あなたが誰かに何かを嫉妬するということは、自分にないものを相手が持っていることから来ています。
逆にいえば、自分に劣等感を持っているから、相手の持っているものを気にしてしまうことでもありますね。
自分がすでに持ち合わせているものは大切なものだと思えずに、相手の持っているものを欲しがる気持ちが、幸福な生き方を遠ざけてしまうことになります。
そこで、自分の心の中にある嫉妬とどのように向き合っていけば良いのでしょうか!?
それは、自分だけの幸福感のあり方を突き詰めて、満たしていくことにあります。
自分の気持ちが満たされているときには、ネガティブな嫉妬の気持ちが起こることはありません。
自分が持っているものを大切にして、それでどのように相手の気持ちを満たしていくのか、と考えられるはずです。
自分が周囲にいつでも与える側なのか、もらう側なのか、という点も意識してみたいところです。
周囲にもらう側であるとしたら、期待される側ではなく、期待する側ということになります。
あなたが求める幸福も、いつも周囲に満たしてもらうもの、と思っていることで、変わらない周囲に対して不満ばかりを持ってしまいます。
人生の主導権を、周囲に明け渡している状態では、自分が描く幸福感ではなく、他人の描く幸福感の為に生きていることになります。
自分の描いている幸福と現実にギャップを感じられるときにこそ、人生の主人公は誰なのか、と立ち返ってみたいところです。
本当に自分の必要なものを追い求めているときには、嫉妬ではなく渇望感を持って、つき進んでいくことが出来ます。
欠乏感をもっているうちには、自分自身の気持ちを満たしていくことは難しいからこそ、まずは自分の気持ちを信頼できるように、自己信頼の積み上げを大切にしていきましょう。
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