ホビーショップ経営の手引き

玩具屋経営アドバイザーの店長（みせ・のばす）です、こんばんは。

やけに昨日から素見し（ひやかし）の人間が多いなと思ったら、近所の映画館で「サイコパス」が上映されてるんですね。なるほど。

うちの店には他店にないレア物を探しに来るひとがよく来ます。別にそれはいいのですが、それだけってのも困ります。

しかも在庫があるときに来ればいいのに、売り切れてから来て「○○ありませんか？」と聞くのです。仮に彼のことを素見（そけん）さんとします。

今日もそうでした。

素見さん「○○ありますか？」
わたし「先週のアニメ1話が放送されたときだったらありましたよ」
素見さん「そうですか・・」

それで終わりにすればよかったのに、わたしはついうっかりして会話を続けてしまいました。素見さんがお目当てのレア物以外はぜったいに買わないことをわかっているのに・・・。そこからは素見さんのオンステージ。終わらない、止まらない世間話がはじまってしまいました。

内心、しまった・・と思いながらも、わたしは対策をうちました。

・立ち上がらず
・パソコン作業を続け
・返事も生返事

です。数分後、ようやく素見さんは帰ってくれました。もちろん商品は売れていません。

そのあと常連さんが来店。2時間ほど楽しい時間を過ごしたあと1体フィギュアをお買い上げいただきました。

これが生き残る玩具屋の接客態度であり、接客方法です。

まとめます。

相手をしても買わない人間とは会話も少なくすべし。

お客様は「えこひいき」しなさい！

玩具屋経営アドバイザーの店長（みせ・のばす）です、こんばんは。

このブログに　常連客に愛想がいい店　で来てくれたあなた、ありがとうございます。

お店の立場からすれば「当たり前」なこと。だって常連客っていつも買ってくれる人のことですから。

買わないくせに何度も店に来て話だけ・・・ってのは常連でもなければ客でもありません（キッパリ

そもそもお店はお店。サービスや商品を売る場所、買う場所であって、友達の家ではないのです。買わない、買う気もないのに店にいったうえ、話相手になってもらおうなんて図々しいと思いませんか？

たとえばメイド喫茶。お客はお金を払ってメイドさんとの時間を買います。

玩具屋なら玩具を買います。そのお礼に店員は会話につきあってくれるのです。買わないのに相手をしてもらおう、楽しい時間を過ごそうなんて、それこそ相手をしてくれる店員さんに悪いと思わなきゃ。

わたしの場合、買う予定のないお店には入りません。行きません。たとえ入ったとしても目当ての商品がないことを確認したら、すぐに店を出ます。ぜったい長居なんてしません。

