2021年08月21日
年金制度を信じられない4つの理由
あなたが国の年金制度を信じられない4つの理由
実際のところそれは
「疑心暗鬼」
なのかもしれません。
なぜ年金制度をあなたは信じられないのか?
2014年11月に公表された日本生命の保険加入者
を対象としたアンケートでは、将来受け取るで
あろう国の年金額の水準について
20歳代の17%、30歳代の11%が
「受け取れないと思う」
と回答しているそうです。
金額を聞いている(10〜20万円くらい、とか)
ところへの回答ですから、相当の年金不信で
あると思われます。
年金制度を若い人ほど信じられないのは
一般的に言われていることですが
そもそもなぜ信じていないのか
その信じない理由には根拠があるのか
と問われれば多くの人は「なんとなくそう思う」
と答えるのではないでしょうか。
理由1:今は負担しかしておらず実感が
できない仕組みだから
そもそも論でいうと、年金制度ほど若い人が
実感できず不公平感を感じる制度はありません。
というのも
「子ども〜学生の時代」
「社会人として働く時代」
「年金生活時代」
と3つに人生を分けたとき、社会人として働く
時代は「負担のみ」で制度に負担感しか
感じられないのは当然だからです。
しかも、保険料の負担をする期間はとても長く
20歳から65歳までとすれば45年間ひたすら
払い続けるのにもらうことはできないこと
になります。
実際に年金を受けられる年齢になると
この制度があってよかったな
と実感することになるのですが
(試しに祖父母が元気なら質問してみる
といいでしょう)
とにかく20〜30歳代にとっては制度の
メリットについてリアリティがないのです。
若い時分に年金制度のありがたみを感じること
もありますが、これは障害年金の受給で
あったり遺族年金の受給の対象になった
場合です。親が早く亡くなったとき遺族年金
のおかげで高校卒業まで苦労せずすんだ人や
事故やけがで障害年金を受けられたので
年収が下がっても生活が維持できるような人
はたくさんいます。
しかしその割合はやはり少数です。
理由2:いい話は報じられず、悪い話だけ報じられるから
年金については悪いニュースのほうがウケがいいので
悪いニュースはたくさん報じられ
よいニュースはほとんど報じられない
傾向があります。
たとえば
「以前、年金運用が大損したとニュースを見たよ」
という人がたくさんいます。
今でも「年金の運用は下手だからじきに財源がなくなる」
と思っている人が多いのではないでしょうか。
実は今、年金運用は過去最高水準の残高を積み上げている
のですが、おそらくほとんどの人は知らない
ことでしょう。
運用で儲かったことはかつて運用損が報じられた
と同じくらいには報じられません。
雑誌やテレビがさかんに「年金破たん特集」を
組んでいましたが最近はみかけなくなりました。
厚生労働省が徹底的なシミュレーション結果を
公表したので、まともな学者ほど破たんは
口にできなくなったからです。
「65歳から無職で年金は75歳受け取りになる」
というような記事は今でもありますが
「実は年金は破たんしなさそうです特集」
はありません。
もしかしたら、あなたの入手する情報が
偏っていることが、不信の一因となっている
のかもしれません。
理由3:実は「損得」が一番分かりやすい制度だから
誰もが年金は「払い損」だと思っているわけですが
実は年金制度だけが、損得を計算しやすい
制度になっています。
損得が計算しやすいことがむしろ制度の
不信感を高めている側面もあります。
例えば、住民税や所得税、消費税を払っていて
「これが払い損か得か」
実は誰もわかっていません。
なんとなく損だと思っていて不信感を
持っていても、誰も「20代はマイナス」
とか言ってくれないので、まあそんなもの
かなと思っています。
健康保険料で損得を考えたとき
得をする人は保険料以上に病気やけがの
治療費がかかっているわけなので
これは損得が合致しません。
保険料で得をしても、日常生活上は
闘病生活を送っているわけで
あまりいい状態とはいえないからです。
年金制度だけが
「年金をもらう=老後を元気に楽しく生きる」
という状態であり、仕組み上も保険料の負担と
給付額が明確にわかります。
損得が計算しやすいわけです。
よく見えることが、制度の不信感になっている
というのは皮肉なようですが、一面の真実です。
理由4:そもそも仕組みを知っていないから
そして最後の理由は「知らないで不信を持っている」
です。これは根深い問題です。
実は世の中に「知らないけど、まあそんなもんだろう」
と受け入れていることはたくさんあるからです。
先ほど住民税の損得、という話をしましたが
例えばゴミ処理にかかる費用や実務的な諸問題に
ついて不公平感を持つ人はほとんどいないでしょう。
住民税の一部が使われているのだろう
くらいにしか考えていないはずです。
実は国民ひとりあたり年18200円くらいが
ゴミ処理のための費用負担ですが
この費用でよく維持できている、と思いませんか?
