人間関係が充実している人にとっては、どんな人にも長所と短所があって、お互いに凹凸を補い合っているところがあります。
自分に足りていないところが分かっているから、上手く相手に頼ることが出来る。
逆に相手に足りていないものを、自分が支えてあげられることで、相手のことを幸せにすることも出来る。
お互いに持っているものを活かしあう関係が出来ている時に、充実感も得られるものですよね。
自分から短所は見せたくない、克服しなければ、と思いたくなるところもあります。
そこでいったん頭の中で思い浮かべてみたいのが、あなたにとって身近な人で全てが完璧な人がいたら、あなたはどう思うでしょうか!?
全てが完璧に見えてしまう存在だからこそ、凄いと思う反面で、心のどこかで嫉妬の気持ちが湧き上がってきてしまうものですよね。
相手のあら探しをしてしまうこともあるかもしれません。
あなたの目線が相手の短所にフォーカスしてしまうことで、疑り深くなることは、結果的に自分の良さを見えなくさせてしまいます。
人には何かにフォーカスしているときに、それ以外のものを見えなくさせてしまう特性があります。
長所にフォーカスしているときには、良いところばかりを評価出来るようになるし、短所にフォーカスしているときには、評価はネガティブなものになります。
人に愛されるようになるためには、まずは自分自身が自分の良い理解者である必要があります。
長所と短所は表裏一体であり、どんな人にも長所があって、裏を返せば短所にもなる。
逆に短所だと思っていたことが、長所になり得ることもあります。
自分にも短所があることを認めていて、その性格を素直に受け入れていること。
自分の短所に対しても理解があるからこそ、相手に対しても、同じように欠点や短所を併せ持った人であることを受け入れられるようになります。
まずは自分のエゴを受け入れられているから、相手の気持ちにも寛容になっていきます。
一緒にいて幸せだと感じられる関係を作りあげていくためにも、お互いによいところを見てあげられるからこそ、そこに幸福感を作り出していくことが出来ます。
お互いの成長を実感し合えるような関係性を大切に出来れば、そこに個性も見いだしていくことが出来るものです。
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