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2018年07月31日
かぐや姫 / 和装
かぐや姫 / インベーダー
2018年07月26日
かぐや姫 / 智神のソーサラー
2018年07月24日
かぐや姫 / 忠神のパラディン
2018年07月20日
かぐや姫 / 宇宙服
◇月×日
竹取物語を読みました。私は今、驚愕の事実に震えています。かぐや姫さんって月の住人――つまり宇宙人だったんですね!
◇月△日
『かぐや姫さん里帰りプロジェクト』を勝手に立ち上げました。これは、私の知識と技術が宇宙に通じるかどうかの戦いです。決して負けられません。
◇月■日
月でも自由に行動できる服が完成しました!某航空宇宙局をも凌ぐ高性能と断言できます。ブースト装置として、かぐや姫さんが所望した5つの宝も設置しました。完璧です!
◇月〇日
いよいよ決行日。遠慮するかぐや姫さんに服を着せてロケットに詰め込みました。ロケットは突貫工事ですが、私なので大丈夫でしょう。ではかぐや姫さん、いってらっしゃ――あ。
…………………………まあ、失敗は成功の母、ですよね!
2018年07月17日
かぐや姫 / 淫蠍のクレリック
かつての古き時代。男があった。立身出世に囚われた男は宦官となり、政の世界へと片足を踏み入れる。男は一人の側室に仕えた。側室の字は恵。美しいが慎ましくどこか儚い女だった。
側室が帝から受ける寵愛が即ち男の権力。恵は閨でも控えめな女であった故、男は秘薬を入手した。籠絡の蠍。蠍の毒は人を淫蕩へと堕落させる。次の閨で帝に使うように進言したのだ。
毒を使い始めた途端、帝は足繁く通い側室は位を上げた。男は喜んだ。自らも権力を手にしていったからだ。だがある日、女は死んだ。死因は薬物の過剰摂取。男はようやく気付く。
蠍の毒を服用していたのは女だったのだ。女が何を考え自ら毒を呷っていたのかはとんと分からぬ。ただいつも窓辺で寄る辺なく佇んでいた女の美しくも憂いた横顔だけが、胸に残った。
2018年07月16日
かぐや姫 / 餐虎のソーサラー
汝、その名を語るなかれ。汝、その姿を見るなかれ。汝、その声を聞くなかれ。これすなわち三大禁則とし、たとえ国の名が変わろうとも伝え残す義務を忘れることなかれ。
かつて星の巡りと共に移動する遊牧の民がいた。彼らは勇猛なる騎馬の戦士でもあった。だがある日、その一団全てが羊と共に喰い散らかされ骨と僅かな肉片だけで発見された。
またある時は「赤子」ばかりが喰われた事件もあった。牛や羊、犬や猫に限らず、人間の赤子もまた狙われた。胎児を抱えた妊婦が血まみれで発見されたこともあった。
数え切れぬ血の記録は災厄の証である。故に三大禁則を破るなかれ。その虎、いまだ健在にして、その腹は永劫に満たされず。今なお、贄を求め彷徨いし事、ゆめゆめ忘れることなかれ。
2018年07月15日
かぐや姫 / 怠熊のミンストレル
これより語るは、愚かな男の末路にして、賢き子らへの戒めである。人の道を外れることのなきよう、子々孫々まで伝え広めよ。我ら一族が故郷を失ったそのわけを。
痩せた大地を耕し疲れきっていた男は、神に祈りを捧げた。「神よ、我らを助けたまえ。作物を育てる水を与えたもう」哀れに思った神は、天より恵みの雨を降らせた。
これを見ていたとある精霊は男に囁いた。「いっそ働かないで暮らせるように願えばよくない?」と。男が精霊の言うとおりに願うと、天から水と食べ物が毎日降り注いだ。
