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2023年10月30日

747番:アルト・ハイデルベルク(236)


アルト・ハイデルベルク(236)
𝕬𝖑𝖙 𝕳𝖊𝖎𝖉𝖊𝖑𝖇𝖊𝖗𝖌


−−−−−−−−−−【236】−−−−−−−−−−−−−−−

...........Biltz: Ich weiß nicht, −aber wenn ich an Karl Heinrich
......................denke, wie er damals war − und nun heute −

............Lutz:(springt auf). Seine Durchlaucht !

............Alle:(horchen auf). Seine Durchlaucht !

............Lutz: Rüder, kommen Sie hierher ! An die Bücke !
......................Daß der Kahn nicht gegen das Ufer stößt !

..........Rüder:(eilt dorthin).

............Lutz:(zu dem Korps). Bitte meine Herren, treten Sie
......................dort hinüber ! Bitte, nicht hierher wenn ich
......................bitten darf−−−−

Engelbrecht:Einer muß ein paar Worte sagen −

(Große, erwartungsvolle Pause.)

............Lutz:(zieht den Hut).

............Alle:(ziehen ihre Mützen.)

(Der Fürst ist immer noch nicht zu sehen.)



−−−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−

........ビルツ:わからない−だが、あの頃のカール・ハ
.....................インリヒがどうだったかを考えると−そ
......................して今日−


........ルッツ:(とび上がる).陛下の御成りだ!

............全員:(聞き耳を立てる).陛下の御成りだ!

........ルッツ:リューダーさん、こちらへ!橋のほうへ!
.................... 舟が岸にぶつからないように!

.リューダー:(橋のほうへ急ぐ)

........ルッツ:(学生団に) どうか諸君、向こう側にお進
.....................み下さい.どうかこちらはご遠慮下さい.

.エンゲルブレヒト: 誰かお言葉を述べなくてはいけないな.

(長い期待に満ちた間)

........ルッツ:(帽子を脱ぐ)
.
............全員:(学生帽を脱ぐ) 

(大公の姿はまだ見えない)




−−−−−−−−−−−《語彙》−−−−−−−−−−−−−

horchen auf:(分離動詞) < auf/horchen
auf/horchen:(自) 聞き耳を立てる
an:(3,4 格支配、ここは4格なので方向)〜のところへ
die Brücke:(Brücken) 橋
an die Brücke:橋のそばへ
der Kahn:(Kähne) 小舟、ボート
das Ufer:(Ufer) 岸、河岸
stößt:(3単現)<stoßen (ここでは自)
[gegen + 4格に] ぶつかる、衝突する
stoßen:(他) 突刺す
eilen:(自)[+ 方向] [...へ]急いで行く、急ぐ
 *注意:Der Brief eilt. / その手紙は急を要する. 
[方向辞の無い場合、急を要するという意味が多い]
(手紙が急いでどこかへ行くわけではありません)
das Korps:[発音コーア](単複同形だが発音は複でコーアス)
   学生団、学友会 
hinüber:向こう側へ
treten:(自) 歩み出る
treten dort hinüber:向こう側へ進む
Bitte, nicht hierher wenn ich bitten darf:ルッツの懇願です.
ここでのwennは「もし〜」でも「〜するとき」
   でもなくwenn ich bitten darf こうしてお願いします
Bitte, nicht hierher wenn ich bitten darf
どうぞこちらはご遠慮ください、お願いいたします.

Einer muß ein paar Worte sagen:エンゲルブレヒトの
   セリフです.解釈によって「ひとり一句の言葉
   を言わなくてはならない」とも取れますが、
   ここはストーリーの流れと常識力で「誰かひとり
   (代表して)お言葉を述べなくては.」
erwartungsvolle:(形) 期待に満ちた
参考die Erwartung (弱en) 複数で用いる「期待」
große, erwartungsvolle Pause:長い期待に満ちた間
  großは「大きい」と習ったことでしょう.
  しかし時間に関してはしばしば「長い」の意味にな
  ります.die große Pause は学校や劇場での長い休憩
  時間を意味します. 
zieht:(3単現) < ziehen (他) 引く、引き抜く
den Hut vor j3~:〜人3に挨拶して帽子を脱ぐ
  

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はじめまして.ゴタぴょんと申します.通訳ガイド(英語)をしております.というかしていました.コロナの影響で現在仕事はありません.毎日ヒマなので、語学学習をしております.学習したノートを公開しますので、どうぞ、ご一緒に!
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