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posted by fanblog

2021年02月18日

ポイント還元は確定申告必要??

キャッシュレス決済ですっかり

身近になったポイント還元!

最近は
「10%付与!」
「20%還元!」

のようなものすごい還元率の

キャンペーンもたびたび行われて

いますから、中にはポイントを

大量にゲットしたという方も

いることでしょう。

1ポイント=1円でお金のように

使えるのですから嬉しいですよね。

でも、ポイントは

「第3のお金」

と言われるように、お金のように

使えるということは、お金を

稼いだのと同じということなの

ではないでしょうか。

となると、確定申告が必要なのでは?

今日はポイントを確定申告すべきか

どうか書きます。

★買い物でもらえるポイントは
 「値引き」扱い

ポイントの確定申告については

国税庁の見解がウェブサイト上に

公開されています。

「No.1907個人が企業発行ポイントを
 取得又は使用した場合の取扱い」

です。

国税庁のウェブサイトによると

ポイントを手に入れたり使ったり

しても

「原則として、確定申告をする
 必要はありません」

とのことです。

ふだん、値引きされた商品を買っても

値引きを受けたことによって

所得が増えるわけではありません。

買い物をしたときにもらった

ポイントも、この値引きと同様の

扱いをするため、課税対象には

ならないということです。

ポイントをもらっても、確定申告を

する必要はないのです。

★「値引き」でないポイントは
 確定申告が必要なことも

ただし、例外もあります。

たとえば「抽選でポイントがもらえる」

といったキャンペーンに当たって

ポイントがたくさん手に入った

場合は、そのポイントを使った

ときに「一時所得」として計算する

ことになります。

この場合のポイントは、買い物を

して手に入れたわけではないので

先ほどの「値引き」には当たらない

からです。

★一時所得は、所得税を計算する
 「課税所得」のひとつです。

一時所得は、
「総収入金額−収入を得るために
 支出した金額−特別控除額
 (最高50万円)」

という式で計算します。

仮に収入を得るために支出した

金額が0円だったとしても

年50万円までの特別控除枠が

あるので、50万円分のポイント

までは確定申告が不要になります。

単独で50万円分ものポイントを

もらい、使う機会はなかなかない

かもしれませんが、他にも一時所得

がある場合には、それらとの合算

で計算します。

たとえば、競馬・競輪などの

払戻金、懸賞やクイズなどの賞金

保険の満期保険金や解約返戻金

などがある場合は、一時所得が

年50万円を超えることも

考えられます。

この場合は、ポイント分も含めて

確定申告を行い、税金を納める

必要がでてきます。

★ポイントで所得控除の対象に
 なるものを買った場合は?

なお、少し細かな話になりますが

たとえば医薬品の購入費は

医療費控除の対象ですので

確定申告によって所得を

減らし、税金を安くする

ことができます。

このような所得控除の対象と

なるものを、ポイントを使って

買った場合、確定申告は

@値引きと同じと考えて
 現金で支払った分だけ
(ポイント使用後の金額だけ)
 所得控除額として確定申告する
Aポイント使用前の金額を
 所得控除額として確定申告し
 同時にポイント分を一時所得
 として算入する

のいずれかの方法で行います。

@のほうがわかりやすいとは

思いますが、実際に確定申告

を行う方は参考にしてください。

今のところ、買い物などで得た

ポイントは確定申告不要で

キャンペーンなどでもらった

ポイントも一時所得になるものの

他に一時所得がなければ50万円分

まで確定申告不要です。

そう考えると、ポイントによって

確定申告が必要になる方は

ほとんどいないのではないかと

思います。

もちろん、将来はわかりませんが

今のところはポイントの確定申告

を気にする必要はないでしょう。

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 130万以上)
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思います。お気軽にご相談下さい。

連絡先:t.yokoi@imple.net
担当:横井
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