以前、経営コンサルタントの方と話をしていたときに
組織やチームの中であなたが嫌いな人=あなたのことを嫌いな人というのが
あながち間違いのない法則ですよね、といった話を耳にすることがありました。
だったら、嫌いな人を減らしていくことが
みんなに好かれることになる、というわけではなく
みんなに好かれようとすることが
逆にあなたの味方を減らしてしまうこともあります。
ここで誤解を招かずにいえば、嫌いな人がいることが悪いことではなく
あなたの人生を生きるうえで、どんな人と繋がっていくことが
これからの人生にとってプラスになるのか、を見極めていくことが大切になってきます。
そこで、あなたが関わっていくであろう人の中には
あなたの長所のことを理解してくれて、短所を補ってくれる人と繋がることが
人生の難易度を下げてくれることにもなります。
どんな人にも短所はあるけれど、その裏側には長所がある、と見てあげられる気持ちを大切にしていきたいもの。
長所や短所は全てをひっくるめて個性と言われるものですよね。
これは裏を返せば、短所を持たない人はいない、ということにもなります。
あなたの自己認識として私には短所はない、と思えるところがあれば、要注意です。
意外にもあなたが長所だと思っていることに、相手が苦手意識を持っていることもあります。
気が付かないところで相手に嫌われてしまうことがあるのは、何故か。
自分は悪いことをしていないと思っていることでも
客観的に自身の行動や習慣を見ることが出来ていないところがあったりします。
どんな人にも短所や欠点があるからこそ
そこに足りないものを補うために、大切な人の存在も感じられるようにもなっていくもの。
人の持つ長所や短所には、凹凸のような関係があって
お互いに支え合える存在であるからこそ、関係性を見いだしていくことが出来ます。
自分のことが見えてくることによって、相手との付き合い方も見えてくるもの。
そんな長所と短所をひっくるめて受け止めてみることから
普段の立ち振る舞いも見つめ直していきたいものですね。
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