逆にお店側もどんどん常連さんをエコヒイキしましょう。

「お客様はえこひいきしなさい！」ではお店の売上の多くを常連さんが生み出している。だから、たくさん買ってくれる常連さんを徹底的にひいきすべしと教えています。

まとめます。

常連客に愛想がいい店だけが生き残る

もちろん、新規のお客さんにも最低限の対応はしましょうね。

お客様は「えこひいき」しなさい！

玩具屋経営アドバイザーの店長（みせ・のばす）です、こんにちは。売り場をパシャリ。

お店とは商品を売るところ、買うところです。わたしたちはそれで生きてゆけます。

世の中には口先だけの人間が多くて

○○でなければ○○だった
○○だったから

と、よくイイワケを口にします。けれど大人は行動や結果で人を判断しなければいけません。

お店に来た。でも買わずに帰った。
お店に来た。買ってくれた。

これが結果です。もちろん前者は目当ての商品がなかったのかもしれません。けれど、わたしたち商売人は超能力者ではないのです。

だからこそ結果で判断しなければなりません。

あなたが大切にすべき、時間を使うべきなのは「買ってくれたひと」です。

お客様は「えこひいき」しなさい！

玩具屋経営アドバイザーの店長（みせ・のばす）です、こんばんは。

このブログに　買わないのに入ってくる客　で来てくれたあなた、ありがとうございます。そもそも買わないなら客でもないと（わたしは）思いますけどね。

もちろん、店に入らなければ欲しい商品があるかどうかわからないし、何か探しているのであれば歓迎しましょう。店内をみて欲しいものがあったら買うひとも大歓迎。

遊郭の吉原にこんなたとえがあります。

素見千人、客百人、間夫十人、地色一人

ようは吉原にきても店に入らず冷やかすのが千人、そのなかでお金を払って利用するのが百人。上客・常連が十人。遊女が本当に惚れているのが一人って意味。

欲望の町、吉原でさえ千人きて金を落とすのは百人。客と呼べるのは十分の一。お店とはそんなものだと割り切りましょう。

問題は、困ったちゃん。ネット用語でいえばDQN。

まったく買う気がない。何をしても買わない人間。なのに商品は手荒にあつかう、売り場は荒らす、店内で店員に聞こえるように「高い」「気持ちわるい」「こういうの興味ない」と礼儀のない台詞を吐く、買わないのに会話を続けるために質問を繰り返す。もちろん質問に答えても買わない。お店にない商品のことばかり聞く。時間つぶし、友達とただはしゃぎたいだけ、長居して買わずに帰って、また来る。そしてまた買わない。マナーが悪い。

とにかく、お店にとっては迷惑なひとのこと。

単なる冷やかしならほっておけば帰ります。お店が注意すべきは、お客様の姿をした困った時間泥棒です。

まとめます。

お店は十人きて一人が買えばいいほう。

わたしなんて一人来て、その一人に売れればいいと考えるようにしています。

お客様は「えこひいき」しなさい！

玩具屋経営アドバイザーの店長（みせ・のばす）です、おはようございます。

本日18時からホビーストックさんのハナヂブー(*´ii｀)セール があります。フィギュアやアニメグッズなどが最大80%OFF。1万円以上で送料も無料なので絶対にわすれず参加しましょう。

さて、セブンーイレブンの「16歳からの経営学」 を読み始めました。

ある大学の経営学部の教授が学生に経営学とは？を

「たとえば、セブンイレブンの強さの秘密は何なのか。この教室にいる三人に二人が「そのとおりだ」と実感できるものを見つけ出す。それが経営学です」

と、さいしょに説明するそうです。

これ、美少女フィギュアや玩具にもいえること。あなたがいくら「これは良い物だ」と思って仕入れても、お客さんの三人に二人が「これはないわー」と思ったら売れません。

美女コンテストや株価ではありませんが、売れる商品は多数派の意見も左右されるのです。そこはバランス感覚を磨くしかありません。

売れる美少女フィギュアならば

・完成度が高い
・アマゾンのレビュー評価が高い
・売れている。ランキング順位が高い
・アニメなど放送開始、放送中、放送直後である

などの情報を見ながら、あとはあなたのコダワリで仕入れましょう。

まとめなし。

この本、漫画もでています。これも買いますよ。

セブンーイレブンの16歳からの経営学 まんがでわかる

玩具屋経営アドバイザーの店長（みせ・のばす）です、こんにちは。

このブログに　フィギュア　万引き　仕入れ　で来てくれたあなた、ありがとうございます。

お店にとって万引きは死活問題です。1万の商品を売って2千円の利益しかないのに、その商品が盗まれてしまう。お店にとって「店殺し」と名付けてもいい行為です。

経営者の皆さんは徹底的に対処しましょう。警察を呼ぶことを遠慮していはいけません。

丸虎さんのこんな記事が印象的でした。

【虎】せどり：こんな仕入れしないでね！

もしもあなたが転売屋、せどらーなら、他のせどらーにも迷惑をかけることになります。

お店側も万引きされない、されにくい対応をしましょう。

防犯カメラ ダミーカメラ 屋外用 屋内用

玩具屋経営アドバイザーの店長（みせ・のばす）です、こんばんは。

このブログに　買わない客に ありがとう　で来てくれたあなた、ありがとうございます。

わたしの場合、お店にわざわざ来てくれてありがとうという意味で伝えます。挨拶のひとつですね。

挨拶を言わないで気分を悪くされるよりも、まだ言って恐縮されたほうがいいですし。

ただし本当に商品を探しにきてくれたひとならいいのですが、ただ話をしたいだけで何も買わないくせに長時間居座る人間には「ありがとう」とは伝えたくないのが本音です。客でもありませんし。

