2017年01月07日
今回はカフェインについて考察 カフェインって体に良いの?悪いの?
(胃酸を過剰に分泌させて胃に悪いとか熟睡を妨げるとかそんなイメージがありますが…)
なのでこの機会にいろいろと調べてみました。
まずはこちらから↓↓↓
カフェインのメリット
・覚醒作用・利尿作用
・集中力アップ
・偏頭痛緩和
・脂肪の分解を促進(酵素リパーゼの活性化)
・筋肉疲労の改善(筋肉収縮効果)
・血流改善効果による脳卒中の予防
・血圧上昇効果
カフェインのデメリット
・1日500mg以上摂取で急性中毒症の発症
(神経過敏、興奮、睡眠障害、顔面紅潮、嘔吐など)
・胃痛(胃液の分泌が促進されるため)
・利尿作用によるカルシウムの流出(妊婦は注意)
・鉄分吸収の妨げ(妊婦は注意)
・過剰摂取による肥満(コルチゾール分泌の増加により逆に太ってしまう?)
・覚醒作用による睡眠障害
コルチゾールとは
人間体内の恒常性(ホメオスタシス)を維持するために 副腎皮質から分泌されるステロイドホルモン。
主にストレスと低血糖に反応して分泌。
肝臓での糖新生を促進、血糖値の維持に役立ってます。
コルチゾールが高すぎると
・血流悪化、動脈硬化を誘発
・血糖値上昇による糖尿病発病
・免疫力低下(体内の炎症を抑える→体内の免疫細胞不活性化)
(風邪やインフルエンザ、感染症などにかかりやすくなる)
・糖新生促進による筋肉量の減少・分解の促進(顔や腹部の肥満化)
・筋肉量低下により代謝の低下(肥満化)
・筋肉量低下により基礎体温の低下(代謝の低下)
・骨粗しょう症(骨の不形成化)
・脳に関する障害
(「海馬の萎縮」、「脳細胞の減少」、「ニューロンの生成阻害」、「脳の早期老化」、 「無気力・無関心」、「アルツハイマー症の増加」、など)
・コラーゲンの生成を阻害
・短命
・甲状腺ホルモンの分泌低下(代謝の低下→肥満)
睡眠障害により脂肪代謝の低下(成長ホルモン分泌の低下)
コルチゾールが低すぎると
・低血糖症(糖新生が起こらず血液中の糖分不足)
・手足の震え、不安、緊張などの交感神経症状(低血糖が原因)
・ 免疫力の向上
カフェインって一口でいっても色々と効果があることにびっくり。
とくに驚いたのがカフェインのデメリットでも上げた「コルチゾール」の上昇効果。
これははっきりいっていただけないですね。
体内の筋肉量を減らしたり免疫機能を低下させたり、過剰摂取しない限りは大丈夫そうですがそれでも怖い。
調べてみて初めてわかる事実です。
ちなみに…
コーヒーが苦いのはカフェインが原因ではない?
とのこと。
嘘のような本当の話です。
(私の中では 苦味→カフェイン と思ってました)
さて、コーヒーの苦味の原因ですがどうやら
クロロゲン酸類そのものから生じるクロロゲン酸ラクトン類とか
コーヒー酸から生じるビニルカテコールオリゴマー とか
の成分のようです。
いずれもクロロゲン酸類から生じる物質のようですね。
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