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はぴせ
元会社員の後期高齡者。自称平均的な日本人。札幌市出身、東京都在住。「心と体の健康維持・増進」を願い、求める極意は「自然体」で「頑張りすぎない程度に頑張って」日々を暮らすこと。
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2013年05月10日
A274・右手の痛みは「肩に石灰沈着」が原因でした
1、お礼と報告

前回のブログで、肩痛で右手をほとんど動かすことが出来ず、パソコン操作を左手1本で・・と書きましたところ、多くの方から体験を交えたコメントを頂きました。誠に有難う御座いました。

連休明けを待って整形外科に行って来ました。病院は休み明けで随分混んでいて、ほぼ一日がかりでしたが強い痛みの原因が分かり、注射、飲み薬、湿布で、今はユックリではありますが腕をかなりの範囲動かせるようになりました。

レントゲン検査の結果、肩骨の辺りに石灰質が沈積してこれが悪さをして激しい痛みを起こしている事が分かり、「石灰沈着性腱炎」というようです。1週間後に再度検診を受ける予定です。


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(お礼と報告)
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ネットで調べると「治療とリハビリを続けながら自然に石灰化の消失を待つことで、日常支障のない程度まで回復する」と説明されています。

人によって、状況によって治るまでの期間は2,3週間から年単位までの違いがあるようですので、短いことを願いながら向き合っていこうと思っています。

2、肩痛の種類

肩痛というと先ずは「五十肩」を思いますが、これは「肩関節疾患の”いっぱひとからげ”的な呼び名なのでしょうか?
肩こりと肩痛は現実には区分されるのでしょうか?

中年になって発症した肩関節の痛みと運動障害を伴う疾患をまとめての総称と言えそうです。

臨床診断から主に次の種類があるとされています。
以下、説明文を転記します。

@ 長頭腱炎
・二の腕の力こぶが出る筋肉は、長頭と短頭に分かれているが、この長頭は上腕骨の“結節間溝(けっせつかんこう)”という細い溝の中を通っているので、磨耗を起こしやすく、炎症しやすい構造になっている。
・肩関節の前面が痛くなる。
・比較的若い年齢(20〜40歳代)に発症するのが特徴的。

A 腱板炎
・腱板とは肩甲骨から起こる筋肉郡で、棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋をひっくるめた言い方。上腕骨の上端(大結節部)に付着している。
腱板は、肩甲骨などの周辺組織から圧迫を受けやすい構造になっている。
五十肩の初期で、 運動制限を伴わないものを腱板炎と呼ぶ場合もある。
・肩関節の上面が痛くなる。
・発症年齢は幅広く、10歳代から高齢者にかけて起こる。

B 腱板断裂
・文字通り、腱板が断裂した状態。外傷性と非外傷性とがある。
五十肩と同じく運動制限を伴うが、自分で動かすことは出来なくても、人に動かしてもらうと(他動的には)動かせるところが特徴。
・肩関節の上面が痛くなる。

C 石灰沈着性腱板炎
・肩関節疾患の中でも最も激しい痛みを訴えるとされている。特に夜間痛がひどく夜痛みのために眠れなくなったりする。
腱板は石灰が沈着しやすいが、単に石灰が沈着しただけでは炎症を起こすことはまれで、無症状のものがほとんど。しかし、この沈着物が滑液包に流れ込むと炎症を起こし、激痛になる。


D原因不明その他 @〜C以外
「肩痛というとすぐ五十肩を連想される方が多いけれど、その半数近くは、上記のような別の疾患といわれる」という記述があります。これは

「肩痛の半数近くは、上記@〜Cに分類されるもので、残り半分はDの範疇!とも読めそうです。

・私の場合、以前から右上腕部に違和感があり小〜中程度の痛みが出ては消えて・・を繰り返してきました。これを仮に慢性症状と言うと、
この度の激しい痛みは、Cのうち沈着物が滑液包に流れ込んだケースであって、病院治療を必要とする急性症状と言えそうです。

そもそもがCのみの原因であって、これによる痛みの症状が出たり、出なかったりなのか?
或いはCだけでなく、別の原因、原因不明など複数の要因を抱えていて、この度はCであったのか?

などと考えたりしています。





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