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2024年06月28日

1144番:ナナ(25)(エミール・ゾラ)


Émile Zola
−Nana−

ナナ(25)


−−−−−−−−−【25】−−−−−−−−−−−−−−−−−

Alors, Fauchery eut un rire approbatif, tandis
que la Faloise restait avec son compliment
étranglé dans la gorge, très choqué, essayant
de paraître goûter le mot.


..−−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 
 そうすると、フォシュリーまでもが賛成の笑みを浮か
べた.その一方でエクトル・ファロワーズはひどいショ
ックを受けて、自分の誉め言葉がのどにひっかかったま
まだった.そして言われた言葉が面白いと、見せかけに
努めるのだった.
 
   
..−−−−−−−−−⦅語句⦆−−−−−−−−−−−−−−−

alors:❶その時、そのころ、当時;
  ❷【接続詞的に】それで、だから、従って;
  ❸【間投詞的に】(話) じゃあ、さて、ところで、
  本文では❷の意味、
approbatif:(形) 賛成の、賞賛の;
Faloise:(人名) ファロワーズ、エクトル青年のこと、
tandis que:(接続句)
   ❶[同時] 〜する間に、している時に、
   ❷[対立] 〜であるのに、一方、しかるに、
étranglé(e):(形) ❶首を締められた、
   ❷締めつけられた、狭い、窮屈な;
   voix étranglée / 締めつけられたような声
restait:(3単半過去) < rester (自)
   rester + 属詞・様態、状態の補語:(ある状態に)
   とどまる、(ある状態の)ままでいる;
   Elle reste junne. / 彼女はいつまでも若い. 
avec son compliment étranglé:
   相手への誉め言葉が締めつけられて:
   <avec + 名詞 + 過去分詞など>のパターンでは
   <この中は>主述構造や述補構造を持つことが多い.
   誉め言葉(主)が締めつけられて(述)
   で「主述構造」となっている.
dans la gorge:のど元で
très choqué:非常にショックを受けて; < choquer
choquer :(他) ❶怒らせる、❷(良識に)そむく、反する
    ❸ショックを与える.
    本文は❸の受け身、「ショックを受けながら」
essayer de + 不定詞:〜しようと試みる、努める
goûter:(他) 味わう、楽しむ

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はじめまして.ゴタぴょんと申します.通訳ガイド(英語)をしております.というかしていました.コロナの影響で現在仕事はありません.毎日ヒマなので、語学学習をしております.学習したノートを公開しますので、どうぞ、ご一緒に!
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