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2016年03月29日

読書感想文『木』  おすすめの文章と自分なりの感情

DSC_0140.JPGこんにちわ小谷中広之です
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、早川謙之輔様の「木に学ぶ」です

早川謙之輔様 1938年岐阜生まれ 木工

気になる文章
●暖炉裏に置かれた粗朶(ソダ)を手で折るとしたら、広葉樹が折りやすいし、火力もある。薪は針葉樹でもいい。ただ、農業における土地造りには堆肥が必要で、山野の草とともに、広葉樹の葉が不可欠となる。また農業だけではなく、山の土そのものにとっても、木が生きていくためには、広葉樹の落ち葉が必要なのである
○小谷中広之の感情・・・広葉樹は栄養が豊富なのだが、同じ広葉樹でもイチョウの葉は肥料にならないと聞いたことがある。古くからいるイチョウの葉の使い道はないのだろうか

●檜舞台という言葉がある。確かに歌舞伎の舞台も能の舞台も檜だが、歌舞伎の板は暑く、能の板は薄いと聞く
○小谷中広之の感情・・・歌舞伎はきっと激しく動くため板が厚いのかもしれない
実際に歌舞伎を見に行ったことはないが、狂言と能はあるのだが、そのような意識をしたことがなかったので次回の狂言では気にかけてみよう

●栗は硬くて丈夫な木であり、水にも強い。今日でも建物の土台や鉄道の枕木に使われている。加えて、割りやすい木でもある
「とても硬い=樫(カシ)」「硬い=欅(ケヤキ)」「やや硬い=栗」「やや軟らかい=檜」「軟らかい=杉」「とても軟らかい=桐」
また、どの部分化によっても違いは出るし、樹齢も関係してくる
一般には、若い木より100年を超す成熟木のほうがや若いと言えるだろう。ちなみに、これは生きている木の場合であって、いったん材になれば次第に硬くなる。古材の硬さはまた別の話である

○小谷中広之の感情・・・哺乳類は死後硬直後、硬直が解けていくが、木は死後硬直がそのまま続くということともいえるのではないだろうか

●割り木と製材機で挽いた木には大きな違いがある。割り木は木が内蔵する繊維にそって割裂されている。しかし、製材木は木の繊維と関係なく直接に挽くのである
割り木の場合、一寸板を三枚に割っても、重なれば割後もわからない一寸板になる。ところが、製材機で挽いた板は、計算機で1を3で割りそれに3をかけても1にならないようなもので、大鋸屑(オガクズ)の分だけ消えている
割るという技法は素晴らしい製材ほうなのである

○小谷中広之の感情・・・割り木だけを使用した家というものはこの世に存在しているのだろうか、もし存在しているのならぜひこの目で実際に触れて見て見たいものだ
大鋸屑の分、木は無駄になっているのだ

●根は樹体を支えているだけではない
地中から成長に必要なリン酸や窒素やカリなどの無機物、さらには水を吸収している
地面に落ちた葉や枝は土壌生物が分解する。カビやキノコが無数にとりつき、葉や枝を割れやすくする。それをミミズやヤスデなどの虫が食べ、糞の形で排出する。さらに、細菌が虫の糞、新陳代謝による排出物、死んだカビやキノコ、動物の死骸などを分解し、無機化する。そして、木の根は根毛といわれるセンサーのような細い根の先を活発に働かせ、無機物を吸収するのである

○小谷中広之の感情・・・このことから考えると、子供の頃に動物の遺体を木を墓石とし、木の下の土を掘って埋めていた行動は、実はその木にとっても願ってもいない栄養補給だっただろう

●クルミや赤松など、木は葉などから出る化学物質を地面で活性化させ、雑草などほかの植物の生育を妨げることがある。また、根から同様の成分を取り出し、他の植物を追い払うことがある。この作用をアレロパシー(化学的相互作用)というのだが、木にはそうした仕掛けがあり、自分自身を守っているのである。そこで自身の実も発芽できない。桜の下には桜は生えないという。こうして自然のバランスは保たれている
○小谷中広之の感情・・・他の植物を追い払うのであれば、この性質を利用し除草剤という体にも土にもよくないものを無くすことはできないのだろうか
人間の作り出すものではなく自然の仕組みを利用した自然保護が地球上では必要な行動だろう

●木は音を吸収し、小さく伝えもする。厚い板の扉は音を遮断してくれる
○小谷中広之の感情・・・日本の住宅には必要な材料、やはり木造住宅が日本の気候や風土、そして住む人達には適しているのだろう



ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです

この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。






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