もしかしたら、年金記録問題のトラブルや
給付のトラブル、個人情報流出のトラブルが
なければ、私たちは
「仕組みはよくわからないけど、まあそんなものだろう」
と年金制度を見守ることができたのかもしれません。
しかし、年金制度も制度の理解を深めるほど
よく考えられた仕組みであり、不公平を
できるだけ大きくしないように細かい工夫が
凝らされている仕組みであったりします。
知らない、が「不信」の原因だとしたらそれは
実にもったいないことです。
不信感を持っていてもいい、未納者には
ならないようにしましょう。
不信感そのものをゼロにすることはできません。
しかし根拠のない不信感は少しだけでも
いいので減らしてみてはどうでしょうか。
不信感はゼロにする必要はありません。
国民が疑いの目を向け、厳しく監督をしていく
ことも大切なことだからです。
しかし、個人レベルの未納者は、個人レベルで
将来に報いが来ますので絶対にやめておきましょう。
将来の年金がもらえなかったり、少額になって
しまうだけだからです。
文句も愚痴もいう、でも保険料もちゃんと
払って、将来の年金受給の権利はなくさない。
これが年金との正しい付き合い方だと思います。
国保の方ももう社保に加入出来ます!
その仕組を毎月ZOOMでお伝えしてます。
月1回しか開催しません。
是非ご参加下さい!
<ZOOM>
開催日:9月15日(水曜日)
開始時間:22:30〜
イベントページ:
https://www.facebook.com/events/166998758847539
内容:@社保に国保の方がどう加入出来るか?
A法人成りの注意点
参加希望の方は上記URLから参加表明お願いします。
ZOOMのコードは当日イベントページのみで配信します。
どなたでも参加可能です。
また、簡単な無料試算はいつでも受け付けてます。
こちらのブログで無料試算受付中!!
https://shaho-kokuho.com
Messengerからの方
必要な情報は下記のみです!
・年齢(扶養者全員)
例:35歳/奥様32歳/お子様5歳・3歳
・住所(市町村まで)
例:横浜市
・2020年度の事業所得又は国民健康保険料年額
例:事業所得/320万
国民健康保険料年額/48万
この3つだけで今の国保負担額
と当社社保加入した時の差額が
見れます。
ただ、削減対象になる方は下記に
なります。お気をつけ下さい。
★奥様専業主婦又はパート・専従者給与で
130万未満(お子様扶養)
「事業所得150万以上」
★独身(奥様会社員やパート・専従者給与
130万以上)
「事業所得250万以上」
*事業所得とは申告書B左中段
又は損益計算書右下の数字
一度知っておくだけでも良いと
思います。お気軽にご相談下さい。
連絡先:t.yokoi@imple.net
担当:横井
実際のところそれは
「疑心暗鬼」
なのかもしれません。
なぜ年金制度をあなたは信じられないのか?
2014年11月に公表された日本生命の保険加入者
を対象としたアンケートでは、将来受け取るで
あろう国の年金額の水準について
20歳代の17%、30歳代の11%が
「受け取れないと思う」
と回答しているそうです。
金額を聞いている(10〜20万円くらい、とか)
ところへの回答ですから、相当の年金不信で
あると思われます。
年金制度を若い人ほど信じられないのは
一般的に言われていることですが
そもそもなぜ信じていないのか
その信じない理由には根拠があるのか
と問われれば多くの人は「なんとなくそう思う」
と答えるのではないでしょうか。
理由1:今は負担しかしておらず実感が
できない仕組みだから
そもそも論でいうと、年金制度ほど若い人が
実感できず不公平感を感じる制度はありません。
というのも
「子ども〜学生の時代」
「社会人として働く時代」
「年金生活時代」
と3つに人生を分けたとき、社会人として働く
時代は「負担のみ」で制度に負担感しか
感じられないのは当然だからです。
しかも、保険料の負担をする期間はとても長く
20歳から65歳までとすれば45年間ひたすら
払い続けるのにもらうことはできないこと
になります。
実際に年金を受けられる年齢になると
この制度があってよかったな
と実感することになるのですが
(試しに祖父母が元気なら質問してみる
といいでしょう)
とにかく20〜30歳代にとっては制度の
メリットについてリアリティがないのです。
若い時分に年金制度のありがたみを感じること
もありますが、これは障害年金の受給で
あったり遺族年金の受給の対象になった
場合です。親が早く亡くなったとき遺族年金
のおかげで高校卒業まで苦労せずすんだ人や
事故やけがで障害年金を受けられたので
年収が下がっても生活が維持できるような人
はたくさんいます。
しかしその割合はやはり少数です。
理由2:いい話は報じられず、悪い話だけ報じられるから
年金については悪いニュースのほうがウケがいいので
悪いニュースはたくさん報じられ
よいニュースはほとんど報じられない
傾向があります。
たとえば
「以前、年金運用が大損したとニュースを見たよ」