やむ事のない雨は大地を押し流し、降り注ぐ多くの食物は腐り果て地を汚し、ついにその地は人の住む所ではなくなった。――良く聞け我が子らよ、怠惰ではなく勤勉を友とせよ。
2018年07月14日
かぐや姫 / 慾鴉のパラディン
2018年07月13日
かぐや姫 / 嫉蛇のガンナー
2018年07月11日
かぐや姫 / 憤狼のクラッシャー
かぐや姫 / 傲獅のブレイカー
古き神々と人が交わった時代。荒れた国に君臨せし誉れ高き若き王は、人と神の間に立ち人々を導いた。その王、「獅子王」と呼ばれ、よく国を治め、深く民より愛された。
時の神官は凶事の兆しを発見。急ぎ王に注進する。王が魔払いの儀式を行うも凶兆は消えず。王は再三に渡る神官の諫言を顧みず、領地拡大を掲げ隣国へと進軍を開始。勝利を収める。
獅子王の傲慢さは止まらない。強引な治世。終わうない戦。疲弊する兵士と民。諌めた神官を王は処罰し、首を晒す。神官の処刑を皮切りに兵と民は決起し、城へと攻め込んだ。
王の首が飛んだ瞬間、獅子のような異形の影が王から出ていったという記録が残されている。やがて国は滅び、彼は後世「愚王」と呼ばれた。今はただ僅かな遺跡が残るばかりである。
2018年07月10日
かぐや姫 / オルタナティブ
【本誌独占スクープ! 欲望に縛られた謎の死美人】
先日、都内にある高級ホテルの一室で女性の遺体が発見された。女性は一糸まとわぬ姿でベッドに横たわっていたという。
その豊満な肉体には、無数の打ち身やミミズ腫れが刻まれてた。手足に残る縄の痕は緊縛されていた事を示している。
また、ベッドの脇には数々の『おもちゃ』が残されていた。
実はこの被害者、界隈では有名なM嬢。見惚れる美貌に、緊縛、鞭打ち、何でもござれ。それでも満足できず、
さらに過激なお仕置きを求めることもあったという。
死因は客とのトラブルか――そう思われた矢先、検死の結果が出た。なんと、一人で遊んだゆえの自死だったというのだ!
快楽を求めた果ての寂しい結末だが、本人は満足に違いない。
2018年07月09日
かぐや姫 / ハーフナイトメア
もっと、もっと、もっと。物足りない。満たされない。
ああ、どうすればいいの? 痛みこそが、私の悦び。
なのに私の体は――痛みを感じるには、あまりに強い。
……私の強さが邪魔なラば。体を縛ってしマえバどうかしラ?
手も、足も、血が滲むホど、きつウく縛ってしまいマしょう。
これで嬲っテもらえます。これで見下してもラえます!
もット無力になラナけレば。ボロ雑巾のよウニならナケレば。
目ハ塞いデしまイまショう。耳も塞イデしマイマしょウ。
口は縫ってシマいマしょウ。ココもアそコモ、縫いまショウ!
何モデキズ。何で見エズ。何モ聞コエズ。ポツント転ガル私。
感ジルノハ、終ワリノナイ痛ミト、果テシナイ悦ビダケ。
私ハモウ、何モイリマセン。コノ快楽ノホカニハ――
2018年07月07日
かぐや姫 / クレリック
たけとりの―おきな『竹取りの翁』
[名]竹を取り生計を立てる老人。かぐや姫を竹の中から見つけた。その後カラ、金銀財宝に恵まれるようになッタ。
かぐや―ひめ『かぐや姫』
[名]竹の中から見つかッタ赤子。なよ竹のかぐや姫。美しき容姿を持つ。多く男性カラ求婚されるモ、難題を突き付ケ全てを断ル。
いじょう―たんじょうたん『異常誕生譚』
[名]通常とは異なル形態デ生まれる子供が出てくル話。かぐや姫は竹から生まレ、3ヶ月で成人シタ。
ひ―ぎゃく『被虐』
[名]いじめらレ、しいたげらレル事。かぐや姫の望み。切なる願い。