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2019年02月02日

家事按分(あんぶん)とは?

確定申告で出る「家事按分」の基礎知識とは?

自宅で仕事をしている場合、家賃や電話代など

生活費と事業費が混在して請求されることが

多いですよね。

それらのうち、事業で使った分は経費として

計上することができます。

これを家事按分といいます。

今回は、確定申告をする際に知っておきたい

家事按分についてのやり方や注意点をまとめました。

フリーランスや個人事業主が確定申告で家事按分を

する際に、ポイントになるところには

どのようなものがあるのでしょうか。

まずは家賃や必要経費などを按分する際の

ルールや基準の決め方など、まず皆さんが

よく疑問に思う点から押さえておきましょう。

"SOHOスタイルの個人事業主にとって

自宅はプライベートの場であると同時に

仕事の場でもあります。

自宅にかかる費用のうち、仕事で使用している

分については、経費計上することができます。"

"家事関連費は、主に使用している割合や頻度など

で按分計算します。

例えば、自宅兼事務所として、月に家賃16万円を

支払っているとします。

そのマンションの4分の1を仕事場として使用している

とすると、必要経費として4万円を計上することができます。

青色申告は必要経費にできる家事関連費の範囲が

広いのが特徴です。白色申告の場合の家事按分

できる基準とともにその違いを見てみましょう。

「青色申告決算書」では、家事按分比率を設定でき

「家賃」「水道光熱費」「通信費」を按分。

家事按分による節税は青色申告者のなかでも

とりわけ節税意識が強い事業者がうまく活用しているようです。

白色申告者の場合は家事按分の際に注意する

点があります。それは上記の条件に加えて

「業務・仕事の部分の割合がおおむね50%超の
 家事関連費だけが対象」

だということです。

★家事按分できない支払いもある
住宅関連の支払いでも、家事按分の対象に

ならない場合もあります。

持ち家の住宅ローンの元本は必要経費にはなりません。

そのかわり、家屋の減価償却費や住宅ローンの金利

火災保険料や固定資産税は按分して必要経費に計上できます。

また、家事按分は月ごとに割合を変えてもいい

家賃の家事按分は仕事場の面積だけじゃなく

働いた時間でもいい

といった話は覚えておきたいところです。

上手に使って節税に努めましょう!


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