だってお店なんですから。

そういう困ったちゃんには毅然とした態度をとりましょう。

イヤな客には売るな！

玩具屋経営アドバイザーの店長（みせ・のばす）です、おはこんにちは。こうして、思考は現実になる（2）が楽天ブックスさんから届いたお！

このブログに　自分がかわないくせに売れ行きをきく客　で来てくれたあなた、ありがとうございます。いますよねぇ・・・買わないくせに余計な質問したり、買わないくせに店に来たり。応援するなら買ってくれって。

おっと脱線。

日経MJに2012年8月から、ほぼ毎日ブログを更新しているいちご農園の菅原さんが紹介されていました。ブログ「いちご娘の農業日記」はこちら。

正直、ブログを見た時「え？これで客が呼べるの？？」と感じました。だってテンプレートはアメブロ支給のまんまで、トップ絵さえない。まるで一般人の日記です。

でも、このブログでファンがつきました。農業ブログの中でも一目置かれる存在になり、テレビや雑誌の取材も受け、広告費を一切かけなくても土日の予約がいっぱいに。4月以降はテレビの影響か、予約を断るまでになったのです。

どうです？これがブログの力です。

もちろん、ただ「○○を食べた」みたいな日記ブログではいけません。大切なのは「読者が求めているのはなにか」「読者が喜ぶ記事はなにか」を考えること。

このブログなら玩具屋経営者、開業したいひとが知りたい、喜ぶ内容です。さあ、あなたのお店もブログをはじめましょう。

こうして、思考は現実になる（2） [ パム・グラウト ]

玩具屋経営アドバイザーの店長（みせ・のばす）です、こんばんは。わーい、フィギュアタワーだよー。

・・・本題イン・・・

お店をやっていると困ったひと（以下、困ったちゃん）が来店します。しかも何度もきます。そんなとき、わたしは無視します。立ち上がりませんし、パソコン作業もやめません。

なぜなら・・・目を合わせたら。会話をしたら。彼らは水を得た魚のように話はじめます。結果的に長居されてしまうのです。そして商品が売れることはぜったいにありません。彼らはもう2年以上、買わないのに毎月のように店に顔を出します。

何をしても買わないことがわかっているから相手をしません。

「こんにちは」「ありがとうございます」は伝えますが、それ以外はゼッタイにしゃべらない、話しかけないようにしています。

たとえ話しかけられても、彼らは質問やアニメの話しかしません。（買わないのに）入荷時期や商品価格、お店に置いてない商品や、すでに入手できない商品がどう手に入るか、ばかりを聞いてきます。

そんなときは「その商品が入荷することは今後ゼッタイにありません」と伝えます。暗黙のうちに「だから来るな」と伝えているのです。

それでも彼らは来ます。だからこそ、困ったちゃんなのです。

まとめます。

お店は商品を売っている。

あ、買わないなら店に来るなではありませんよ。明らかに買わないなら店員にも仕事や都合があるのだから早く帰っていただきたい、買わないならお店に行かない選択肢もある・・・と伝えたいのです。

貼るだけで報酬の発生するアフィリエイト広告、あります。

玩具屋経営アドバイザーの店長（みせ・のばす）です、こんばんは。

このブログに　買わなそうな客　で来てくれたひと、ありがとうございます。そもそも買わないから店にとっては客でもないんですよね。

ググってみたらヤフー知恵袋さんに面白い回答がありました。以下、引用。

引用ここから。

フル無視の人よりも売れない人は、自慢話しかしない人です。

自分のこだわりを聞いて欲しいだけの人。この人は喋りやすいので、とっつきやすいんですが、よくよく聞くと、ただ自分の話を聞いてもらいたいだけ。

こういう人は商品に目がいきません。売上げにあがらないのに喋りたいから来る。紹介ももらえない典型的な脈無しです。

引用ここまで。

あー、わかります。自慢話もありますが、とにかく喋りたいだけのひと。商品をみるフリ、欲しがるフリをするけど買わない。商品をみない。店に入ってきたと思ったらわたしの前に一直線で来ちゃう。こちらがパソコン作業をしていても平気で話しかけてくる。相手が仕事中でも、まったく気にしない。こちらが困っていても気づかない。

こういう困ったちゃんに好かれると、売り上げはあがらないのに時間ばかり盗まれるので注意が必要です。

てか、このブログ。買わない客の特徴や見分け方、見抜き方でグーグル先生に上位表示されてますｗｗｗｗ

お店なんだから顧客差別は当たり前。お客様は「えこひいき」しなさい！