2012年06月10日
A130・玄米食について
1、糖尿病の食事療法
私は病歴20数年のベテラン糖尿病患者です。数年前からインスリンを注射することでA1cを6%台前半でコントロール出来ています。
インスリンに頼らなくても良い様にならないだろうか!?との願いは、現状の医療では「否」とされています。
しかし、「糖尿病の完治」に向けて、研究治療の症例では画期的な事例情報も目にしますし、最近食事療法についての臨床記事を多く見るようになってきました。
医療の進歩に期待する一方、自分では自分の体質改善を目的に、「糖尿病食」を改めて見直しています。
私は病歴20数年のベテラン糖尿病患者です。数年前からインスリンを注射することでA1cを6%台前半でコントロール出来ています。
インスリンに頼らなくても良い様にならないだろうか!?との願いは、現状の医療では「否」とされています。
しかし、「糖尿病の完治」に向けて、研究治療の症例では画期的な事例情報も目にしますし、最近食事療法についての臨床記事を多く見るようになってきました。
医療の進歩に期待する一方、自分では自分の体質改善を目的に、「糖尿病食」を改めて見直しています。
大別して3つの方式が視野にあります。
(1)現行の病院の指示は
「カロリーを制限して」、指定カロリーを「バランス良く」摂取する事です。
炭水化物6:タンパク質2:脂肪2 ですが、この食事様式では症状の改善は今までの 実績から見て期待しにくい。
(2)「糖質制限食」
「糖質を制限すれば血糖は上がらない」という考え方は説得力がありますが、極端な 「コメ、パンの主食ゼロ」説には同調できず、
妥当な水準を探るのが良いか? 或いは
(3)「玄米食」;玄米(発芽させるなど消化調理)+自然菜汁
自然食を良く噛んでいただく質素な食事スタイルが良いのか?
まず(3)の「玄米」について実態を探っています。
2、玄米には「玄米食用の玄米」と「白米用の玄米」とが流通している
まず最初に、玄米には(1)玄米食用の玄米と(2)白米用の玄米とが流通している。と聞いてビックリしました。
普通に市販されている玄米はあくまで白米として食べることを前提としているそうで、
籾殻や小石など異物も多く、残留農薬の危険性も無きにしも非ずなので要注意とのこと。
玄米食用の玄米は、特定の農家が玄米食用に異物を除いたり、一般流通とは区別した物を求める必要があるとのこと。
どうも玄米食の普及に賛否があるようで、情報が混乱している気配が窺えます。
自分の食事療法に玄米を!と思って入手ルートを調べ始めたら、途端にこんな話しに出会い、変に惑わされないように気をつけようと思っています。
3、世の中は「米=白米」の感覚で動いている様です
敗戦後の食料危機の頃、コメはヤミルート以外滅多に庶民の手には入らず、極たまに配給があったときは、1升ビンに玄米を入れ棒でつつく「1升ビン精米」で3分づきか5分づきか、量を極力減らないように、消化する最低限に留め、雑穀やら何やらと混ぜて餬口をつないだものでした。
当時小学生だった私たち年代から見ると、今の「米=白米」感覚には馴染めないものを感じます。なまじっか国が豊かになり、中級感覚の浸り、バブルがはじけた後も温室気分が抜けずにいるように思えます。
気がつけば糖尿病だ、生活習慣病だといって健康を損なっている人で溢れています。恥ずかしながら私も糖尿病と付き合って20数年、改めて食の改善を心がけ様としている有様です。
世の中は、コメ=白米という感覚が支配していて、玄米食のための玄米を求める為には限られたルートと辿らなければいけないようです。
お米屋さんにもう少し話を聞いてみようと思っています。
(1)現行の病院の指示は
「カロリーを制限して」、指定カロリーを「バランス良く」摂取する事です。
炭水化物6:タンパク質2:脂肪2 ですが、この食事様式では症状の改善は今までの 実績から見て期待しにくい。
(2)「糖質制限食」
「糖質を制限すれば血糖は上がらない」という考え方は説得力がありますが、極端な 「コメ、パンの主食ゼロ」説には同調できず、
妥当な水準を探るのが良いか? 或いは
(3)「玄米食」;玄米(発芽させるなど消化調理)+自然菜汁
自然食を良く噛んでいただく質素な食事スタイルが良いのか?
まず(3)の「玄米」について実態を探っています。
2、玄米には「玄米食用の玄米」と「白米用の玄米」とが流通している
まず最初に、玄米には(1)玄米食用の玄米と(2)白米用の玄米とが流通している。と聞いてビックリしました。
普通に市販されている玄米はあくまで白米として食べることを前提としているそうで、
籾殻や小石など異物も多く、残留農薬の危険性も無きにしも非ずなので要注意とのこと。
玄米食用の玄米は、特定の農家が玄米食用に異物を除いたり、一般流通とは区別した物を求める必要があるとのこと。
どうも玄米食の普及に賛否があるようで、情報が混乱している気配が窺えます。
自分の食事療法に玄米を!と思って入手ルートを調べ始めたら、途端にこんな話しに出会い、変に惑わされないように気をつけようと思っています。
3、世の中は「米=白米」の感覚で動いている様です
敗戦後の食料危機の頃、コメはヤミルート以外滅多に庶民の手には入らず、極たまに配給があったときは、1升ビンに玄米を入れ棒でつつく「1升ビン精米」で3分づきか5分づきか、量を極力減らないように、消化する最低限に留め、雑穀やら何やらと混ぜて餬口をつないだものでした。
当時小学生だった私たち年代から見ると、今の「米=白米」感覚には馴染めないものを感じます。なまじっか国が豊かになり、中級感覚の浸り、バブルがはじけた後も温室気分が抜けずにいるように思えます。
気がつけば糖尿病だ、生活習慣病だといって健康を損なっている人で溢れています。恥ずかしながら私も糖尿病と付き合って20数年、改めて食の改善を心がけ様としている有様です。
世の中は、コメ=白米という感覚が支配していて、玄米食のための玄米を求める為には限られたルートと辿らなければいけないようです。
お米屋さんにもう少し話を聞いてみようと思っています。