てられません。

玩具屋経営アドバイザーの店長（みせ・のばす）です、こんばんは。

・お客さんに危機感をもたせましょう

いつでも商品がある
いついっても大丈夫

それでは売れません。

ネット通販もやっているのなら次来たときは商品がない・・・。最高です。

店員であるあなた、間違っても「いつでもありますよ」なんて言ってはいけませんよ。

⇒詳細はこちら

玩具屋経営アドバイザーの店長（みせ・のばす）です、こんにちは。

今日はメルマガ「おもちゃ屋開業講座」の配信日です。いつか玩具屋を開業したい、開業しているけれど売上がかんばしくない・・・経営者さんは必見です。

わたしたち経営者にとって売り上げとは「今日、発生した売上げ」です。

過去や未来に発生した、発生する売上げではありません。まあ、過去でも未来でもお金には変わりませんけどね。

困るのは、お金を払ってもいないのに予約したことを免罪符にして世間話だけしに店に来ちゃう困ったちゃん。

こちらの都合も迷惑も一切考えません。考えているのは自分のことだけ。

何か月も先の商品を予約して、発売されるまで何度も店に顔を出します。そのたびに何も買わずに世間話やアニメの話で長居しようとします。「予約した〇〇は〜」と会話の端々に出すのが特徴。


これ・・・ほんと困る。


予約してくれた、過去に買ってくれたことは事実だけど、それ以外のときにまったく買わないのであれば、常連さんでもなくなってしまうから。

お店にとっての常連さん、良客とは、来店回数や頻度ではありません。累計売上高です。

一年に一度しか来なくても5万円買ってくれるひとと、毎月のように来るけれど1万円しか使わないひと、お店にとってありがたいし助かるのは前者なのですから。

玩具屋経営アドバイザーの店長（みせ・のばす）です、こんにちは。

ホビーショップ共通の悩みは「買わないのに長居する人間」です。彼らは買わないので客でもありません。

彼らは何でも無料で手に入れようとします。

・お店で暇つぶし（買う気はない）
・暑い夏は無料のクーラーで涼む（買わない）
・友達とただ騒ぎたいだけ（とうぜん買わない）

などが特徴です。

二人組以上で来て

・マナーが悪い、騒ぐ
・ジュースなどを片手に持ちながら入店する
・商品を音をたててぶつける、雑に扱う
・タバコ臭い

なんて最悪。

そんなときは売り場にでて、荒れた売り場を直してみたり掃除でもしてみましょう。たいていはすぐに帰ります。

それでも長居するようならよほど図々しいか、本当に商品を探しているかのどちらかです。

玩具屋経営アドバイザーの店長（みせ・のばす）です、こんばんは。

ここ数日、入手困難だったり、かなり前に発売されて再販がされていないようなフィギュアの在庫確認の電話ばかりかかってきます。

発売されたばかりの商品ならともかく、数年前のモデルやアマゾンで定価の1.5倍になっているモデルがブログやツイッターで情報を流しているお店に残っていると考えるのもスゴイなって。

なかには、ウチに在庫がないことを伝えると「ほかに売っているお店を知りませんか？」と聞いてくる始末。

限定市場のようにネット通販をしていないお店にとってのお客様とは

・お店に来て
・買ってくれる

人のみ。

それ以外は客でもありません。

なかには以前来店したときに「もう入手できませんよ」とお伝えしたのに、一ヵ月後とかしてから「まだ在庫ありますか」と電話してきたりね。

フィギュアとの出会いは一期一会です。買えるときに買っておきましょう。

あまり在庫確認の電話問いあわせが続くようなら、営業時間も電話を留守電にしたり、いっそのこと電話をとめちゃおうかなと思案中です。

まとめなし。