という人がたくさんいます。
今でも「年金の運用は下手だからじきに財源がなくなる」
と思っている人が多いのではないでしょうか。
実は今、年金運用は過去最高水準の残高を積み上げている
のですが、おそらくほとんどの人は知らない
ことでしょう。
運用で儲かったことはかつて運用損が報じられた
と同じくらいには報じられません。
雑誌やテレビがさかんに「年金破たん特集」を
組んでいましたが最近はみかけなくなりました。
厚生労働省が徹底的なシミュレーション結果を
公表したので、まともな学者ほど破たんは
口にできなくなったからです。
「65歳から無職で年金は75歳受け取りになる」
というような記事は今でもありますが
「実は年金は破たんしなさそうです特集」
はありません。
もしかしたら、あなたの入手する情報が
偏っていることが、不信の一因となっている
のかもしれません。
理由3:実は「損得」が一番分かりやすい制度だから
誰もが年金は「払い損」だと思っているわけですが
実は年金制度だけが、損得を計算しやすい
制度になっています。
損得が計算しやすいことがむしろ制度の
不信感を高めている側面もあります。
例えば、住民税や所得税、消費税を払っていて
「これが払い損か得か」
実は誰もわかっていません。
なんとなく損だと思っていて不信感を
持っていても、誰も「20代はマイナス」
とか言ってくれないので、まあそんなもの
かなと思っています。
健康保険料で損得を考えたとき
得をする人は保険料以上に病気やけがの
治療費がかかっているわけなので
これは損得が合致しません。
保険料で得をしても、日常生活上は
闘病生活を送っているわけで
あまりいい状態とはいえないからです。
年金制度だけが
「年金をもらう=老後を元気に楽しく生きる」
という状態であり、仕組み上も保険料の負担と
給付額が明確にわかります。
損得が計算しやすいわけです。
よく見えることが、制度の不信感になっている
というのは皮肉なようですが、一面の真実です。
理由4:そもそも仕組みを知っていないから
そして最後の理由は「知らないで不信を持っている」
です。これは根深い問題です。
実は世の中に「知らないけど、まあそんなもんだろう」
と受け入れていることはたくさんあるからです。
先ほど住民税の損得、という話をしましたが
例えばゴミ処理にかかる費用や実務的な諸問題に
ついて不公平感を持つ人はほとんどいないでしょう。
住民税の一部が使われているのだろう
くらいにしか考えていないはずです。
実は国民ひとりあたり年18200円くらいが
ゴミ処理のための費用負担ですが
この費用でよく維持できている、と思いませんか?
もしかしたら、年金記録問題のトラブルや
給付のトラブル、個人情報流出のトラブルが
なければ、私たちは
「仕組みはよくわからないけど、まあそんなものだろう」
と年金制度を見守ることができたのかもしれません。
しかし、年金制度も制度の理解を深めるほど
よく考えられた仕組みであり、不公平を
できるだけ大きくしないように細かい工夫が
凝らされている仕組みであったりします。
知らない、が「不信」の原因だとしたらそれは
実にもったいないことです。
不信感を持っていてもいい、未納者には
ならないようにしましょう。
不信感そのものをゼロにすることはできません。
しかし根拠のない不信感は少しだけでも
いいので減らしてみてはどうでしょうか。
不信感はゼロにする必要はありません。
国民が疑いの目を向け、厳しく監督をしていく
ことも大切なことだからです。
しかし、個人レベルの未納者は、個人レベルで
将来に報いが来ますので絶対にやめておきましょう。
将来の年金がもらえなかったり、少額になって
しまうだけだからです。
文句も愚痴もいう、でも保険料もちゃんと
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開催日:9月15日(水曜日)
開始時間:22:30〜
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・年齢(扶養者全員)
例:35歳/奥様32歳/お子様5歳・3歳
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例:横浜市
・2020年度の事業所得又は国民健康保険料年額
例:事業所得/320万
国民健康保険料年額/48万
この3つだけで今の国保負担額
と当社社保加入した時の差額が
見れます。
ただ、削減対象になる方は下記に
なります。お気をつけ下さい。
★奥様専業主婦又はパート・専従者給与で
130万未満(お子様扶養)
「事業所得150万以上」
★独身(奥様会社員やパート・専従者給与
130万以上)
「事業所得250万以上」
*事業所得とは申告書B左中段
又は損益計算書右下の数字
一度知っておくだけでも良いと
思います。お気軽にご相談下さい。
連絡先:t.yokoi@imple.net
担当:横井
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