2017年01月15日
ルイボスティに含まれる抗酸化物質 アスタキサンチンは何と血液脳関門を通過する!?
…ということで、今回はこの血液脳関門について「通過する」「通過しない」の物質を纏めてみました。
血液脳関門(blood brain barrier(BBB))
血液脳関門とは内皮細胞と基底膜、さらにアストロサイト(星状膠細胞(グリア細胞))の3つによって構成された関門。
脳の血管内皮細胞は他の組織と違い密着しているため組織液が通過しにくい状態になっています。
結果、高分子の物質や水溶性の物質は組織液を通過しない、脳に悪影響を及ぼす有害物質の進入を防いでいる関所の役割をしています。
また、脳に必要な栄養素や通過してもよいような物質を選択的に通す役目もあります。
(トランスポーターと呼ばれる構造が細胞にあり、必要な栄養素を脳内に運び、毒物等を排出しています。)
血液脳関門の通過物質
基本的に分子量500以下の物質は通過しない(例外あり)
酸素(分子量 32)
グルコース(分子量 180)
水溶性だがトランスポーターを使って選択的に通過(インスリンが関与)
ケトン体
水溶性だがトランスポーターを使って選択的に取込み
DHA 脂溶性
アルコール(脂溶性物質)
覚せい剤
シンナー
インスリン
カフェイン
ニコチン
テアニン
カテキン
アスタキサンチン(抗酸化物質 ファイトケミカルの一種)
ホスファチジルコリン
(脳内酵素の作用でアセチルコリンに変換(脳内記憶物質)))トランスポーターが関与
ビタミンB群、ビタミンCのような水溶性物質
(これらは水溶性のため直接血液脳関門に入ることは出来ない。
血液脳関門のない場所が脳の中に何ケ所あって、そこから脳にバイパスを通って通過)
バリン、ロイシン、イソロイシンなどの特定のアミノ酸(アミノ酸トランスポーターが関与)
トリプトファンやチロシン
セロトニンの合成材料であるトリプトファンやドーパミン&ノルアドレナリンの前駆体であるチロシンは中性アミノ酸の輸送体を利用して脳内に取り込まれるがその他、グルコースが脳内に取り入れられるときに一時的に血液脳関門が開き、グルコースに絡めて取り入れられるともされます。
抗うつ剤(分子量 240〜320程度)
三環系
アモキサピン(アモキサン)
ノルトリプチリン(ノリトレン)
アミトリプチリン(トリプタノール)
トリミプラミン(スルモンチール)
イミプラミン(イミドール、トフラニール)
クロミプラミン(アナフラニール)
ドスレピン(プロチアデン)
ロフェプラミン(アンプリット)
四環系
マプロチリン(ルジオミール)
セチプチリン(テシプール)
ミアンセリン(テトラミド)
SSRI
フルボキサミン(デプロメール、ルボックス)
パロキセチン(パキシル)
セルトラリン(ジェイゾロフト)
エスシタロプラム(レクサプロ)
SNRI
ミルナシプラン(トレドミン)
デュロキセチン(サインバルタ)
ベンラファキシン(イフェクサー)
NaSSA
ミルタザピン(リフレックス、レメロン)
その他
トラゾドン(デジレル、レスリン)
メチル水銀、アルミニウム等の金属
血液脳関門の非通過物質
多くの脂肪酸
ドーパミン
セロトニン
免疫細胞
分子量の大きなたんぱく質
ウイルス
細菌
アセチルコリン
など
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